男鹿岳記録
[期 日] H12年10月21日(土)〜22日(日) 1泊2日
[参加者] 11名のパーティ
[記 録]
武蔵小杉7:05==男鹿ネイチャーステーション12:15〜37―白滝橋13:30(泊)〜5:25―
ひょうたん峠10:00〜20―1754峰11:45〜50−男鹿岳12:15〜30―1700m
引き返し地点13:50―1754峰14:30〜40―林道15:20−ひょうたん峠15:50〜16:00
―白滝橋18:45〜19:15―男鹿ネイチャーステーション20:15〜40==武蔵小杉0:05
[天 候] 21日: 晴れ 22日:晴れ後霧
[感 想]
男鹿ネイチャーステーションから白滝橋までは、通りかかったわさび田の軽トラックに
全員のザックをのせてもらい重い荷物から開放され助かった。
8人用テント、5人用テントと巨大なタープを張ってベースキャンプとする。ステーキ、
焼肉、鰯メザシなどの各自が持ち寄った材料を網で焼きあっという間に楽しい夕食
の時間が過ぎていった。夕食の後は集めた薪を燃やし真っ赤な炎をみながら好きな
歌をどんどん歌い開放感にしたる。
次の日は紅葉のなか山ブドウを収穫しながらルンルン気分で進む。途中から朝露
に濡れた藪こぎがはじまる。雨具をつけていないのでひょうたん峠に着くころは全
身ずぶぬれになり、寒さで振るえがきたが朝日がでてきて暖かくなり助かる。ひょ
うたん峠に出ると立派な林道があり今までの苦労はなんだったのか拍子抜けである。
1754峰をめがけて最低鞍部から尾根に攀じ登る。ここから男鹿岳までは、またま
た藪こぎでようやく木に打ち付けてある青の山名標識にかかれた山頂にたどり着い
た。展望はガスのためなかったがパーティ全員山名標識にタッチして達成感を味わう。
帰りは急いだため1754峰から別の尾根を下ってしまい又もとに戻るといった失敗をや
らかしてしまった。ロスタイムを取り戻すためひょうたん峠からは、秋のつるべ落としと
の勝負で一目散に白滝橋に駆け下った。藪こぎをおわったところから暗くなりヘッド
ランプを使う。暗くて踏みあとが分からないところが何箇所かあったがなんとか下山
道をさぐりあて白滝橋のキャプサイトにたどり着いた。
疲労困憊ながらも目的を達成した顔は全員輝いていた。一人の脱落者もなくて
怪我もなく全員12時間の行動ができたという事に関し全てのものに対して感謝
しながら帰途に着く。