7/31〜8/3、恒例の父子奄美大島の旅の様子です。
毎度同じところにしか行かないのですが、とても落ち着けるのでよいのです
今回は天候に恵まれ、また同じく国直ビーチファンのIさんファミリーに会えたりして、
いつにも増して楽しい旅でした。

(枠付きの写真は、クリックすると大きなサイズで開きます)


7/31(一日目)

今年も鹿児島経由です
鹿児島空港で奄美行のプロペラ機に乗り込みます。優斗の学校の予定がなかなか決まらず、日程を決めた時には直行便は満席だったので。今回は往復とも鹿児島経由になりました。
屋久島
機窓越しに屋久島が見えました
島のことをお勉強
奄美パーク内の奄美の郷。奄美の自然、歴史、文化を映像や展示などで楽しく学んでます。4年生の時に来て以来です。本人曰く、当時は歴史も生物の知識も持ってなかったので、今もう一度見るとより面白いのだとか。
指定席
昼食は毎回必ず行く笠利町の夢紅で。海のみえるテラス席が指定席です。優斗が楽しみにしていたスペシャルのパスタ(この日はボンゴレ)が売り切れていたのがちょっと残念。定番のカルボナーラオムレツにしました!
パノラマ1
店の裏がこの景色なんです。海に向かって左側。
パノラマ2
続いて右側。
到着〜。
その後クルマを走らせ、目的地の大和村国直に15:30に到着。しかしすぐにはビーチに出ないのがこの地に通いなれた者の技です。集落の人たちが続々と出てくるのは「良い子は帰りましょう。」の放送が流れる18時過ぎなのです。
I家3姉妹ビーチに出撃
民宿中村荘で、Iさん一家に会いました。当家同様奄美大島ファンで、とくにこのビーチが好きということで、ちょうど一年前にSNSで知り合い、いろいろやり取りしていましたが、ついに実際にお会いできて感激です。
うちは父子二人旅ですが、こちらのお子さんは、小学生の3姉妹。にぎやかです。さっそくその3姉妹が海に出ていきました!
ところで見慣れない巨大発泡スチロールが浮かんでますがこれは何?
地元のお兄さん
地元の中3F君と再会。年少の子の面倒をよくみる好青年なのです。
ダイナミックに
この発砲スチロール、子どもたちは豆腐と呼んでました。乗ったりそこからジャンプしたりして楽しく遊べます!
おっと島の好青年その2、Rくんも登場。こうなると、箱ごと転覆させたりして、さらに大胆
に遊べます。
大人の部活も健在です
19時に近づくころ、集落の大人たちも舟漕ぎの練習にやってきます。暗くなるまで練習してから、公民館で「反省会」をする習慣(くんにょりハマオレ部)も健在でした。
舟と夕日が似合います。
あっという間に舟は沖へ。そしてようやっと日が傾いてました
ボリューム満点
中村荘の食事は美味しいですが、量もすごい。一日目夕食、ごはんはハヤシライス。中央はRくんとFくんが獲ったタナガ、ゴーヤの天ぷら、鶏のから揚げ。軽く3人前ですかね。これでまだ半分。
まだまだ出ます
魚の煮つけ、お刺身(メバチマグロの幼魚らしい)、もずく。このあとさらに小鉢が一人二つ来ました。

8/1(2日目)

朝の散歩にて
地元の友達で同級生のYoくん。初日の晩、お父さんがIさん夫妻と黒糖焼酎で大盛り上がりしている間、家に出掛けて行き、そちらも盛り上がっていたようです(何せお父さん飲みすぎて最後は記憶なし)。
これは二日目朝、ラジオ体操の会場(公民館)にて。
勉強してます
この日はゆっくり過ごしました。午前中、学校の夏休みの宿題の課題の研究のため、大和村内の野生生物保護センターに行き、その後名瀬の市街地までドライブしました。途中、国直サンセットパークにちょっと車を止めました。国直の夕日はビーチから見るのがよいですが、ここで見るのもまたよさそうです。
タナガ漁に行きました
午後はRくんとFくんが手長エビ(地元ではタナガと呼ばれます)とりに連れて行ってくれました。3姉妹と一緒に暑い中熱心に取り組んでます。
真昼のビーチ
日中の国直ビーチ。めずらしく日中から泳いでいる観光客がいます。子どもたちは楽しそうですが、日焼け対策のお母さんたちが非常に暑そうでした。
さあ夕方
今日も18時を過ぎて日差しが和らいできました。優斗とIさん3姉妹、地元の子どもたちが出陣です!
鶏飯メガ盛り
今日はちょっと早めに夕食。中村荘でいただく郷土料理鶏飯は最高なのです。しかしおばちゃんが人数間違えてわが親子に軽く10人前準備しちゃいました(^_^;)
(結局翌朝もいただき、かつ別のお客さんにも食べてもらって、食べきりました。)
雲一つない夕空
鶏飯をいただいていたらIさんが民宿に走りこんできて「水澤さん!今日の夕日はすごいっすよ!」と呼んでくれました。カメラ担いで出て行ったら、うおお、確かにすごい。雲一つない水平線にまさに沈んでいくところでした。
日の入りの瞬間
卵の黄身みたいな太陽が、ぽとっと落ちる感じ。いいもの見ました。
サービス乗船
今日も舟漕ぎの練習が始まりました。サービスで子どもたちをたくさん乗せてくれているところです。
とっぷりと日が暮れるまで
熱心な練習が続きました。縮小画像では見えませんが、画面左側の空に一番星が光ってます。練習後は公民館に冷たい飲み物が待ってますよ。
子ガメ保護が狙いです
街灯が赤い!ネオン街のような怪しげな雰囲気...。いいえ、ウミガメの赤ちゃんが月と間違えて街灯の方に歩いてこないよう、去年の夏から施されているのです。カメの赤ちゃんは赤い光は感じないらしいので。村特産のすももの色に似ていることから、地元では「すももロード」と呼ばれています。

8/2(3日目)

カヌー乗りに来たよ.。
黒潮の森マングローブパークに、ようちゃんを連れて行きました。
聞くより実践だね
マングローブ原生林はカヌーで行きます。自然保護のため、エンジン付きのボートでは入れないのです。インストラクターから簡単にこぎ方のレクチャーを受けました。
森を観察しながら行きます
雄大な景色の中を手漕ぎのボートで行く醍醐味は格別です。
息を合わせよう
子どもらは二人艇で仲良く行きました。息が合わないと思う方向に進まないよ。
折り返し地点
中間点の中洲のような場所に上陸しました。3年前に来たときにはカヌーの数が多く混んでいて、ここまでたどり着けなかったので、いい気分です。
特徴的な樹木です
この木の根っこがいかにもマングローブ。満潮だと海の水に浸かるわけです。
様々な生き物がいます
砂地を静かにして見ていますと、カニなどのいろいろな生き物がいますね。無数に開いた穴から、片方の手のハサミが大きいハクセンシオマネキがどんどん姿を現します。出た瞬間に巣穴を石で塞ぎ、動揺する相手を生け捕りにする技を優斗たちが開発。(写真撮ったらすぐ巣に返してやりました。)。
この眺めを見たかったのです
すごい風景です。3年前に来たときは工事中でこの展望台に上れなかったので、あらためて見ることができて感激で
楽しそうに語らってます
お二人さん、何しゃべってるの?
リュウキュウアユ
パークで飼育されているリュウキュウアユ。今は奄美大島だけに生息しています。当然絶滅危惧種で、カテゴリーはCR(絶滅危惧TA類)です。
島の最高峰を望む
島の西側の山道で大和村に帰ることにしました。道のアップダウンが激しかったです。これは途中休憩したところ。左側正面に奄美大島の最高峰湯湾岳が見えます。
紺碧の梅
今里漁港が見えてきました。たいへん美しい風景です。コンクリートの護岸やテトラポッドがちょっと残念ですけど...。国直海岸が唯一人工物がないビーチのようです。
今度は滝です
この日第二の目的地マテリアの滝に到着。マイナスイオン全開!!
ようちゃん、ダイブ
川底が一部深くなっています。3mくらいありそう。そびえる岩の高さも5mほどあろうかと...。地元のようちゃんは迷わずジャンプイン。
クールダウン
冷たい水が気持ちいい!マングローブパークのカヌーでやや暑気あたり気味だった優斗もすっかり元気です。
今回も見れました
希少種、リュウキュウハグロトンボがたくさん飛んでました。金緑色に輝く金属光沢がとてもきれいです。
今日も漁です
R君、F君、Iさんファミリー、地元のKさんファミリーも合流してきて賑やかになりました。今日もタナガ漁です。東京の子どもたちは浅瀬で小物を獲りましたが、F君がすごい。深い所に生息する大きいのを狙います。巨漢なのに俊敏な動き。垂直に潜っていく姿がカッコよかったです。大物を次々にゲット!
今日も豪華です
三日目は焼肉。沖縄から来た何とかという有名な豚肉が美味い!写真に一部しか映っていませんが、やはり軽く1kgはパックされた肉が出てきました。
三日目の夕日
雲が出てますが、それはそれでよい空の表情です。
国直ビーチの夕日が最も似合う男
地元のユージ兄、自称奄美の福山(雅治)です!
大人も子どもも
今日もいい夕日を見に、集落の人々が集ってきます。
花火見に行くよ!
10kmほど離れた村内の別の集落にお住いのサティさんご夫妻とその子供たち(3兄弟!)とヨウちゃんファミリーとともに名瀬市の花火大会の見物に行くことになりました。公民館前で、ちょっと強引に一台のバンに乗り込みます。
今日も漁です
打ち上げ直前の20時に会場に着きましたが、花火もよく見え振り向けばステージというよい場所が取れました。子どもたち大喜び、と言いたいところですが、中1の3名は金魚すくいに夢中になってちっとも見物席に来ません。
祭りのフィナーレ
コンサートが終了して祭りもファイナル。老若男女がステージに上ってきて、土地の踊りに興じてます。
ありがとうございました
無事帰ってきました。サティさん(運転のため飲めず)、ありがとうございました。公民館前で記念に一枚。

8/3(四日目最終日)

ウミガメのあかちゃん発見
民宿のおばちゃんに「優斗君カメがいるよ〜。」と5時半に声がかかり、海岸に出ました。迷子になっていたウミガメの赤ちゃんをちょうど海に帰したところでした。残念見逃したと思いましたが、ユージ兄たちが丹念に物陰を探すと、その後3匹の子亀が保護されました。
国直に帰ってこいよ〜
波打ち際に逃がすとちゃんと海の方に向かって歩いて行き、大海原に出て行くわけで感動します。

ところで到着日集落の人に「あ、水澤さん、今年も来たんだ、いらっしゃい。なんかカメみたいだね〜。」と言われました(笑)


Iさん、またお会いしましょう
Iファミリーは舟漕ぎ競争の応援に出かけるので、朝食後に民宿前で記念撮影しました。子どもたちはビーチや滝で一緒に遊ばせてもらい、親たちは黒糖焼酎の酒盛りで大いに盛り上がりました。おかげで今回の旅は例年にも増して充実しました。ありがとうございます。
朝から泳ぐよ
午前中で出発するので、今日は日焼け覚悟で朝からビーチに。今回異常気象(猛暑と干ばつ)のせいか、いつになく海の水が濁っていたのですが、この日はかなり透明でサンゴ礁の底が見えるいつもの国直ビーチでした。
朝から泳ぐよ
完全プライベートビーチ。中学で水泳部の優斗、思う存分泳いでおります。
魚も見ました
ブイまで泳いで行ったら、ブイの周りに小魚がいっぱいいました。優斗撮影。
記念に一枚
ようちゃんが親子ショットを撮ってくれました。
これも毎年の行動
最後に笠利町の眺めの良い所で車を停め、名残りを惜しむのが定番です。
この景色ですから
実に美しい!
村の特産品
村の方からいただいたお土産の包みを家で開けました。おーっ、大和村特産物のすももの加工品がずらり。これは名瀬の土産物屋では買えない!貴重品です。すももジュース大好きの優斗が「しばらくチビチビやれるね。」などと酒飲みのような発言をしておりました。

島の皆さん、ありがっさまりょーた!また来ます。

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