「護衛艦歓迎航行」 2005.5.15 By Oliveyz Date: 16.May.2005
護衛艦「はつゆき」 |
今年も、船橋港に海上自衛隊の護衛艦2艘が来訪してくれました。 昭和54年、海洋少年団関東大会にて船橋団がホスト役を務めました。 主賓に、海軍ゆかりの今は亡き三笠宮殿下、妃殿下をお招きした。 元海軍所属であった殿下ご夫妻の身辺護衛に護衛艦2艘が船橋港に 入港した、という縁で、以来、毎年5月に護衛艦が船橋港を訪れ大勢の 市民、青少年に体験航海をプレゼントし続けて頂いて既に合計5万人 もの人々が乗艦するという船橋港のビックイベントに!成っています。 27回目の今年は「たちかぜ」「はつゆき」の2艦が入港してくれました。 |
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右舷の歓迎の国際信号旗と左舷の団旗 |
今年は、当地を訪れる護衛艦を海の上からお迎えして感謝の意を表 したいと国際儀礼にのっとり歓迎航行を行いました。 その様式とは、 @船尾に国旗の日の丸を高く掲げ A右舷に歓迎の意、U旗、W旗、No2旗の国際信号旗を掲げ B左舷には海洋少年団の団旗を掲げる。 この様に国旗や国際信号旗を揚げるとOLIVEOILもとても晴れがまし く、格調高く見えますね。 |
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No6ブイで待機するクルー |
船橋海洋少年団員の有志が所属のヨット3艘に分乗し、海洋少年団 の看板を掲げ、船橋港No6航路ブイ付近で護衛艦が入港して来る のを今か、今かと待機しています。 |
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もやの中から姿を現した護衛艦 |
モヤの中から護衛艦の姿が浮かび出し、急速に我が方に近づいて きます。 OLIVEOILはこれから護衛艦と並行に全力で走り歓迎儀礼の準備を しています。 |
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たちかぜから撮ったOLIVEOILの歓迎儀礼 |
OLIVEOILの歓迎登舷礼です。 C乗員はデッキに一列に整列、登舷礼の準備をする。 D艦船が近づいたら国旗を半分に降ろし敬礼の意を表する。 E相手艦船が国旗の上下で答礼したら自艇の国旗を上げる。 F手旗信号手は間髪を入れず「アンコウヲイノル」の歓迎文を送信! Gその後、乗員一同帽子を振る「帽触れ」で歓迎しています。 船には国旗や国際信号旗が似合いますね! |
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手旗信号手の中村隊長の"やったぜ!"サイン。 |
すると、間髪を入れず護衛艦側の国旗が素早く上下し、デッキにいた 士官、乗員が一列に整列し登舷礼の答礼と手旗信号による答礼文の 送信が送くられくるではありませんか! 小ぽけなヨットの小ぽっけな登舷礼に対し、護衛艦から大勢の乗員の 登舷礼を受けOLIVEOIL乗員一同大いに感銘を受けた瞬間でした。 手旗信号手を勤めた中村隊長も護衛艦からの答礼と手旗返信を受け 「手旗が出来るとこんな素敵で、お洒落な挨拶が出来るのですね!」と 誇らしげに感激していました。 |
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「たちかぜ」を歓迎するIVERIVER |
同行のIVERIVERにも海洋少年団の指導者が乗って歓迎航行に参加 しました。 |
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「たちかぜ」を歓迎するあさみどり |
同行のあさみどりです。海洋少年団の大看板は「あさみどり」の村野艇長 が徹夜して作ってくれたものです。 写真には残念ながら写っていないが、あさみどりのマストトップには 大きな日の丸がヘンポンと翻っているのです。 「たちかぜ」「はつゆき」はこの後長期の任務に付かれるとのことです。 寄港、ありがとうございます。 とても、粋で、お洒落でスマートな気分を味わえた素敵な一日でした。 |
はじめまして。 私は海上自衛隊護衛隊護衛艦乗員です。 船橋の体験航海時、私は左見張り員として勤務していました。 遠くにヨットを視認し、艦橋に報告、U W P2があがっているのを 視認し艦橋へ再度報告しました。 海上自衛隊、地方隊に関しては夏といえば体験航海のシーズン。 今年初の母港以外の体験航海で寄港をあのような形で歓迎していただき ありがとうございました。 私は民間企業からの転職組みで、営業職だったせいか 体験航海でみなさんとお話するのが楽しくて 仕方ありません。 なかなか知る機会のない海上自衛隊の一端を知っていただくとともに 楽しんで帰っ ていただくのが本当にたのしいです。 船橋への入港時の感動、忘れません。 また来年、船橋での体験航海があるかと思いますが、 是非来 て頂いて、楽しんでいただきたいと思います。 大きくても、小さくても同じ船であり、シーマンシップも同じかと思います。 年代を関係なく海を愛する気持ち、大切にしていきましょう。 まとまりのない文章で申し訳ありません。 自分の勤務する船が出ていたので嬉しく思いメールを差し上げました。 護衛艦乗員として、お礼申し上げます。 ありがとうございました |