言葉のお勉強(笑)

言葉というのは便利なもので、 
事実とは正反対のことでも、もっともらしく言えてしまいます。 

右の例は、ある国の政党が選挙用につくったもので すが、
「やっていること」と「言っていること」が あまりにも見事に一致しない
典型的な事例です。

説明しだすときりがないので、
ここでは現実に進行している実態を詳述することは略しますが、
ごく普通にテレビや新聞の報道を見ていれば、
この国の事情に詳しくない人でも、おおよそ察しはつくでしょう。

とりあえず、最小限の修正を赤字で示しました。
こうすることで、右の人物とその所属政党が現実に進行させている
実態と言葉が、ほぼ一致するはずです。

本当はAなのに、Bを強調することで事実を誤魔化してしまう――。
こういう手法はよくあります。
「オレオレ」と連発する勢いで相手を煙に巻き金銭を騙し取る
有名な「オレオレ詐欺」もそうですが、
「この国この国」と連発する勢いで国民を煙に巻き票を騙し取る
新たな「コノクニ詐欺」が流行する予感がします。

騙されて泣きをみないためには、言葉のウラを読むこと――
すなわち、 事実をみつめ理性的に判断することが大切です。

事例1

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