______________________________________________________________________
クリンゴン人名辞典
WHO'S WHO? KLINGONS 

A 
Alexander Rozhenko " 'aleqSanDer rojenqo* " [アレキサンダー・ロジェンコ](Jon Steuer ジョン・ストイヤー/ Brian Bonsall ブライアン・ボンソル)<TNG>/(Marc Worden マーク・ウォーデン)<DS9> [loD]
2366年(宇宙暦によると、TNG#52「メンサー星人の罠」の最中)、父ウォーフ "Worf"、母ケーラー "K'Ehleyr"との間に生まれた。 ケーラーは2367年(宇宙暦44246.3)、ウォーフの追放処分
(TNG#63「汚名〜クリンゴン戦士として〜"SINS OF THE FATHER"」)
の真相を探った為にデュラス "Duras"に殺され、アレキサンダーは地球にいるウォーフの養父母セルゲイ/ヘレナ・ロジェンコに預けられた。
(TNG#79「勇者の名の下に "REUNION"」)
2368年(宇宙暦45376.3)、ウォーフはアレキサンダーを引き取り、これ以降はエンタープライズに住む事になる。
(TNG#107「新ワープ航法ソリトン・ウェーブ "NEW GROUND"」)
2374年、クリンゴン防衛艦隊のバード・オブ・プレイ、I.K.S.ロタランに補充兵として着任した。
(DS9#127「過去を越えた絆 "SONS AND DAUGHTERS"」)
☆Marc Worden はENT#91「クリンゴンの苦境 "AFFLICTION"」でクリンゴンの囚人を演じています。

Amar " 'amar* " [アマー](映像には未登場)<VGR> [loD]
コーラー "Kohlar"の祖先で、コラックス "Kolax"の息子。
(VGR#160「預言の子 "PROPHECY"」)

Antaak, Doctor "'anta'aq* " [アンタアク](John Schuck ジョン・シャック)<ENT> [loD]
クリンゴンのドクター。
西暦2154年、クリンゴンのクバット・コロニーでウィルスの研究を行っていた。
(ENT#91「クリンゴンの苦境 "AFFLICTION"」、ENT#92「優生クリンゴン "DIVERGENCE"」)
☆John Schuck は劇場版4「故郷への長い道 "THE VOYAGE HOME"」、劇場版6「未知の世界 "THE UNDISCOVERED COUNTRY"」でクリンゴン人の大使を、DS9#41「戦争回避 後編 "THE MAQUIS, Part II" 」でパーン総督を、VGR#142「ヴォイジャーの神々 "MUSE"」でコーラス#2を演じています。

Arne Darvin [アーン(アルヌ)・ダーヴィン](Chrlie Brill チャーリー・ブリル)<TOS,DS9> [loD]
シャーマン星開発プロジェクトの責任者の助手で、顔を整形手術で人間に変えたクリンゴン。
2267年(宇宙暦4523.3)、プロジェクトを妨害する為、宇宙ステーションK−7に保管されていた穀物クアドトリティケールに毒を混ぜた。
(TOS#43「新種クアドトリティケール "THE TROUBLE WITH TRIBBLES"」)
2373年、時間を司るベイジョーの発光体を使って106年前のステーションK−7へ行き、この事件の時自分の正体を見破ったカークを暗殺しようと企んだ。
(DS9#104「伝説の時空へ "TRIALS AND TRIBBLE-ATIONS"」)

A'trom " 'atrom " [アトロム](映像には未登場)<DS9> [loD]
2373年(カーレス暦998年)、ガウロンからバトラフ勲章を授かったハス "Huss" の父親。
(DS9#99「可変種の脅威 第二幕:後編 "APOCALYPSE RISING"」)

Atul " 'atul* " [アトゥル](Dennis Madalone デニス・マダローン)<DS9> [loD]
クリンゴン情報部のエージェント。
2371年にDS9のクワークのバーでロミュラン人と乱闘を演じた3人の内の一人。
(DS9#63「DS9破壊工作 "VISIONARY"」)
☆デニス・マダローンはDS9、VGRのスタント・コーディネーター。 彼はDS9#43「二人のキラ "CROSSOVER"」、DS9#65「鏡の裏のシスコ "THROUGH THE LOOKING GLASS"」、DS9#92「鏡合わせのジェニファー "SHATTERED MIRROR"」で片目のテラン人を演じています。

Azetbur " 'atlhetbur" [アゼトバー](Rosana Desoto ロサナ・デソト)<劇場版6> [be']
2293年当時のクリンゴン宰相ゴルコン "Gorkon"の娘。 同年、父親が暗殺され、クリンゴン最高評議会の総裁となる。 父の和平政策を受け継ぎ、クリンゴンと連邦の間にキトマー条約を締結した。
(劇場版「スタートレックVI-未知の世界- "STAR TREK VI: THE UNDISCOVERED COUNTRY"」)
☆「スタートレックVI-未知の世界-」は「潜入!ロミュラン帝国」放映後間もなく公開されました。 この二つは、互いの内容がリンクする構成になる様企画されています。

B 
B'Elanna Torres "beylana'toreS" [ベラナ・トレス](Roxann Dawson ラクサン・ドウスン)<VGR> [be']
人間の父ジョン・トレスとクリンゴンの母ミラル "Miral" の間に生まれたハーフ。 宇宙艦隊アカデミーへ入学したが、2年で自主退学し、その後マキ(カーデシアに対してゲリラ活動を行う組織)に参加する。
2371年(宇宙暦48315.6)、カーデシア艦から逃亡中ガンマ宇宙域へ飛ばされ、同様に飛ばされてきて乗員の半数を失ったU.S.S.ヴォイジャーのクルーに加えられる。
(VGR#01「遥かなる地球へ:前編・後編 "THE CARETAKER, PartI & PartII"」)
技術者として一流の腕を持ち、その才能を買われ正規の艦隊士官を抑えてヴォイジャーの機関主任に抜擢される。
(VGR#03「ブラックホールからの脱出 "PARALLAX"」)
2377年(宇宙暦54058)、ヴォイジャーの主任パイロット、トム・パリスと結婚し、同年に第一子(後のミラル・パリス)の妊娠が判明した。
(VGR#149「愛の危機 "DRIVE"」、VGR#158「母となる者の孤独 "LINEAGE"」)
☆「母となる者の孤独 "LINEAGE"」での少女の頃のベラナは、ジェシカ・ゲオナ(Jessica Gaona) が演じています。

B'Etor "be'etor " [ベトール](Gwynyth Walsh グウィニス・ヲルシュ)<TNG,DS9,劇場版7> [be']
帝国で政治的に影響力のあるデュラス "Duras"家の一人でデュラスの下の妹。
2367年(宇宙暦44995.3)、デュラスがウォーフに殺され、同年の末に姉ルーサ "Lursa"と共に兄の私生児トラル "Toral"を最高評議会総裁の座に付けようとし、それが原因でクリンゴンにおける内戦が起こった。
(TNG#98,99「クリンゴン帝国の危機:前編・後編 "REDEMPTION, PartI & PartII"」)
計画が失敗に終わり、2年間身を隠していたが、2369年、姉妹は軍資金調達の為にベイジョー人テロ組織コー・マにビリトリウム爆薬を売ろうと企んだ。
(DS9#4「スペース・テロリスト ターナ・ロス "PAST PROLOGUE"」)
2370年(宇宙暦47779.4)、二人はウォーフの息子アレキサンダー "Alexander"の暗殺未遂容疑をかけられ、U.S.S.エンタープライズに召還される。
(TNG#171「クリンゴン戦士への道 "FIRSTBORN"」)
2371年(宇宙暦48632.4)、姉妹は再び帝国を手中に収めるべく、トリアン・ソラン博士と協力体制を取った。 ソランが時空を超えた世界「ネクサス」へ行く計画に手を貸せば、ソランが秘密裏に備蓄していた強大な破壊力を持つトリリチウムを入手できる。捕らえたラフォージのバイザー "V.I.S.O.R."に細工をしてからエンタープライズに返し、エンタープライズのシールド周波数を知った姉妹はエンタープライズを攻撃し修復不能なダメージを与える。 だがエンタープライズの反撃でバード・オブ・プレイは爆破され、ベトールはルーサと供に死亡した。
(劇場版「ジェネレーションズ "STAR TREK: GENERATIONS"」)
☆ベトールを演じたグウィニス・ヲルシュは、VGR#78「心の罪を裁く星 "RANDOM THOUGHTS"」でニミラ主任調査官を演じています。

B'iJik "bayjIq* " [バイジック](Erick Avari エリック・アヴァリー)<TNG> [loD]
2368年(宇宙暦45236.4)当時の最高評議会の下級官僚。 ピカード艦長がロミュラン帝国に潜入するのに使用するバード・オブ・プレイの貸し出し要求を総裁ガウロン "Gowron"に伝えた人物。
(TNG#109「潜入!ロミュラン帝国:前編 "UNIFICATION, PartI"」)
☆バイジックを演じたエリック・アヴァリーは、DS9#61「三匹の毒蛇 "DESTINY"」でヴェデク・ヤルカを演じています。

Ba'el "ba'el* " [バエル](Jennifer Gatti ジェ二ファー・ガティ)<TNG> [be']
ウォーフが両親を失ったキトマー "QI'tomer"大虐殺
(TNG#18「さまよえるクリンゴン戦士 "HEART OF GLORY"」)
の生き残りの一人であるクリンゴン女性ギラル "Gi'ral"と、収容所の指揮官であるロミュラン人トカス "Tokath"との間に生まれたハーフ。 カラヤ星系のロミュランの収容所で生まれ育った。
(TNG#140,141「バースライト:前編・後編 "BIRTHRIGHT, PartI & PartII"」)
☆バエルを演じたジェ二ファー・ガティは、VGR#21「現実への脱出 "NON SEQUITUR"」でハリー・キムの婚約者リビーを演じています。

Barak-Kadan "baraq qaDan* " [バラク・カダン](映像には未登場)<DS9> [loD]
クリンゴンのオペラ歌手。ウォーフは彼の歌唱スタイルを好んでいる。
(DS9#101「クワークの再婚 "LOOKING FOR PAR'MACH IN ALL THE WRONG PLACES"」)


Barot "barot " [バロット](映像には未登場)<DS9> [loD]
テヴィス "T'Vis"の父親。
(DS9#99「可変種の脅威 第二幕:後編 "APOCALYPSE RISING"」)

Bo'rak "boraq* " [ボラク](Bob Minor ボブ・マイナー)<DS9> [loD]
クリンゴン情報部のエージェント。
2371年にDS9のクワークのバーでロミュラン人と乱闘を演じた3人の内の一人。
(DS9#63「DS9破壊工作 "VISIONARY"」)

Brok'Tan "bIroqtan* " [(ブロク・タン)](John Kenton Shull ジョン・ケントン・シャル)<VGR> [loD]
2376年、ベラナの臨死体験の中で、死者の船に乗っていたクリンゴンの一人。
(VGR#123「さまよえるクリンゴンの魂 "BARGE OF THE DEAD"」)
☆名前は作品中では言及されていません。
☆ジョン・ケントン・シャルはTNG#171「クリンゴン戦士への道 "FIRSTBORN"」でクリンゴン・オペラのモロー役の人物を、DS9#70「シャカールの乱 "SHAKAAR"」で無名の保安部士官を、DS9#86「新たなる戦線 "RETURN TO GRACE"」でクリンゴン人のク・テマングを、VGR#43「ケイゾン総攻撃 後編 "BASICS, PartII"」で無名のケイゾンを、VGR#169「帰り行く処 "HOMESTEAD"」でノコナ司令官を、CD-ROM/iOSアプリ『STAR TREK: KLINGON !』でTorghn(トーグン)を演じています。

Bu'kah "bu'qaH* " [ブ・カー](Michelle C. Bonilla ミシェル・C・ボナイラ)<ENT> [be']
ラプター級スカウト・シップ、ソムロウ "SamraH"の士官。
2151年、この艦のクルーのほぼ全員がウィルスに感染した際、一人だけ低体温室にいて毒の影響を免れた。
(ENT#14「名誉に生きる者 "SLEEPING DOGS"」)

C 
Ch'par "chIpar* " [チュ・パール](映像には未登場)<DS9> [loD]
クリンゴン艦隊の士官で、2373年、修理の為にDS9に寄港したバード・オブ・プレイのエンジニア。
(DS9#113「敗れざる者・後編 "BY INFERNO'S LIGHT"」)

Ch'pok "chIpoq* " [チュポック](Ron Canada ロン・カナダ)<DS9> [loD]
ウォーフがディファイアントでカーデシア船団の護衛をしていて、誤ってクリンゴンの民間船を撃墜してしまった事をクリンゴン帝国が告訴した時、ウォーフの身柄をクリンゴンへ引き渡す様に求めた訴追人。 だがこの事件は、連邦がカーデシア船を護衛する事を止めさせようとした帝国の策略だった。
(DS9#90「裁かれるウォーフ "RULES OF ENGAGEMENT"」)
クリンゴン防衛艦隊に勤務しているカトグ "Katogh" はチュポックの息子である。
(DS9#127「過去を越えた絆 "SONS AND DAUGHTERS"」)
☆ロン・カナダはTNG#116「遺伝子操作惑星 "THE MASTERPIECE SOCIETY"」でマーティン・ベンベックを演じています。

Ch'Rega "chI'regha* " [チェレガ](Peggy Jo Jacobs ペギー・ジョウ・ジェイコブス)<VGR> [be']
100年以上前に預言書を見付け、その内容に従ってバトルクルーザーで宇宙へと旅だった一派の末裔の一人。 一度ハリー・キムに求愛し、その後ニーリックスと激しい夜を共にした。
(VGR#160「預言の子 "PROPHECY"」)

Ch'Targh "chI'targh* " [チ・ターグ](Sam Zeller サム・ツェラー)<DS9> [loD]
熟練したクリンゴン戦士。
2374年、主任パイロットとしてマートク将軍指揮下のバード・オブ・プレイ、ロタラン "Rotarran" に勤務し、ドミニオンとの戦闘に参加した。
(DS9#127「過去を越えた絆 "SONS AND DAUGHTERS"」)

Chang ,General "cheng Sa' " [チャン将軍](Christopher Plummer クリストファー・プラマー)<劇場版6> [loD]
2293年当時の、クリンゴン宰相ゴルコン "Gorkon"の主席補佐官。 平和の到来を恐れ、宇宙艦隊のカートライト提督達と共謀し和平交渉を行おうとしていたゴルコンの暗殺を企てた。
(劇場版「スタートレックVI-未知の世界- "STAR TREK VI: THE UNDISCOVERED COUNTRY"」)

D 
D'Ghor "Dughor* " [ドゥゴール](Carlos carrasco カルロス・カラスコ)<DS9> [loD]
2371年、長年争っていたコザック "Kozak" がDS9で死んだ事を知り、コザックの妻グリルカ "Grilka" の家督を潰そうと企てた。 クワークは客寄せ目的で、コザックの事故死を自分が決闘で殺したと話していたが、ドゥゴールはクワークから真相を聞き出した上で決闘による死ならばコザック家が取り潰しになる為、事故死は不名誉なので隠し通すようにと脅した。
(DS9#49「クワークの結婚 "THE HOUSE OF QUARK"」)
☆ドゥゴールを演じたカルロス・カラスコはDS9#92「鏡あわせのジェニファー "SHATTERED MIRROR"」でクリンゴン人士官を、VGR#55「密売人 "FAIR TRADE"」でバラットを、DS9#139「非情の捜査線 "HONOR AMONG THIEVES"」でクロールを演じています。

Darok "Deroq* " [ダロック](Neil Vipond ネイル・ヴァイポンド)<DS9> [loD]
年老いたクリンゴン艦隊の兵士。
2375年、マートク "Martok" の指揮した旗艦チュ・タン "Ch'tang" に乗っていたクルーの一人。
(DS9#157「今一度あの勇姿を "ONCE MORE UNTO THE BREACH"」)
☆ダロックを演じたネイル・ヴァイパンドはVGR#168「原始惑星の人々 "NATURAL LAW"」でクレッグを演じています。


Dennas "DennaS " [デナス](Clare McConnell クレア・マコンネル)<DSC> [loD]
2256年、ドゥゴール "D'Ghor"家の首長として、トゥクヴマの呼びかけに応じ連邦との戦争に参加した。
(DSC#02「連星系の戦い "Battle at the Binary Stars"」、DSC#06「忘却の川 "Lethe"」、DSC#15「新たなる旅立ち "Will You Take My Hand?"」)

Divok "DIvoq* " [ディヴォク](Charles Esten チャールズ・エステン)<TNG> [loD]
英雄カーレスの信奉者。
2369年(宇宙暦46852.2)、ウォーフが聖地ボレス "Boreth"を訪れた時、修道院で修行をしていた。
(TNG#149「クリンゴン神カーレスの復活"RIGHTFUL HEIR"」)
☆ディヴォクを演じたチャールズ・エステンはVGR#48「偽善者の楽園 "REMEMBER"」でデイサン・アラリスを演じています。

Doran "Doran* " [ドゥラン](俳優名不明)<DS9> [be']
クリンゴン艦隊の兵士で、ウマー "W'mar " の娘。
2374年、クリンゴン防衛艦隊のバード・オブ・プレイ、I.K.S.ロタランに補充兵として着任した。
(DS9#127「過去を越えた絆 "SONS AND DAUGHTERS"」)

Dorg "Do'rIgh* " [ド―グ](Colton Dunn コルトン・ダン)<LDS> [loD]
2381年、バード・オブ・プレイ チタ "che'ta' " の艦長だったが、パクレド人を利用して陰謀を企んでいた事が露見し、マア "Ma'ah" により殺された。
(LDS#19「wej Duj "wej Duj"」)

Drex "DIreQ* " [ドレックス](Obi Ndefo オビ・ヌデフォ)<DS9> [loD]
マートク "Martok" 将軍の息子。
2372年(宇宙暦49011)、ディープスペース・ナインのクワークのバーでウォーフに殴り倒された。
(DS9#73「クリンゴンの暴挙:前編 "THE WAY OF WARRIOR, PartI"」)
☆ドレックスを演じたオビ・ヌデフォはVGR#132「超進化惑星の煌き "BLINK OF AN EYE"」でケレメインを演じています。

Duras "DuraS" [デュラス](Patrick Massett パトリック・マセット)<TNG> [loD]
帝国で強大な政治力を持つ家の主で、ジャロッド "Ja'rod" の息子。
2366年、キトマー "QI'tomer" 大虐殺で父親がロミュランと内通していた証拠を隠す為、ウォーフの父モーグ "Mogh" に罪をかぶせるように証拠を捏造した。
(TNG#63「汚名〜クリンゴン戦士として〜 "SINS OF THE FATHER"」)
2367年、評議会の総裁クンペック "K'mpec" を暗殺した後、デュラスはもう一人の総裁候補ガウロン "Gowron" 暗殺を企てた。 継承の儀式の間に、ケーラー "K'Ehleyr" がウォーフに汚名を着せた、証拠の捏造の真相を探り当てた為、デュラスは彼女を殺害した。 ウォーフは妻の敵を討つため復讐の権利を行使してデュラスと決闘し、デュラスは敗北、すなわち死を迎えた。
(#79「勇者の名の下に "REUNION"」)

Duras "DuraS* " [デュラス](Daniel Riordan ダニエル・リオーダン)<ENT> [loD]
2152年当時、巡洋戦艦ボータスの艦長を務めていた。
同年、ナレンドラ3号星で行われたジョナサン・アーチャーの裁判で、証人として証言した。
その約2ヵ月後、アーチャーを捕らえるため、バード・オブ・プレイでエンタープライズNX−01を追跡・攻撃したが、反撃にあい死亡した。
(ENT#45「反逆の法廷 "JUDGMENT"」、ENT#52「帰還なき旅 "THE EXPANSE"」)
☆ダニエル・リオーダンはTNG#19「宇宙戦士への道 "COMING OF AGE"」でロンドンを、DS9#164「第五の月“ジェラドー” "PROGRESS"」では第一の護衛を演じています。
☆当然ながら、TNGで登場したデュラス "Duras" の祖先にあたると思われます。

G 
G'Trok "ghItroq* " [グ・トロク](映像には未登場)<DS9> [loD]
クリンゴンの詩人。 彼の詩『カーンの没落』"The Fall of Kang" は宇宙艦隊アカデミーで必修となっている。
(DS9#60「愛の幻影 "SECOND SIGHT"」)

Gi'ral "ghIral* " [ギラル](Christine Rose クリスティン・ローズ)<TNG> [be']
ウォーフが両親を失った2346年のキトマー "QI'tomer" の虐殺
(TNG#18「さまよえるクリンゴン戦士 "HEART OF GLORY"」)
で生き残った女性。 無益な殺人を望まない収容所のロミュラン人指揮官、トカス "Tokath" によってカラヤ星系のロミュランの収容所に投獄された。 クリンゴンにとって捕虜になる事は恥なので、故郷の家族に恥が及ばないよう、公式には死亡したとされている。 彼女は収容所で暮らす内にトカスと結婚し、ハーフの娘バエル "Ba'el" を生んだ。
(TNG#140,141「バースライト:前編・後編 "BIRTHRIGHT, PartI & PartII"」)

Gorkon ,Chancellor "ghorqon" [ゴルコン宰相](David Warner デヴィッド・ヲーナー)<劇場版6> [loD]
2293年(宇宙暦9521.6)当時のクリンゴン最高評議会の指導者。 衛星プラクシスの爆発で母星が打撃を受け、軍備の維持が難しくなった為、惑星連邦との和平交渉を行おうとしたが、それを望まない反対勢力によって暗殺された。
(劇場版「スタートレックVI-未知の世界- "STAR TREK VI: THE UNDISCOVERED COUNTRY"」)
☆ゴルコンの名は、宇宙艦隊の宇宙船に受け継がれています。 2369年に、ボーグの襲来に備えた防衛艦隊に配備されたU.S.S.ゴルコン(NCC-40512,エクセルシオール級)がそれで、この時はナチェフ中将(DS9では「ナチェルエフ提督」)がこの艦の指揮にあたりました。
(TNG#150「ボーグ変質の謎:前編 "DESCENT, PartI"」)
☆「スタートレックY-未知の世界-」はTNG「潜入!ロミュラン帝国」放映後、間もなく公開されました。 この二つは、互いの内容がリンクする構成になる様企画されています。

Goroth "ghorotlh* " [ゴロス](Michael Garvey マイケル・ガーヴェイ)<ENT> [loD]
2152年、クリンゴン・バード・オブ・プレイの艦長を務めていた。 ルラペンテを脱獄したジョナサン・アーチャーを捕らえるために、賞金をかけて探していた。
(ENT#51「狙われた首 "BOUNTY"」)

Gowron ,Chancellor "ghawran" [ガウロン](Robert O'reilly ロバート・オライリー)<TNG,DS9> [loD]
エムレル "M'Rel"の息子。
2367年(宇宙暦44246.3)にクンペック "K'mpec" が暗殺された後、最高評議会指導者の座をデュラス "Duras" と争うが、デュラスが死んだ為に彼が指導者となった。
(#79「勇者の名の下に」)
デュラス家のルーサ "Lursa" とベトール "B'Etor" がこれに反発し、裏でロミュランと手を組んでデュラスの私生児トラル "Toral" を最高評議会総裁の座に付けようと企み、それが原因で2368年(宇宙暦44995.3)、クリンゴンにおける内戦が起こった。
(TNG#98,99「クリンゴン帝国の危機:前編・後編」)
2369年(宇宙暦46852.2)には、カーレス "Kahless" のクローンを「皇帝」と言う儀式的な立場に置き、クリンゴンの精神的指導者とした。
(TNG#149「クリンゴン神カーレスの復活 "RIGHTFUL HEIR"」)
2371年、グリルカ "Grilka" の家を守ろうとするクワークとドゥゴール "D'Ghor" の決闘に立ち会ったガウロンは、武器を捨てたクワークに剣を振りかざすドゥゴールを見て、不名誉の罪で彼を追放処分にした。
(DS9#49「クワークの結婚 "THE HOUSE OF QUARK"」)
2372年、カーデシア連邦がドミニオンに支配されているとして、ガウロン率いるクリンゴン艦隊はカーデシアへ侵攻。 これに惑星連邦が反対する姿勢をとった為、連邦/クリンゴン間の79年に及ぶ平和条約は破棄された。
(DS9#73「クリンゴンの暴挙:前編 "THE WAY OF WARRIOR, PartI"」)
2373年(宇宙暦50564)、ガウロンは、ベンジャミン・シスコのドミニオンの脅威に対抗する為に同盟を結びたいとする希望に応え、再び惑星連邦とクリンゴン帝国は同盟関係となった。
(DS9#113「敗れざる者:後編 "BY INFERNO'S LIGHT"」)
2375年、ガウロンはクリンゴン艦隊を無理な命令で疲弊させたため、帝国の未来の為に決闘を挑んだウォーフの挑戦を受け、ウォーフに殺された。
(DS9#172「嵐に立つ者たち "TACKING INTO THE WIND"」)
☆ガウロンを演じたロバート・オライリーは Bobby Reilly という名前でDS9#165「アドリブ作戦で行こう! "BADDA-BING BADDA-BANG"」で会計士(countman)を、ENT#51「狙われた首 "BOUNTY"」でカゴ(Kago-Darr)を演じています。

Grilka "ghIrIlqa' " [グリルカ](Mary Kay Adams メアリー・カイ・アダムス)<DS9> [be']
2371年、DS9でクワークともみ合いになり、事故で死んだコザック "Kozak" の未亡人。
家を潰そうと企む長年の敵、ドゥゴール "D'Ghor" から家を守る為、「決闘の勝者は相手の家を奪える」と言う法を利用してクワークを拉致し自分の夫にした。
(DS9#49「クワークの結婚 "THE HOUSE OF QUARK"」)
2373年、クワークに合う為に再びDS9を訪れた。
(DS9#100「クワークの再婚 "LOOKING FOR PAR'MACH IN ALL THE WRONG PLACES"」)

H 
H'ohk "Hoq* " [ホウク](映像には未登場)<VGR> [Sovbe']
宇宙艦隊アカデミーの教官の一人で、キャサリン・ジェインウェイがアカデミー時代、クリンゴン生理学を学んだ教授。
(VGR#60「ドクターの内なる闇 "DARKLING"」)

H'Ta "Hu'tar* " [フッター](俳優名不明)<DS9> [loD]
カーマー "Kahmar"の息子。
2373年(カーレス暦998年)、クロノスにおいて、ガウロンよりバトラフ勲章を授かった。
(DS9#99「可変種の脅威 第二幕:後編 "APOCALYPSE RISING"」)

Hij'Qa "HIjQa'* " [(ヒージカ)](Sherman Augustus シャーマン・オーガスタス)<VGR> [loD]
2376年のベラナの臨死体験の中で、死者の船に乗っていたコーター "Kotar" の部下のクリンゴン人。
(VGR#123「さまよえるクリンゴンの魂 "BARGE OF THE DEAD"」)

Hon'Tihl "HontIl* " [ホン・ティル](Tom Towles トム・タウルス)<DS9> [loD]
クリンゴン・バード・オブ・プレイ、トーカート号"Toh'kaht"の一等航海士(副長)。
2369年(宇宙暦46922.3)、トーカートはガンマ宇宙域の生物学調査から戻った直後爆発、ホン・ティルはその時DS9にビーム転送されたが間もなく死亡した。
(DS9#16「反逆のテレパス・エネルギー "DRAMATIS PERSONAE"」)
☆ホン・ティルを演じたトム・タウルスはVGR#61「謎の小惑星 "RISE"」でヴェトム博士を演じています。

Huraga "Huragha'* " [フラガ](William Dennis Hunt ウィリアム・デニス・ハント)<DS9> [loD]
ウォーフの父モーグ "Mogh"の古い友人。
2372年、DS9に着任したばかりのウォーフは彼からクリンゴン艦隊の不審な進軍行動について真相を聞き出した。
(DS9#73「クリンゴンの暴挙:前編 "THE WAY OF WARRIOR,PART1"」)
☆フラガの名は作品中には登場しません。

Huss "HuS " [ハス](俳優名不明)<DS9> [be']
アトロム "A'trom"の娘。
2373年(カーレス暦998年)、クロノスにおいて、ガウロンよりバトラフ勲章を授かった。
(DS9#99「可変種の脅威 第二幕:後編 "APOCALYPSE RISING"」)


J 
J'Ddan "jIDan* " [ジダン](Henry woronicz ヘンリー・ウォロニックズ)<TNG> [loD]
連邦・クリンゴン間で行われている交換派遣プログラムで、D型エンタープライズに2367年(宇宙暦44769.2)に乗艦したクリンゴン人の宇宙生物学者。 実はロミュランのスパイで、機密コンピューター・ファイルを盗もうとしていた。
(TNG#93「疑惑 "THE DRUMHEAD"」)
☆ヘンリー・ウォロニックズは VGR#65「遠隔起源説 "DISTANT ORIGIN"」でフォーラ・ゲイガン(Forra Gegan)を、VGR#91「700年後の目撃者 "LIVING WITNESS"」でコーレン(Quarren)を演じています。

Japar "japar* " [ギバー](映像には未登場)<DS9> [loD]
2373年(宇宙暦50564)、ガウロンの率いる艦隊でバード・オブ・プレイのエンジニアを務めていた、クリンゴン艦隊の中尉。 プラズマやけどを負い、DS9でDr.ベシア(に化けた可変種)に治療を受けた。
(DS9#113「敗れざる者・後編 "BY INFERNO'S LIGHT"」)
☆日本語吹き替え・字幕では「ギバー」となってますが、スペルは "Japar" で、「ジェパー」と発音されてます。

Ja'rod "jaroD* " [ジャロッド](映像には未登場)<TNG> [loD]
2346年、クリンゴンのキトマー "QI'tomer" 前哨基地において、機密事項である防衛アクセスコードをロミュランに送信した事で4000人のクリンゴン人が殺され、後に「キトマーの虐殺」と呼ばれる事件を引き起こした張本人。
後の2367年(宇宙暦43685.2)、ジャロッドの息子デュラス "Duras" は、キトマーで死んだウォーフの父にしてジャロッドの政敵、モーグ "Mogh"に罪を被せようと証拠の捏造を行った。
(TNG#63「汚名〜クリンゴン戦士として〜 "SINS OF THE FATHER"」)


☆名前、および英字表記の不明な人物は記載していません。
制作・茶月 chaDQI' (Earthdate:9902.08 (Lastupdate:2110.17) )


もどる

阿佐ヶ谷村公民館 ______________________________________________________________________