釈迦が岳・伯母子岳・大和葛城山〜金剛山



[日時] 平成18年11月3〜 5 日( 日 )

[天気] 晴・晴・晴

[コース]新宿22・50 = 太尾登山口9・10〜20―古田ノ森10・40〜50―釈迦ガ岳11・40〜12・10―太尾登山口14・10〜20 =十津川温泉16・45 (泊) 〜6・00 =伯母子峠登山口7・10〜20―水ケ元9・23―伯母子岳12:05〜40―大股14・10〜15 =葛城登山口駅18・00 =葛城山上駅―葛城高原ロッジ18・20 (泊) 〜7・22―水越峠8・22〜30―金剛の水8・57〜9・03―旧パノラマ台9・25〜35―一ノ鳥居10・24〜38―葛城岳10・45〜55―山頂広場11・05―金剛登山口12・11〜30 =新宿22・45

東京から奈良の山々までマイクロバスで行ったが、釈迦が岳登山口までは本当に遠かった。道が狭いところもあり距離では時間が測れず当初予定した護摩壇山も省略して、ようやく十津川温泉にたどり着くことができた。
次の日は、ロープウェイの最終便に間に合うべく朝6時に出発して熊の古道の小辺路を歩き、紅葉を楽しむ事ができた。初めての熊の古道は名のとおりなだらかな道が多く歩きやすい。大股を出発したのは、2時過ぎで十分ロープウェイの最終には間に合う予定であったが見当がはずれ営業時間を延長してもらったpm6時に何とか乗ることにこぎつけた。
次の日も、朝食を早くしてもらい7時半に出発し金剛登山口に着いたのが12時過ぎ。この時間で出発すれば早く東京に着くであろうと思っていた。ところが3連休で帰る人が多く大渋に巻き込まれ解散したのがpm11時前。

最後に、この3日間は天気に恵まれ、護摩壇山は、登れなかったが三百名山を4座登りまた熊の古道まで歩くことができ充実した山旅となった。低空飛行の旅であったがほぼ予定通りのスケジュールをこなすことができた。これもひとえに参加者が足並みが揃っていた事に感謝する次第です。



落ち葉の落ちたみ通しの良い尾根を釈迦が岳に向かって登る。
背の低い笹の道でしっかりしており登りやすい。子供連れも途中見かけた。まだ歩きはじめで夜行の疲れも出てこなくて全員気合が入っている。
登山口より登り2時間半で釈迦が岳山頂に到着。
四面遮るものはなく視界は広大、南部縦走路の山、八経ヶ岳を望める。
伯母子峠への三浦口登山口。ここから世界遺産熊の参詣道を
伯母子岳に目指して登りはじめる。
紅葉が始まっていた。落ち葉を尻にしいて休憩。
伯母子峠まであと少しのところ。紅葉真っ盛りの中、よく踏まれた道を前進。
伯母子岳頂上からは、360度のパノラマが広がり東は大峰山脈、西は護摩壇山が見渡せる。
伯母子岳を望む。
伯母子岳より太股に向かって降りていく途中は紅葉の盛りであった。
小辺路(こへじ)は[熊野三山」と「高野山」を最短距離で結ぶ経路である。途中標高1,000m以上の峠を三度も超えねばならなかった。
今宵の泊まりは、ロープウェイで登った高原にある
葛城高原ロッジ。夕食は、鴨鍋で肉が締まって舌ツツミをうった。また疲れた体にはビールと葛城の冷酒が美味しかった。
翌朝ご来迎を拝みに頂上まで登ったが雲があり、拝めず。
頂上は、なだらかな丘であった。
葛城高原ロッジより今から登る金剛山を望む。さあ頑張らねばと思いつつ出発。
昨晩泊まった葛城高原ロッジの玄関。夜遅く着いての夕食、また朝の早い朝食を準備してもらい感謝、感謝。
大和葛城山から金剛山までは「ダイヤモンドトレール」と名づけられた散策道を利用した。旧パノラマ台から一の鳥居までは、気持ちよいスギ・ヒノキの美林が続いていた。またハイカーは少なくて山岳マラソンの選手が練習をしているのに出会った。一等三角点のある湧出岳1112mにも立ち寄ることができた。
今朝出発した大和葛城山をのぞむ。遥かかなたにあり一歩一歩の力を感じる。
金剛山の頂上にある葛城神社の本宮。参拝客が多かった。