
| 再び、権現岳へ!! 今回は御年70歳の挑戦登山です。 ![]() こちらの方、お付き合いは14年目になります。 雪山を始めた頃はグズでノロマで・・・ 当時、行っていた募集型の登山では他の人との足並みがなかなか揃わず、また足元もおぼつかないので、ちょっとした下りでも安全のためにロープで確保するような感じでした。 それでも負けずに(懲りずに)、ずっと一緒に山に行き続け、昨冬は赤岳〜横岳〜硫黄岳の縦走までできるようになりました。 最近は私も天気や雪の具合によって臨機応変に日程や行先を変更できる個人ガイドに特化していますが、それに合っているのか、今では冬の間は毎月どこかへ出かけています。 今でも決して足が速いとは言えないこの方に「権現岳に行きたい」と言われたのは12月のこと。 いやいや、冬の権現はそんなに甘くないよ・・・、と思いましたが その奥に秘めた熱意に答える義務が私にはあるので、普通は夜行日帰りが主流の権現岳を登山口から10分の清里のペンションに前泊+後泊して完遂するプランを考えました。 一日目はゆっくり時間で集合して、八ヶ岳を望めるいくつかのスポットに立ち寄り、挑む権現岳のルート全容を眺めて気合を入れてもらいました(とにかく、長いルートです) そして当日は午前3時半に起き、5時に歩き始めます。 この時期の日の出は午前7時、夜が明けて明るくなり始めるのですら6時半ですから、マイナス10℃の冷え込み+真っ暗闇の中、1時間半も歩くことから始まるのです。 ![]() ルート中盤にはかなりの急傾斜が1時間以上続く区間もあったりするうえでの標高差1400mの往復というのは例えると「上高地〜岳沢〜前穂高岳」を一日で往復するようなものです、それも雪のあるこの時期なわけだから易しいわけはありません。(しかも70歳!! ← しつこい??) ![]() せめてもの救いは疲れが出てくるコース後半は終始眺めがいいので、足を止めて休憩できる場所が多いことでしょうか。 また日程選択でも、前日は昼頃から晴れてくる予報だったものの風と低温には苦しめられそうだったし、翌日には南岸低気圧の通過で降雪が予想され、トレースのない山でこの長時間の行動は厳しいだろうということで、選択したこの日の挑戦です。幸いにも風は穏やかで気温の低さをあまり感じられなかったのは助かりました。 ![]() 出発から5時間、標高差1200mを登り切り、やっと目の前で目指す権現岳とご対面です。 「山頂が無理ならせめてこの三ツ頭まででも」と言われていましたが、そんな禍根を残すような登山はしたくないので、日の出前から2時間も歩くプランなのです。 まだまだ遠く見える山頂もここまでくればあと一息。 ![]() 出発から6時間半かけて登頂を果たしました。 ![]() 山頂からは過去に登った赤岳や阿弥陀岳や横岳が一望。 頑張って登ってくれたおかげ+風が穏やかで寒くのないので山頂では30分くらいのんびりとできましたが、下りは長い道のりが待ってます。 ![]() 少し上層の薄雲の多い空模様ではありましたが、展望は良く、槍穂もくっきり見え、下り始める頃は徐々に青空も戻ってきて、最後に三ツ頭から下る前はしっかりと思い出詰まる八ヶ岳の峰々を目に焼き付けることができました。 ![]() 下山は16:20。 なんとか日没前には下山も完了。 ある意味計画通りのスケジュールでの登山を敢行できました。 未明の5時から往復11時間半、頑張ってくれました。 もちろん、このあとは車で10分の宿へ行き、お風呂でゆっくりと足を延ばして、冷え切った身体をあたためて・・・ 、後泊があるからこそ焦らずに行動できたのも良かったのでしょうね。 ![]() 一息ついたら宿の近くにある人気のビアレストランでお祝いを。 わたしも宿題残すことなく肩の荷がおりました。 来年はどんな無理難題を突き付けられるのかな(笑) |