11月17日(金)

山小屋仕事の疲れを癒しに、気温30℃の南国でリセットしてきたのではありますが、少々ふやけ過ぎてしまったので、マイナス10℃の蝶ヶ岳へ再度リセットしにいってきました(笑)

まあ、理由はどうでもいいのですが、
山に雪が降り、天気が良くなった日に用事がなかれば登るしかない、ただそれだけのことです。

向かったのはだいぶ久しぶりとなる蝶ヶ岳。
ここ数年は11月中にまとまった雪が降ることなく、なかなか足の向かなかった蝶ヶ岳ですが、今年の秋はいつになく雪が早いので出かけてみた次第です。

それになんといっても登山口(駐車場)まで自宅から30分。
私にとって一番近い山が蝶ヶ岳なのです(但、12月〜4月20日過ぎまでは通行止)


昨日は吹雪となり、蝶ヶ岳も標高1300mの登山口から雪となっていました。

今朝の安曇野は最低気温がマイナス2℃、深い霧に覆われて見通しの悪いなかでの運転でしたが、山道に分け入ると空は快晴となりテンションもあがりました。

途中から見上げる常念岳も真っ白です。



コース後半になると積雪も増え、山頂直下では50〜60cmの積雪となっていましたが、昨日入山した人がいたようでひどいラッセルにもならずに順調に高度を稼ぎ、森林限界付近までくると霧氷がきれいでしたね〜



そして小屋の前まで来るとこの景色、そしてこの向こう側へ出れば…



期待通りの景色が待っていてくれました!!

写真を撮るために、この風上側で30分ほどいると身体もかなり冷えてしまいましたが、ふやけた身体にはちょうど良い刺激となりました。

来月にはガイド登山も始まるので、すこしづつ装備や服装、それに気持ちを冬に向けて進めていかなければなりませんので、今日はここへ来れて良かったです。