長津呂: 石廊崎灯台の麓に潜む秘境の入江 BACK
初回訪問:1947.01.15 観光船で訪問 次回訪問:2000.01.07 同上 最新情報:2003.02.15 陸路訪問 |
【概要】 石廊崎灯台の直下に入り口がある秘密の海の回廊。 伊豆半島有数の観光名所だが、ヨットで訪れる機会が少ない魅惑の入江 である。 ここは、式根島の吹之江と並び海から訪れるべき秘境の場所であろう。 【入港ガイド】 石廊崎灯台を目指し岬の先端を北上すると細い岩の割れ目が出現してくる。 その隙間の奥に長津呂がある。 @最奥に観光船用桟橋があり常時出入航する観光船で係留は出来ない。 A突き当たり右岸に民宿があり桟橋も用意されている。この民宿はヨットで 訪れた客用に桟橋を設置し提供してくれるという。 B上記2箇所以外に係留場所を探したが適当な所は見つけられなかった。 地形を見る限り海底は岩でアンカーが効きそうもないし、泊めるだけの余 地もない。 従って、長津呂に泊めるには、この民宿を予約する以外には上 陸はあきらめ見物だけになるだろう。 【港町ガイド】 @桟橋には観光土産店が並びサザエのつぼ焼きなどを売っている。 A桟橋際の山道を15分程歩くと石廊崎灯台がある。 しかし、この灯台からの景色を私は見た事が無い。何度来ても長津呂の 雰囲気に魅了されてしまう。 灯台は海から見上げるものだから! 【エピソード】 偶然にも社員旅行でその地を訪れ観光船に乗る機会を得て小さな観光船 で同所から石廊崎観光にを出航した。 冬の寒い時節であったが名前の通り細長い海の回廊を進むほどに両側に 切り立った岸壁が聳え、そこに緑の松が茂り、紺碧の海の色とのマッチして それはそれは素晴らしい景観で心の底に焼き付いたものだ。 その後、石原慎太郎著「男の海」に紹介され石廊崎の麓の秘密の入江とし 有名になった。 |