日本ギター合奏連盟会員の皆様へ

理事長就任にあたって     

長尾和彦

 日本ギター合奏連盟会員の皆様におかれましては、平素より当連盟への格別なる御理解ご協力を賜りまして、心から感謝申し上げます。

 さて、去る2003年5月18日に開催されました当連盟の総会におきまして、役員の改正が行われ、奈良守康理事長の御勇退を受けて、新理事長に推輓されましたので、ここに慎んで御報告申し上げる次第です。 奈良理事長におかれましては世代交代の必要性を唱えられ、人事の刷新を強く希望されての御勇退ではありましたが、まだまだお若く当連盟に欠かすことの出来ない存在として慰留申し上げたのですが、御決意は固かったのでございます。常任理事会から後任候補の一人としてこの私が推挙され、いまだその任にあらずと一度はお断り申し上げたのですが、関係各位からもたっての要請を受けて、総会の全会一致の御信任を戴いた次第です。

 私は、当連盟草創の故河野賢先生より、合奏連盟創立直後に力を貸して欲しいと出廬を促され、合奏団も持たない私に託された任務は主として広報部門でありました。ジャーナリストの端くれとして当連盟を側面から見守り続け、助言も苦言も忌憚なく呈して参りました。その間に活動内容も充実し、会員も増えて今日の大きな組織となって参りました。そんな連盟の理事長に押し上げられて重責を全う出来るのかいささか不安もありますが、私もギター合奏で育った一人、愛すべきギター合奏の発展のために微力ながら資することができるならそれも本望でありますし、河野先生のギター合奏に注がれた熱き思いに報いることにもなると確信し、お承けした次第です。

 既に有能な常任理事達によって、新年度の事業計画も練られており、私はそれらが確実に実行されて行くよう舵取りをして参ります。時あたかも今年が当連盟創立15周年の節目の年に当り、記念事業も計画されていますので、成功させるべく一致団結して事に当る所存です。

 どうか皆様の御理解御協力と、今後一層の御指導御鞭撻を衷心よりお願い申し上げまして、理事長就任のご挨拶とさせていただきます。

 平成15年5月20日