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表外漢字字体表 2.字体表 〔字体表の見方〕 1 この表は,常用漢字とともに使われることが比較的多いと考えられる表外漢字(1022字)について,その印刷標準字体を示すものである。1022字のうち22字については,併せて簡易慣用字体を示した。 2
字種は,字音によって五十音順に並べることを原則とした。同音の場合は,おおむね字画の少ないものを先にし,字音のないものは字訓によった。また,字音は片仮名,字訓は平仮名で示した。ただし,この表で用いた音訓は配列のための便宜として用いたもので,これによって音訓を規定するものではない。
3 この字体表においては,明朝体のうちの一種を例に用いて印刷標準字体及び簡易慣用字体を示した。 4
字体表の例示字形は,デザイン差とする複数の字形のうち,表外漢字字形の使用実態を踏まえて,その一つを掲げたもので,特に推奨する字形ということではない。備考欄の*は,当該の印刷標準字体及び簡易慣用字体にデザイン差と位置付けられた別字形があることを示す。印刷標準字体と簡易慣用字体が同じ行に並んでいる場合は,どちらの字体に*を付けているのかを明示するために,「印標*」「簡慣*」として区別した。
5 3部首(しんにゅう/しめすへん/しょくへん)については,印刷標準字体として 6 「くさかんむり」については,明治以来の明朝体字形に従い,「3画くさかんむり」 7 漢和辞典などで字源解釈との関係から, 8 「懼」と「惧」のように既に別字意識(使い分け)の生じていると判断できる異体字については別字扱いとし,そのことを備考欄に明示した。 (表 省略) 平成12年12月8日 国語審議会答申 |