「大西洋小咄 No2」        by Oldsolt       Date: 10 Feb 2005                                               

日本人、ドイツ人、英国人、アメリカ人、フランス人にそれぞれ「ヨット」につ いての論文を

書かせた。  その結果、

ドイツ人は「流体力学的及び波浪力学並びに材料工学に基づく船体設計と新素材 開発」

という題名であった。

「荒天におけるヨットの操帆・操船術、極限状態下の航海術及び生存方法」というのを論

じたのは英国人。

陽気でヤンチャなアメリカ人は「沢山の若い女性を贅沢な気分で楽しませることの出来

る大型艇の設計と内装」について豊富なカラ−写真入りで解説した。

フランス人は「五つ星レストランに匹敵するヨットのギャレ−設計及び高級食材 の仕入

れ並びに調理法及びワイン選別法」だった。


そして、

日本人は「ヨットの市場性及び市場に於ける競争力確保の為の製造原価論」なる 論文

を書いた・・・・・。


















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