尾鈴山・霧島
[期 日] H17年9月23日〜25 (日)
[天 気] 晴れ, 晴れ,晴れ
[メンバー] 単独
[記 録] 阿久根7:40==尾鈴山キャンプ場13:30〜14:25―矢研の滝14:50〜15:20―尾鈴山キャンプ場(泊)15:35〜5:50―甘谷登山口6:50〜7:00―3合目7:28〜35―5号目7:50―8合目8:30〜35―尾鈴山8:52〜9:10―1382峰9:42〜47―長崎尾10:12〜25―尾鈴周遊道分岐10:37―林道下降点11:10〜30―白滝展望台12:15〜25―白滝12:45―キャンプ場14:20〜30==えびの高原キャンプ場18:00(泊)〜7:30==駐車場7:40〜8:10―3合目8:40〜45―韓国岳9:25〜47―獅子戸岳10:57―新燃岳11:53〜12:30―中岳12:55〜13:15―高千穂河原14:10〜51==えびの高原14:25〜31 ==阿久根17:30
[費 用] 尾鈴山キャンプ場小屋500円、えびの高原キャンプ場830円、駐車場代 410円、高千穂河原==えびの高原バス410円
[コメント]
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尾鈴山キャンプ場では、今晩泊まる小屋利用の届けに行くと管理人の夫婦がおにぎりとから揚げを持ってきて出迎えてくれた。親切で頭が下がる。今日の泊まりは、自分一人であるが、電灯付で一泊500円とは良心的である。
A
まだ時間があるので矢研の滝まで散策。滝の傍に行くには、靴を脱いで渡渉しなければならないが、家族連れも全員裸足になっているところは、自然で南国らしい。さすが尾鈴山瀑布群として天然記念物に指定されただけあって72mの滝は迫力があった。天空から落ちてくる飛沫は心地よい。
B
尾鈴山に登り白滝のあるケヤキ谷への周回コースを取ることにした。甘茶谷の登りはかなり汗を出し絞られる。モミ、カシ、アカマツ、ヒメシャラなどの樹林の間をひたすら登ると尾鈴山にでた。展望はないがアセビに囲まれた芝生の静かな山頂で長くいたかったが先を急がねばならず残念。
C
長崎尾までの稜線歩きは、ナツツバキ等の照葉樹林のなかで気持ちが良い。誰にも会わず自分の山であった。
D
下りは白滝に寄ってから昔の軌道跡を所々とおるが近道がありコースを取るのに苦労する。尾鈴山固有種のキバナツキネケホトトギスが可憐に所々に咲いていた。
E
2日目の泊まりは、夕方遅くなってえびの高原キャンプ場に着きツエルトを暗いなかで張る。回りもテント客が一杯で一人ではないため安心だ。ステーキの肉を焼きビール一杯飲みながら満天の星を眺める。負け惜しみながらも孤独もまたいいものだ。
F
韓国岳から高千穂河原までの縦走をすることにした。というのは車をえびの高原に置き高千穂河原からバスで引き返すことができるということが分かったからだ。
登りはじめは、朝の冷たい空気に吹かれて快調であったが時間がたつにつれて気温が゛上がり涼風が恋しかった。三十数年前に登った韓国岳は、天気が悪く展望はなかったが、今回は快晴でエメラルド色の大浪の池や新燃岳のカルデラ湖がきれいに見えた。また遠方には錦江湾に浮かぶ桜島が懐かしかった。また独特の形の高千穂の峰が迫っていた。登山道は、ススキの花が出ており秋を感じさせてくれた霧島の山であった。
矢研の滝 高さ72M のところから落ちてくる水は迫力があった。 |
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尾鈴山山頂 展望はないが自然林に囲まれた静かなところであった。 |
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尾鈴山固有種のキバナツキネケホトトギスが可憐に所々に咲いていた。 |
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韓国岳より新燃岳、高千穂の峰を望む。 | |
韓国岳の山頂に30何年ぶり立った。 | |
中岳より高千穂の峰を仰ぐ。 |