御岳・白嶽・竜良山・矢立山

[期  日]
 平成17年5月3日(火)〜5日(木)  2泊3日 

[参加者] 宮島、川原、国分、園田、(富永夫婦、斎田、川畑)      計8名

[天 気]  3日:快晴   4日: 快晴   5日:晴れ後雨

[記 録]福岡空港7:50==対馬空港8:30==御岳登山口10:40〜50―御岳11:50〜12:30―御岳登山口13:05==対馬山猫センター==千俵蒔山==鰐浦(ひとつばたこ自生地)==三宇田キャンプ場17:50〜8:30(幕営)==白嶽登山口10:50〜11:05―白嶽神社11:50―白嶽(男岳)12:37〜13:07―白嶽(女岳)13:20〜30―白嶽登山口14:50==美津島町民宿「黒岩」16:30〜8:10(泊)== 竜良山登山口9:00〜15―竜良山分岐10:08〜18―竜良山10:35〜11:10―竜良山登山口12:18〜14:00==矢立山登山口14:40―矢立山14:57―矢立山登山口15:18==真珠の湯16:30〜17:15==対馬空港17:30〜19:00==福岡空港19:30

[費 用] 福岡==対馬 18,700円(航空機往復)、民宿代・ガソリン代等 11,300円 真珠の湯400円  計30,400円     民宿「黒岩」0920-54-2086        

[感 想]

福岡空港から飛び立ったと思ったらもう30分後には、対馬空港に着陸早いものである。佐世保こもれびのK氏がマイカーを持ってきて出迎えである。また長崎東部勤労者山岳会のメンバー3名と合流し今回は3会の交流を深める登山と観光の旅である。

 国の天然記念物に指定された「ヒトツバタゴ」の白い花が鰐浦の漁港の斜面に自生しているのを見に行った。今が満開であり、白い雪がかぶっているようである。別名「なんじゃもんじゃ」と言うらしい。

 三宇田キャンプ場に幕営して今宵の宿とする。白い砂浜でまだ自然が残っているか海岸線のすばらしい景色の場所である。魚の編み焼きをしようとしたが地元の魚がスーパーに数えるしか置いてなかったのが残念である。東部の手巻き寿司とイカ焼き・サラダと色々な料理が次々に出てきてK氏に差し入れてもらった焼酎の「対馬やまねこ」がすすんだ。

 2日目は日本系と大陸系植物が混在する原生林の頂上に石英斑岩が顔を出す霊山「白嶽」に登る。頂上付近にはミツバツツジと紫の花の中に斑点のあるチョウセンヤマツツジが咲き、頂上からの眺めは、東シナ海の島々と入り江が広がっていた。また帰りは隣の女岳の岩稜を攀じ登るというおまけがついた山であった。

この晩は、民宿「黒岩」に泊まったが魚料理のオンパレードで今まで買えなかった魚の分まで充分取戻した。値段が安くて料理のおいしい星4個くらいの素晴らしい民宿であった。

 3日目は、下方にスジダイの林、上方にはアカガシの林が発達した天然広葉樹の原生林の竜良山に登る。なぜここだけ原生林が残ったのか疑問であったが後で分かった。神社の霊山として踏み入ることが許されなかったのが理由らしい。頂上直下の岩から眺めは、白嶽と同じように海岸線が望める素晴らしいところであった。帰りはひっそりと咲いたキエビネの群落をみて原生林の中を歩き気持ちが良い。

 最後に今回の対馬山旅は、天気に恵まれ、山友達との出会いがありまた車の提供をしていただいた対馬在住のK氏にしいたけのお土産まで貰い本当に恐縮する。良い旅ができ皆様に感謝すると共に本当にお疲れ様でした。

鰐浦(ひとつばたこ自生地)

白い雪が積もったようである。
三宇田キャンプ場
白の砂浜に海岸線が美しい。この晩は、初めての夜で盛
り上がった。
白嶽の案内
白嶽の雄嶽を雌嶽よりの望む。
キエビネ
                            白嶽の岩峰を望む
竜良山の原生林