新島港(黒根漁港):  白砂輝く明るい港                            BACK

初入港日 1998.7 エルドミンゴ号















【プロフィール】
伊豆七島の新島は、白い砂浜と青い海、都会から適度に離れ、若者に人気の島である。
新島の魅力は、南に下がるほど海が奇麗になり景色も亜熱帯の様子が強くなる。
伊豆大島はその入口で島民も多く都会の香りが残っているが南に行くほど海流の中の
島々と言う趣が強くなるのである。

【入港ガイド】
@アプローチは利島と鵜土根間が潮流の早い場所で険悪な波が立つと言われている。
A利島の東を通るか、遠回りだが西を通るか判断が難しいと聞く。
B我々の航海では穏やかな海象に恵まれ利島の東を通って新島にアプローチをとった。
C鵜土根に近づいた時に夜明けを迎え景色の良い新島西岸を南下した。
Dやがて地内島との間のチャネルを通り新島港を通りこし式根に向かった。
E式根見物をした後、新島に戻り一泊した。
F周囲が山に囲まれておらずとても明るいイメージがある。
G新島港へは新島と地内島の中間を進みやがて新島港の灯標が見える。
H南側岸壁に東海汽船の桟橋があり岸壁の灯台を回り込んで港内に入る。
I港内の南側岸壁にアンカーリングして泊まった。
J底質は硬砂で効きは極めて悪く何度も入れなおした。
K国産ダンフォースもどき錨はからきし歯が立たない。
L8kgの「ローターウイング」アンカーは素晴らしい食いつきと把駐力を発揮した。

【港町ガイド】
温泉は、港から東方向に海岸道路をゆくと、無料の露天風呂がある。
また、港から海岸道路を北に15分程で東電火力発電所隣に公民館と風呂が併設。
この風呂は無料であるが島民専用で部外者お断りである。
夏の間、新島の中心街は若い高校生で大いに賑わっている。
年齢層が高校生が中心で大学生にもなると沖縄に行くと言う。
我々オジン達は原色ぬいぐるみが飾られた店で肩身狭く「氷あずき」を所望する。

【エピソード】
昔、諸磯で「新島は、ヨットで軟派をしに行くが君たちも一緒に来ないか」という。まこと
けしからぬヨットマンがおった。
当時は島に渡る客は大学生が主流で、きょうび、若年化しこんなに若いギャルでは、何
とか条例でお縄になる覚悟がなければ出来ぬ相談である。
それ以前に、彼女たちから見たらオジンを通り越して、立派なオジイチャンでは相手に
されぬ話ではある。
名物「くさや」・・・くさやは伊豆諸島の名物である。 新島の飛魚のくさやは特に有名だが
お陰でこの島のくさやは大島と比べ値が張るように思える。 とても立派な店舗であるし、
商品も新聞紙で包まないし、 立派な見事なトビ魚であるので値段相応ではあるが?