宮之浦岳〜永田岳

 [期 日] H185月19日(金)〜22 (月)        [係り] 園田

 [天 気] 小雨、小雨後晴れ、晴れ、曇り

[メンバー] 園田、渡部、森、沢口、船戸  5名

[記 録]  羽田9:30==鹿児島空港11:25〜15:00==屋久島空港15:45==淀川入口16:50〜17:00−淀川小屋(泊)17:40〜6:45―小花之江河8:15〜20―黒味岳分れ8:47〜55―黒味岳9:25〜40―黒味岳分れ10:04〜17―投石岳と安房岳の間11:30〜50―宮之浦岳13:00〜20―焼野三叉路13:42―永田岳分岐14:50―永田岳15:00〜10―永田岳分岐15:15―鹿之沢小屋(泊)16:25〜5:30―1616m峰6:12〜20―大石展望台6:40―ハリギリの大木7:27〜45―花山広場8:15〜45―カスミ谷展望台11:05〜15―花山歩道入口11:37〜12:40==大川の滝13:00〜10==栗尾(泊)13:30〜10:07==屋久島空港11:30〜13:25==鹿児島空港13:55==羽田17:55

   [費 用] 羽田==鹿児島32,800(早割航空券)   鹿児島==屋久島22,460(往復航空券)          屋久島空港==淀川入口 11,000円(ジャンボタクシー)、民宿「亀」7,720円(花山歩道入口からの送      迎代1,000円含む) 0997-48-2813、  栗尾下==屋久島空港1,390円

   [コメント] 

@     屋久島空港行の搭乗手続きが終わり搭乗口で待っていると天候不良のため欠航とのアナウンスがあり出発時点で大慌て。船に乗り換えるか次の天候が回復した場合の次の便の空席待ちをするか判断に迫られたが、後者にすることに腹を決めたのが幸いし何とか屋久島に到着し機内は拍手が聞こえた。まさしくハラハラのスタートである。

A     淀川小屋に到着すると先客が30名位おり食事も済んで寝る準備をしていた。

B     次の日は、午後には天気が回復するとのことなのでゆっくりスタート。小雨も黒味岳に登る頃には止み青空が見えてきだした。頂上は、立って居れないくらいの物すごい風が吹き早々に下山。

C     縦走路はヤクシマシャクナゲ、サクラツツジが咲き、周りの山は白い花崗岩が所々ヤクシマタケの中から出ており言葉では表わされない絶景の一言。宮之浦岳頂上からは

念願の永田岳のゴツゴツした稜線を見て感動する。

D     永田岳頂上からは、墨絵の世界に出てくるような節理の障子尾根にみとれる。

E     鹿之沢小屋までの下りは、雨で登山道が掘れてなくなっているため所々にアルミのはしごが掛けてあり予想以上に時間がかかった。

F     さすがに、鹿之沢小屋は混雑した縄文杉コースの小屋とは違ってわれわれ以外にガイド付のお客5名が泊まり静かなものであった。

G     花山歩道は、しっかり道でハリギリの大木、スギとヒノキの原生林が続き誰にも会わない静かなところで屋久島の大自然に触れ満足して今宵の宿に向かった。雨の多い屋久島で幸運にも頂上を踏む日に天気に恵まれ本当に感謝、感謝の気持ちで一杯である。


  黒味岳を望む
  今までぐずっていた空は、青空が広がってきた。
  頂上は、風が強く吹き飛ばされそうなので
  早々に退散
 5名のメンバーが宮之浦岳に立った
 ほっとした面々
 天候も回復し周りの景色が良く見える
  永田岳方面から宮之浦岳を望む
  どーんとした山容でさすが百名山
永田岳を望む
花崗岩のあちこち突き出た岩が印象的
永田岳山頂から障子尾根を望む
 墨絵の世界が広がっていた
ヤクシマシャクナゲとローソク岩
鹿之沢小屋に下る途中にあり下山道は、雨で
所々削られてアルミの梯子くだりに泣かされる
鹿之沢小屋でさすがにここまで来るとハイカーは
見当たらずガイドつきの5名パーティのみであった。
ハリキリの大木
 数百年間もかかって大きくなったもので貫禄が
 あった