安達太良山



[期 日] 平成16年 3月6日(土)〜7日(日)                      [係り]園田

[参加者]  園田、金子、角田、北川、葛西、山本、宮本、小林、濱部、市川

                                         10

[天 気] 1日:曇り(吹雪)   2日:曇り
[記 録] 新川崎7:06=二本松12:15〜20=奥岳スキー場12:45〜13:00―勢至平14:15―
くろがね小屋16:20(泊)〜7:00―安達太良山8:25〜35―県民の森分岐9:00〜10
―薬師岳9:35―リフト乗り場10:05奥岳スキー場10:35〜11:00=二本松11:25
57=川崎17:23
 [地 図] 安達太良山(25)
 [費 用] 新川崎=二本松2300円(青春キップ )   二本松=奥岳スキー場4520円(小型タ
クシー) 、くろがね小屋5,470円(一泊二食)
 [感 想] 
     勢至平に近づくにつれて吹雪がひどくなり、10数名のパーティが途中から引き
返してくるのに出会う。 しかし我パーティには、山スキーの経験のあるKさんや冬山
のベテランKさんもおり涼しい顔だ。烈風の吹きすさぶ中暫くするとこの吹雪に体が
慣れてきて風の呼吸を感じ取り、時々耐風姿勢をとりながら前進。先頭はスノーシュ
ーを付けたKさん、二番手は私で地図と磁石の係り、三番手は、昨年歩いた経験のあ
る目のよいMさんで絵符見つけ役。
2006年3月11日撮影
あとの女性達は、このような悪条件化で引き返すか言い出すのを待っていたみたいで
あるが無視して進む。先頭は、スノーシューを履いているため快適に先行するが2番
目以降はつぼ足のため距離が離れがちだ。眼鏡のガラスが凍り視界不良になり時々氷
を払う。

先頭のKさんから「小屋がみえたぞー」との声に安堵する。

小屋は、この悪条件で登ってきたは我々だけかと思ったが、後からぞくぞく40名く

らいスキーをつけた連中が小屋に入ってきて混雑しだした。早めに湯加減のよい硫

黄温泉に体を浸し疲れをとる。食事はカレーライスであるが、おいしくて皆お代わ

りをしていたみたいである。

2階の部屋が割り当てられ、暖のため毛布をひざに掛けて楽しい山談義が続いた。
 翌日は、昨日の突風もおさまり時々ホワイトアウトになる中頂上に立った。さすが

に頂上は風が吹き寒く早々に下山開始。雪原を下る自然と一体となった醍醐味は、雪

山を知った人しかわからない。 山スキー、スノーシュー、ワカンジキをはいたハイ

カーがぞくぞくとしたから上がってくるのに出会う。

今回のヒット商品は、スノーシューであり下に下りてタクシーを待つ間、スノーシュー

をはいて体
験をさせてもらった。雪の深いところでは労力少なくて前に進むことができ

るためこ
の優れもの品を購入したくなった人が大半であった。来年のスノーシュー山旅

計画に
期待したい。

また参加した皆様にとって安達太良山の冬山の烈風体験は、いつまでも印象に残るであろう。