週末は北アルプス・西穂高岳のピラミッドピークへ出かけてきました。 先週は春本番のような陽気が続き、山の雪はみるみる減っていったのでしたが、幸いに前日(金曜)には雨(山では雪)が降り、山肌はきれいに雪化粧し直した姿で迎えてくれました。
登山者でごったがえす独標山頂は早々に後にして、先へ進みます。 さすがに独標を過ぎると人もガクンと減って、気分良く歩けます。 多少の風はありましたが、日差しは暖かく、また、昨日降った雪のおかげでルートも歩きやすくて順調にピラミッドピークに到着。 ひとしきり、写真を撮りあいっこしたあとは慎重に下りましょう。 この頃になると独標にも人はいなくなり、小屋の夕食の時間までゆっくりと穂高の眺めを満喫できました。 今回、「ピラミッドピークまで」というガイドは2度目ですが、独標だけでは時間的にも歩き的にもちょっと物足りない、でも西穂の山頂まではちょっと厳しいという人にはピラミッドピークまでというのはちょうど良い加減ですね。 ただ、ゆっくりと休める場所がない、景色的には独標のほうが良いかも…というのはありますが。でも、下りてきて、あの白いでっかい三角まで行ってきたという満足感は得られますよね。 とはいえ、独標の単純往復よりは危険度も上がるし、雪や氷の状態をきちんと判断できないと危ないですからね、気を付けてください。 |