久住山〜大船山・湧蓋山
[期 日] H16年7月17日(土)〜19日(月)
[天 気] 17日:快晴 18日:霧後晴れ 19日:霧
[記 録]
諫早6:47==鳥栖8:11〜15==豊後中村9:44〜50==牧の戸峠10:55〜11:05―沓掛山11:40〜
12:00―星生山13:07〜20―久住分かれ14:05〜15―久住山14:30〜40―中岳15:15〜20―
法華院温泉(泊)16:30〜7:50―立中山分岐8:40〜50―段原9:30〜35―大船山9:55〜10:30―
段原10:50―北大船山10:55―大戸越11:37〜45―平治岳12:15〜55―大戸越13:22―坊ガツル
14:00〜30―雨ヶ池越15:10〜25―長者原16:25〜35―飯田高原(泊)16:50〜8:00==地蔵原
8:10―湧蓋山登山口9:00〜05―湧蓋山10:05〜30―湧蓋越11:10〜15―疥癬湯12:20〜
豊後中村13:41〜14:34―鳥栖16:10〜22―諫早17:36
[費 用] 諫早==豊後中村 5860円(普通3750円+特急2290円)、豊後中村==牧の戸峠970円
疥癬湯==豊後中村 890円 法華院温泉(0974-77-2810)7000円、
民宿はんだこうげん(0973-79-3314) 7800円
[感 想]
@
牧の戸峠は、バスを降りると風が吹き半袖では寒いくらいであった。また久住山に登った高校生の団体やハイカーが次々に降りてきて賑わっていた。
A
沓掛山の山頂でカップラーメンとパック赤飯の昼食を取りながら初めての久住の連山(三俣山、星生山、中岳)を望みなだらかな山容に感激する。また北東には今年の冬登った双耳峰の由布岳が、北西にはあさって登る湧蓋山が望める。
B
時間もあることだし星生山経由で久住山に登ることにした。登りでオーバヒートした体に稜線を吹く風は何ともいえないくらい心地よい。
C
九州本土最高峰の中岳に登らないてはないと自分に言い聞かせて足をむかせた。一人でタイマーをセットして記念撮影し今日の宿法華院温泉へ下る。草の生い茂った沢沿いの道を下るが足場の悪い道だ。
D
法華院温泉は、大部屋に通されたがシーズンオフと思われ位空いており10人くらいの人しか泊まっていなかった。ここのベランダから大船山のまえに色とりどりのテントを張られている坊ガツルが望めゆったりとした時間が流れていった。この草原はテントのメッカで何時かはテントを持参で又来たいところである。
E
ノリウツギの花が咲く山道を登ると大船山であったが霧で展望なく暫くガスが切れるまで待っていたが下山の時間が来てしまった。
F
平治岳登りは、ミヤマリシマの群生しているところで花の盛りは素晴らしい所ころであろうと思いつつ頂上に立った。ガスが切れ先ほど登った大船山坊ガツルの向こうに三俣山か゛望め無理して登って来てよかったと思った。
G
今日の泊まりの宿の車に長者原まで来てもらい、温泉民宿でくつろいだ。民宿で24時間温泉に入れるというところは初めてである。夕食も馬刺しなどでて豪華であった。
H
宿の車で湧蓋山登山口まで送ってもらったのは、良かったのであるが登り口がこちらの意図したところと違い確認すればよかったと思ったが後の祭り。仕方なく帰りのバスの時間を気にしながら林道を道どおりに進むと岳湯温泉から続いている登山口に出てほっと一安心。ここから一時間あまりで草原状の頂上に出た。長ひょろい頂上で、ガスの中風が心地よいが期待した展望はのぞむことは出来なかった。
I
疥癬湯への下りは、標識もなくガイドとコンパスを頼りに進みなんとかバス停にたどり着いた。隣の旅館の好意でバスを待つ間外に出ている温泉のお湯を使わせてもらいで体を拭いて全てを着替えてさっぱりとした。肥前中村行のバスの本数が少ないのに加えて久大本線の一日に特急が3本しか止まらない田舎であり、時間を気にしながらの下山であった。このような環境で単独で無事山旅が出来たことへの満足感一杯で帰途に着く。
星生山より久住山と中岳を望む。
稜線を渡る風は、オーバヒートした体には心地よい。久住山山頂。
念願の山頂だけに感慨深いものがあった。大船山を仰ぎながらの坊ガツル
草地の上に色とりどりのテントが並ぶ。
テントのメッカで泊まる人が車座で語らっていた。
いつかは、泊まりたいと思いつつ後にした。大船山の三角点。
石柱ではなく岩に鋲で生みこまれた三角点は珍しい。沓掛山より湧蓋山を望む。
頂上が草原上になっている。