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 題名:「どこにでもありそうな?町おこしの一幕」
<三題噺テーマ @「アメコミ」「豆大福」「長谷川町子」:出題者 シンペイ様>

この作品は『魂の兄弟』toraboさんの運営されておられるサイト「人類絶滅計画推進委員会」において、2013年1月〜3月に行われた『第一回人絶杯「三題噺大会」』に投稿参加させていただいた作品です。

お題提供者は シンペイさん 。
シンペイさんはもう一つ三題テーマを提供なさっていましたが(テーマA「テラフォーマーズ」「スペース1999」「坂本九」)、お一人で二つの提供でしたので、他の提供者様とのバランスを勝手に慮って、そちらは参加しませんでした。
……まあ、これとテーマCとの裏テーマになってますが。

夢のテーマ全部入れ!!

@「アメコミ」「豆大福」「長谷川町子」
A「テラフォーマーズ」「スペース1999」「坂本九」
B「密室」「シュールストレミング」「ジレンマ」
C「介護」「モビルスーツ」「決死隊」
D「半月」「犬」「鍵山雛」
E「徳川家康」「シュレディンガーの猫」「南極」
F「ストリキニーネ」「液状化現象」「金環日食」

本作では7部門21ワードの全てのテーマを注ぎ込みました。
……最初はこの作品だけの参加のつもりだったんですよ。
まさか、ほぼ全員のお題に挑戦することになろうとは、その時の私は思ってもいなかったのです。
無論、メインテーマはあくまで@「アメコミ」「豆大福」「長谷川町子」です。

それにしても、「長谷川町子」が難関でした。
最初は長谷川町子博物館を舞台に伝説の豆大福を奪い合うアメコミヒーローの話を考えたんですが、あまりにそのまんまでひねりがないので、「長谷川町っ子」という造語を使って話を変えてみました。(元・神戸っ子ですので思いつきました)
ダイマメフックはそのアメコミヒーローの残滓です。
これを作っているときに、「人類絶滅計画推進委員会」の掲示板で、三題噺(ショートショート)の書き方について議論が起こりまして、『三題噺(ショートショート)ごときにどんな設定持ち出す気だ』という一言を吐きました。
実はそのおかげで、ダイマメフックが壮大な話にならずに劇中劇で済んだのです。……いや、ほんとは済まなかったけど。
あの話題を出してくださった螺旋虎さんに改めて御礼を。

裏テーマは「カオス」。
カオスと言えば、徹夜明けのハイテンションってカオスだよな、と学生時分を思い出しながら書きました。

そして、なにやらこの作品を気に入ってくださった方がおられ、なんだか続きを要求するプレッシャーを感じたので……「豆大福人間ダイマメフック 第32話 さらばライバル! 愛する人よ!!」が創られることになりました。
登場人物三人の名前は、最初知り合いの名前を使っていましたが、テーマ全部入れで「坂本九」を使うことになったので、今の名前に。名前との関連は、「豆大福人間ダイマメフック 第32話 さらばライバル! 愛する人よ!!」の最後の「おまけ」でネタばらししています。


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