1月21日(日)

週末は八ヶ岳縦走へ。

初日はまず黒百合ヒュッテへ

しかし、登山道に続く林道は凍結が激しく、登山口の3km手前で身動きできないプリウスが立往生していたために我々もそこから歩く始末に…

これが地味にキツかった

こんな道、プリウスなんかで来るなよな〜

さて、登山口では雪が少なく地面が露出していましたが、標高を上げ、黒百合ヒュッテ(2400m)あたりでは積雪もたっぷり。わずかな標高の違いで雪もずいぶんと違うものですね。



小屋に到着後は中山へ出かける予定でしたが、なんだか雲が出て来たので、中山峠の展望台で明日目指す山を眺めるだけにして、プチ宴会へ突入!!



本番の二日目は期待通りに快晴に!!



これから登る天狗岳と、背後には北アルプスもバッチリ。



今回のメンバーは冬の天狗岳には何度も登っているメンバー。
ですので、この天狗岳から眺めれば遥か彼方の硫黄岳までの縦走が今回の目標。





強風地帯の天狗岳〜根石岳。
今日はほどほどの風ではありましたが、せっかくなので冬も週末だけ営業している根石岳山荘で休憩をさせていただきました。土曜日は宿泊もできますので、皆さんもどうぞご利用ください♪



とはいえ、今日は長丁場ですのでゆっくりもしていられません。
続いて、箕冠山を越え夏沢峠へ、ここまでくると硫黄岳が立ちはだかるようび聳えます。ここからは標高差330m、本日最大の登りです。




森林限界を越えると、終始10〜15m/sくらいの冷たい風が吹き付けますが、今日はまだまだマシな気象条件でありがたかったですね。



硫黄岳山頂まであと少し、今朝はあの白い天狗岳の向こうから、ゆっくりとゆっくりと、それでも確実に歩みを進めてここまで来れたことにちょっと感動です。下山して車に乗ると、「あ〜、車って便利!!」と思うけど、人間の足の歩みも捨てたもんではないと思います。



そして硫黄岳からは見慣れたこの風景。

北八ヶ岳からはるばる縦走してくると、この阿弥陀〜赤岳〜横岳〜硫黄岳がグルリと取り囲むこのエリアは独特な世界を演出しているように感じますね。山にはそれぞれの楽しみがありますが、やはりこのエリアは他より一歩秀でた魅力を持っていると感じてしまいます。

なんてことを言っても、まだここから駐車場までは先は長いので引き続き気を付けて下山しましょう。最後に今日の最後の山場であった氷河(凍った川)で本日のレポートを締めくくります。
皆さん、長距離の登山お疲れさまでした!!