村井玲至　profile

		■Profile■
		東京都生まれ。武蔵野音大ピアノ科卒業。菅野眞子、水本雄三、栗田和雄、ジョルジュ・ナードルの各氏に師事。デビューリサイタルを皮切りにジョイントコンサート等で研鑚を積むかたわら、弦楽器、声楽を中心に伴奏活動を行う。また、後進の指導にあたる。現在、“聴衆が楽しめること”を一番大切に考えたスタイルを展開。 For The Audience I Love　と題したピアノライブを2002.10.19にお茶の水にてスタート。続いて、2003.6.20には地元さいたま市では初めてのライブ。他に、2005年にはルーマニアの民族楽器パンフルート奏者の第一人者大束晋氏とのDuo “Gentle-Winds” を結成。日本各地で活動中。また、各ジャンルにもレパートリーを拡げ、オリジナルにおいて作曲はピアノ曲のみならずポッブスも手がけ、雑誌「プレザンテ」で高い評価を得た。

		■My concepts of a pianist■
		「ピアニストとして自分がどうありたいか？」今までいろいろと思い描いてきましたが、最近自覚しました。「僕の演奏で多くの方に楽しんでいただく」ことが、僕にとって何よりも大切な事であり、幸せなことなのだと…。僕は決して難しいから良い曲だとは思わない。教本のブルグミューラーやソナチネ等にも実は、とても素敵な曲がたくさんあります。こういった単なる練習曲で終わってしまいがちな曲も、これから先、僕流に自由に演奏することがあるかもしれません。国が違い、時代が違っても「良いもの」は良い。誰からも愛さてきた曲だからこそ演奏する価値があると思っています。これらが、僕の演奏によって皆さんのお気に入りに加わることを願っています。