仰烏帽子山(のけえぼしやま)
[期日] 平成16年2月28日〜29日 (日)
[参加者] 男性4名、女性5名 計9名
[天候] 28日:晴れのち曇り 29日:雨のち曇り
[コースタイム] 西諫早6:00=多比良港7:00=長洲7:40=松橋IC9:10=元井谷登山口
11:00〜55―二本杉12:35―仏石分岐12:53―仰烏帽子山13:35〜48―仏石分岐
14:20―福寿草群落14:55―元井谷登山口16:10―駐車場16:37=竹の川ロータリー
ヒュツテ(泊)17:00〜8:25=東陽村石匠館見学=佐俣の湯=長洲15:45=多比良港
16:30=本諫早17:15
[地図] 2万5千=宮園、頭地
[費用] 10,000円、
内訳:佐俣の湯入浴400円(0964-46-4111)多比良港=長洲 370円(有明フェリー)
ロータリヒュッテ使用料500円/一人他
[感想]
諫早オレンジハイキングクラブに入会して第四回目の山行で初めての泊りである。
囲炉裏の宿に泊まり地元の人と懇親を深めるのはすごく興味があり心が踊っていた。多比良港から出た有明フェリーからは、丁度神々しい太陽が頭を出し我々の門出を祝ってくれている。
元井谷登山口に着くとびっくりした。停められるところは、どこも車の行列で交通整理の人が言うには350人くらいが福寿草を求めてハイカーが入っているとのこと。我々のワゴン車もとめるところが無く、登山口でわれわれを下ろし仕方なく運転手のKさんに駐車スペースのあるところまで下ってもらうことになった。昼食を食べながらKさんの上ってくるのを待って出発。Kさんお疲れ様でした。
元井谷に沿って上るにつれてあちこち斜面に福寿草が咲き出している。ハイカーが後ろから来るためじっくりと花を観賞する時間はない。
途中竪穴があり、穴を覗くと暖かい空気が流れており鍾乳洞の口であろうと思った。
仰烏帽子山頂上からは、天気がよいと市房山と白髪岳が望めるのであるが、今日は曇りで展望なく早々に下山を開始。
仏石分岐から鎖のついたところを数十m降りたところに仏石があり福寿草が咲き始めていた。ロープで保護した道を尾根に向かって登ると次第に福寿草が多くなりさらに進むと保護策のなくて足元にびっしり咲き乱れ群生しているところに出た。福寿草を踏まないようにしてカメラを向けて本日のハイライトを楽しんだのである。
登山口に着くと今朝あれほど駐車していた車は、見事にいなくなってしまっており我々が最後の組であることがわかった。
囲炉裏のある竹の川ロータリヒュツテに着くと女性達料理の支度に余念がない。 囲炉裏で薪を燃やし赤々とした火の色は、疲れを癒してくれる。ビール、焼酎、ブランディが出てきてすき焼き、猪鍋を食べながら語り合が続いた。そのうち山の歌、文部省唱歌も出てきて盛り上がる。長崎弁で隣の女性のMさんから「いかれた」という言葉を聴き終わりになった。「いかれた」はどうも酒を飲みすぎて頭が痛いということらしい。
ロータリヒュッテを管理して若夫婦から、泊まり代よりも高い梅干を一袋づつお土産にもらい感謝しながら囲炉裏の宿を後にした。会からあとで感謝の印に長崎カステラを送るそうである。