1月23日(火)

いやいや、驚きましたよね。
先週訪れた志賀草津道路から見た草津白根山で本当に噴火が起きるとは…



最初にニュース速報で第1報を聞いた時は、この湯釜で極々小規模な噴火、煙や火山灰をポッと吐いた程度のものだと思ってました。この数10年ほどでその規模の「噴火」は何度かありましたからね。

それが、もうずっと活動していなかった本白根山の方で、しかもゲレンデのすぐ脇で、もうもうと湧き出す火山灰と噴石が人や建物を襲うんですからね。

2年前の御嶽山に続き、もう本当にいつどこでこんな噴火が起こるか分からなくなりました。

例えば、言うまでもない焼岳。

それ以外でも最近はもう行きませんが浅間山、あとは皆さん知らない人もいるかもしれないけれど、乗鞍岳は江戸時代に噴火しているらしいですし、北横岳も800年くらい前に噴火しているという。新潟焼山だって山頂付近までは近づきませんが、一昨年小規模噴火してますしね。

他にも県内で私がよく出かける山では、白馬乗鞍岳も八ヶ岳も蓼科山も、飯縄山も黒姫山も志賀高原の志賀山・横手山、みんな火山ですからね。

いつ自分たちの身に降りかかるかと思うと気が気でなりません。


話しを戻してこの白根山。

例えば、去年はこの湯釜の裏側を
「すごいねえ〜!」と言いながら登ってました。(緑の丸印付近)



ここで今回の火口からは約3kmの距離。

最初の渋峠あたりだと火口から約4kmの距離。



他にも昨年から今年にかけて出かけた場所の火口からの距離はご覧の通り。

気象庁が立入りを規制する火口から2kmの範囲からは外れていますが、もう同じような噴火がどこで起こるかなんてわからないですよね。

とはいえ、山岳景勝地と火山活動は切っても切れない関係であることも事実。
火山が作り出す自然の造形美は素晴らしいですものね。

そこは今後どう付き合っていくかということで、当面はこの冬に依頼を受けているこの方面へのお出かけをどうするかですね。

いたずらに風評被害を拡大させるのはよくないとは分かってはいますが、じゃあ万座温泉は安全なのか!?と言われたら、あの映像を見たらそんな自信はないですよね…