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      焼石岳・栗駒山 


[期日]H117月26日(月)〜29日(木)   3泊4日         

[パーティ]  4  名

[天気]

26日:晴れ 27日:晴れ 28日:晴れ後俄雨 29日:曇り[記録] 東京6:08==水沢江刺8:53〜9:05==中沼登山口10:05〜17中沼10:53〜11:10つぶ沼コース分岐へ12:00〜10銀明水避難小屋12:30 〜14:10ー横岳15:10〜20ー銀明水避難小屋(泊)16:30〜5:05姥石平6:12〜20ー焼石岳6:40〜53姥石平7:15〜30ー東焼石岳7:55〜8:00ー六沢山水場8:35〜45 金明水避難小屋9:40〜10:45ーサイの河原11:25〜351310M12:20〜30ー 経山13:40〜55御坪の庭13:52〜水場14:25〜35林道15:55〜16:00==夏油温泉16:20(泊)--天狗岩8:10〜20--夏油温泉8:30〜9:15==北上駅10:30〜12:30==栗駒駅14:40〜50==いわかがみ平避難小屋(泊)16:10〜5:00 新湯沢5:45〜55東栗駒山6:22〜27裏掛分岐6:50〜7:00栗駒山7:30〜57須川分岐8:20〜301355M9:05〜15秣岳10:02〜50栗駒有料道路11:35〜45須川温泉12:30〜14:45==一ノ関16:15〜17:14==東京20:06

[費用]東京==水沢江刺 14,500円(新幹線朝トク切符)水沢江刺==中沼登山口(タクシー) 8,660円、夏油温泉8,700円、  夏油温泉==北上(バス)1,080円、北上==栗駒(電車)1,990円     栗駒==いわかがみ平(バス)1,220円、須川温泉500円     須川==一ノ関(バス)1,450円  

[感想]

1. 梅雨明けのぎらぎら太陽が照りつける中沼では、沼を吹き抜ける風が心地よい。 沼ではアリドウシ、シモツケソウ、トウゲブキ、ヒオウギアヤメ、ギボシ、トリ アシショウマが咲き乱れていた。銀明水避難小屋には昼過ぎに着きまだ時間があるので横岳を登ることにした。踏み跡のある荒らされていない道端にはミヤマキンポ ウゲ、シナノキンバイ、ヒナザクラ、カラマツソウ、ミネウスユキソウ、ハクサンチドリが咲いていた。途中の雪渓がありこの暑さで雪渓から湯気が上がっており、雪渓の解けた穴を吹き抜ける風はまさしく天然クーラで動きたくなかった。アキアカネの夕日に輝く幻想的な光景を みながら避難小屋に向かった。

2.        姥石平付近は、一面に黄色のトウゲブキ、クルマユリ、ハクサンフウロのお花畑が盛りであった。焼け石頂上からは横岳、和賀岳、岩手山、早池峰山が望ま   れパノラマの風景が広がっていた。サイの河原では、紫のクガイソウの群落があり疲れを忘れさせてくれる。暑さのため、全員バテ気味のため金明水にて、壁からほとばしる冷たい水に喉を潤し元気を取り戻す。経塚山は、残っている元気で何とかアキアカネの舞う頂上に立つことができた。ここで携帯電話にて夏油温泉と連絡が取れ林道まで車で迎えてきてくれる交渉が成立し助かった。   御坪の庭までは長かった。ここでは風穴から冷気が吹き出しており少しでも長く休憩したかったが叶わず先に進む。足の裏が熱くなり、疲れも限界に達する頃吊り橋をわたり林道に飛び出した。クーラの効いた宿の車が待っており他のパーティも便乗させて一日の長い工程は終了した。夏油温泉では、風呂のはしごをして、一大温泉郷の大きさを味わった。

3.   ンクリート作りのイワカガミ平の避難小屋に着いたら、俄雨が降り出し写真のパーティと話をしながら眠りにつく。

4. 雨も上がりいつもの通り5時出発。途中新湯沢のなめ沢にて休憩。気持ちのよい所である。東栗駒山では、三角点は発見できず風が強いので先に進む。ビンクのヤマトキソウとオノエランの群落が出てきた。栗駒山山頂に着く頃には、ガスもとれ、360度の展望が広がる。秣岳までは、月山、鳥海山、焼石連峰の山々を見ながら稜線漫歩であった。昨日と違い風があり、暑さもそれほどもなく歩きやすい。白銀高原ではキンコウカの群落があり最後のお花畑であった。下りは須川温泉にて一浴する。この温泉は百人風呂と呼ばれており白い湯の広々とした湯船があった。