高塚山・池口岳山行記録
[期 日]H12年 11月2日(金)〜4日(日) 2泊3日
[パーティ] 計6名
[天 気] 2日: 曇り時々雨 3日:晴れ 4日:霧後晴れ
[記 録] 武蔵小杉6:30==山犬ノ段小屋13:05〜37―三ツ合山14:50〜55―高塚山15:25〜35―三ツ合山16:02―山犬ノ段小屋17:10(泊)5:22==池口(遠山宅)10:05〜35―登山口10:55〜11:05―徳造平11:42〜55―1370M12:22〜30―1615M13:35〜45―黒薙三角点14:15〜30―ザラナギ平15:37(泊)〜5:35ー2225M6:57〜7:05―加ヶ森山分岐7:18―池口岳北峰7:32〜42―池口岳南峰8:15〜40―ザラナギ平10:30〜11:05―1880M11:50〜12:00―黒薙12:17〜30―面切平13:20〜30―駐車場14:30〜40==富山村湯の島温泉16:10〜17:00==袋田IC20:00==武蔵小杉23:17
[費 用] 10,000円(マイカー使用) 内訳 高速+ガソリン+車代+テント代+保険+湯の島温泉300円 (05368-9-2011)
[感 想]
山犬ノ段の小屋は、紅葉を求めてここまで来て弁当を食べる人で混雑していたが泊まりは以外に10名程度で安心する。。この小屋は中川根町の無人の大きな小屋で今まで泊まった小屋では一番広い。水は手前2Kmのところでポリタンに詰め込んできた。
時間がないため蕎麦粒山は、カットして直接高塚山に向かう。紅葉は今週が盛りで晴れていればさぞかし色とりどりの山が映えるだろうに残念である。高塚山山頂は、低い笹に覆われている明るくて広い。千頭山の会が建てた日本山岳会編 日本三百名山と書かれた立派な立て札が目に入らぬかと行った感じでたっていた。 避難小屋での夕食後は、隣の豊橋から来たパーティと山の歌を一緒に歌って楽しい秋の夕べが過ぎていった。
次の日は遠山さん宅で挨拶をして池口岳に向かう。30分ごとに休みながら水3l以上をつめた重いザックにあえぎながら紅葉のカラマツ林のなかを登っていく。Uさん風のため調子悪く遅れ気味。紅葉を見る余裕は疲れと共になくなり早くテント場ザラナギ平に着きたい気持だけがつのる。黒薙から明日登る池口岳岳が望めるが、見る余裕もないパーティである。ようやくザラナギ平に到着。先客7名のパーティがいるだけの静かな草原にテント2張りを張りテントの中で楽しい夕食をとる。今日の献立は、マーボドウフと海鮮サラダでおいしい。その内にいつものアルコールが体中にまわりハイの気分になった。
翌日は、5名空身で池口岳に向かう。急坂を極めると待望の池口岳北峰につくがガスで展望が無く風が強く寒いので南峰に向かう。 途中草紅葉になったアップダウンの箇所を進む。南アルプスの深南部らしい低い笹の登山道を上がると気持ちよい南峰につく。全員握手して登頂を喜び合う。この頃から天の神が微笑みだし霧のベールが無くなり加ヶ森山と光岩を抱いた光岳が望めるようになった。展望が良くなると疲れもとれるで不思議なものである。返りは斜面に這いつくばってこちらをじっと見つめているカモシカに見送られてテント場に向かった。