カミーノ ポルトガルの道

  カミーノ ポルトガルの道

[期日] 2019517()27() 11日間 晴れ、曇りで雨には会わず

[コース] 羽田=北京=マドリット=ポルト・・・・・・・・Tui=ポルト=マドリッド=北京=羽田

[歩いた距離] 約120km

[費用]  羽田=マドリット航空券 61,790(往復)

マドリッド=ポルト航空券 9,260(往復)  

宿泊代134ユーロ(17,000)      計 88,050

[感想]

5/17  羽田のエアチャイナのカウンターでエコノミーの手荷物は5kg以下に

しないとNGとのことで仕方なく持ってきたバックに分けて2分することにした。安いから仕方ないか。

北京では厳しいといわれていたセキュリティチェツクも予め知っていたため難なく通過。待ち時間が8時間40分あり中国に入国もできたが再度入国審査があり嫌なためずーとターミナル3の無料トランジェットラウンジで待機することにした。

ここは4時間以上のトランジェットならばエコノミークラスで利用できる。中国にしては太っ腹だ。シャワーも使えて、カップヌードル用のお湯も出る。

 

5/18  予定通りマドリッドに到着した。さすがに16時間のフライトの旅は疲れはて

頭の中はボーとしている。ここでも8時間余りの乗り継ぎ時間がありゆっくりとす

る。エアヨーロッパ航空の機内からポルトの街並みを眺める。川沿いに町が拡がり美

しい思った。

ポルト空港からメトロに乗って、本日の宿泊ホテル、ブルーソックスホステルのS-

BENTOで下車。BENTO駅で降りて驚いたことは、楽器を弾く大道芸人の周りに人だか

りができて賑やかだ。さらにホステルに近づくとドロウ川の川沿いに置かれたテーブ

ルに座りビール、ワインなどを飲みながらくつろいでいる人で一杯だ。またドロウ川

ではクルーズ船が行きかっている。本当に活気のある賑やかな街だ。

ブルーソックスホステルでは、部屋への行き方がわからず苦労した。エレベータ、部

屋もセキュリティカードが必要で厳重なところである。

 

5/19() PORUT⇒VILARNHO 27.6Km 

ホテルの朝食を地下の部屋でいただくことにした。オレンジ、リンゴの果物、焼きた

てのパン、ハム、牛乳と素晴らしい朝食で値段はたったの3ユーロ。昼の分までパン

とハムチーズを貰っていくことにした。

歩き出し初日。PORUTO市内では、カミーノの道がわからないので磁石とGPSを見な

がらコースにのることができた。黄色の目印が出てきたときはホッとする。

石畳の道と舗装道路が続き早く土の上を歩きたい気持ちであった。何故かというと

途中から右足のふくらはぎに異変をきたしたがなんとか持ち直しVILARINHOアルベ

ルゲにたどり着いた。早速洗濯してシャツ、下着をアルベルゲの洗濯ものを乾かすと

につるした。夕食は傍のレストランでステーキを食べた。18.1ユーロでボリュームが

あり残してしまった。

 

5/20() VILARINHO ⇒BARCEROS 29.6Km 

カーブァド川にかかる石でできた歴史あるミゲール橋を渡る。道端には花が咲き乱れ

疲れを癒してくれた。朝食は、約5Km歩いたカフェでコーヒとパンを食べる。

昼食は、定番のオムライスとオレンジジュース。6.5ユーロ。ひたすら歩き足の裏が痛くなってきた頃に現れたアルベルゲAMIGOS DA MONTANNAに泊まることにした。

傍にスーパーがあるとのことなので夕食の食材を買い入れ野菜炒めを作りワインで

乾杯。

 

5/21() BARCEROS⇒LIMA  34.7Km 

途中初めて日本人の男性(73)I氏と会い懐かしく久しぶり日本語の会話を楽しん

だ。予定では20kmの所にある宿に泊まる予定であったが満員とのことでアイルランド

の男性と話しながら一緒にLima まで行くことにした。Limaに入ると川沿いの美しい街

路樹が34.7kmを歩いた我々を出迎えてくれた。心の中は達成感で一杯であった。リマ

川を渡ったところにあるアルベルゲに着いたのは1630分で泊まれる最後の投宿者

でありラッキーであった。その晩は、出会った日本人男性と夕食を共にした。メニュー

は、スズキの焼き魚9.5ユーロで美味しかった。

 

5/22() LIMA⇒RUBIAS  18.6Km 

出発時間を1時間間違えたため最後の人のチェックアウトになった。3km歩いたところ

で見つけたレストランでサンドイッチ、コーヒー、ゆで卵の朝食を取る。4.2

Pontela Grande(標高405m)まで山道を登る。道が土の登山道だけに平地よりも歩きや

すい。昼食は、路傍にさいたお花畑のところでオレンジ、お菓子、かまぼこを腹に入れ

た。今日は距離が短いので道沿いの花を眺めながらじっくりと歩いた。アルベルゲに着

いたのは、13時半で十分な自由時間があった。

夕食は、昨日に引き続き日本人男性とレストランで魚のフライ (12) を食べる。

 

/23() RUBIAS⇒TUI 20.3Km

今朝は5時半に出発した。距離の半分は、足にやさしい土の道であった。11時半にポ

ルトガルの国境の町velencaに早々と到着した。まだ早いのでスペイン側のTuiまで歩

くことにした。 途中カナダから単独で歩いている女性と一緒になってポルトガルとス

ペインの国境に掛る橋を渡った。Tuiは、城郭都市で大聖堂の周りに店が並んでいた。

 

/24() TUI⇒==PORUT

投宿しているものは、サンチャゴを目指して朝早く出発するのに、自分だけこれから来

た道をポルトまで帰るのかと思うと何かさびしさを感じた。

Valenciaまで戻りポルト行きのバスに乗り込んだ。

ポルトに着いたらまだ時間が早いのでザックをブルソックスホステルに預けて市内ツ

アーに出かけることにした。

バス、クルージング、ワイン工場見学ができる2日間有効のツアー券28€を買い求めて

た。まずツアーバスでポルトガルの西海岸まで行き海と青空の開放的な風景を楽しんだ。

夕食は、宿で紹介されたレストランに行きイワシのグリルとジャガイモ、ワイン付(13.5

)で舌鼓をうった。

 

/25() PORUT観光

一日観光の時間なのでまずは、ドゥエロ川のクルージングに出かけた。

状況で色々な国から旅行を楽しむ人々で満員であり、船からみたポルトの町並みはすば

らしい。1時間ほどのクルージングが終わり、ワイン工場見学にバスで行く。ワインの

工場見学のあとワインの赤と白の試飲の時間があった。驚いたことにアルコール19.5%

で美味しくいただいた。また宿に戻り今度は、徒歩でワイン工場にもどりポルトガルの

民謡Fadoを聴く。男女が交互に出て哀愁を帯びた歌を歌っていた。

夕食は、昨晩隣のご夫人が美味しそうに食べていたのをみて自分も食べたいと思い、同

じレストランでえび料理(21)にむしゃぶりついた。楽しいポルトガル最後の晩は暮れ

ていった。

 

/26() PORUTO==マドリッド

マドリッドの日本人宿に着いたら巡礼の銀の道を完歩した佐々木さんが待っており

再会を喜び合った。懐かしかった。体調はすぐれない様子であったが、ポルトで購入

した19%ワインを持ち込み馴染みの中華屋で打ち上げを行い達成感に酔いしれた。

 

/27() マドリッド==北京==羽田

マドリッド=北京=羽田 予定通りに遅れることなく入国できた。

                                                                                                  
出発前の装備のチェック 8kg以下に抑える 北京国際空港での無料トランジェットラウンジ
中国にしては、太っ腹
ポルトガルの道 110kmを歩く
飛行機から見たボルトの町 きれいだ  ドロウ川にかかるドンルイス1世橋
 観光客で賑わっていた
ブルーソック ホステル 25ユーロ
音楽が流れ踊っている人々 花の名前は分からない。道端に咲いていた。 5/19 アルベルゲ 宿代は寄付
 
自炊で作った野菜炒め 食材は安い9.2ユーロ
石畳を作り上げる職人たち LIMAの素晴らしいグリーンの街路樹 PONTE DE LIMAの石の橋
LIMAでの夕食 スズキの焼き魚
美味しかった 出会った日本の方と一緒に食事
ポルトガルとスペイン国境にかかる橋 カナダの女性と一緒に国境を越える
TUI の修道院のアルベルゲ 6ユーロ ドロウ川のクルージング  ドンルイス1世橋の下を通る
ポルトの夕食 エビのグリル ワイン付きで21ユーロ ポルトのワイン工場見学の試飲
アルコール度19.5% 甘くて飲みやすい
スペイン民謡 ファドを聞く
ワイン工場の樽 ポルトの大聖堂の前 ポルトガル最後の日 マドリッドで何時もの中華料理屋で
佐々木さんと合流して打ち上げ 達成感を味わった
泊まったアルベルゲ、ホステル     tui の大聖堂        ポルトのドンルイス1世橋