3月26日(日)

多くの地域で雨や雪の日曜日となったようですが、
日本海側の新潟県は今日も晴天が続きました。


まあ、実際のところ今日の天気への不安はものすごくありました。今日のガイドオーダーは新潟県糸魚川市の焼山北面台地。(↓、昨年3月27日の記事参照)



ただ、ここも登りで4時間、往復で6〜7時間かかるコース。
今日のこの天気に不安のある状況の中で、またまた6時出発で登っては見たものの、空が雲で真っ白だったらどうするのか!?という葛藤には勝てず、同じような景色を手軽に味わえる放山(はなれやま/1189m)へ変更を提案。



スキー場のリフトを使って、登った場所からは目的の焼山方面の景色はこんな色合い。

広大な雪の斜面は広がり、とってもきれいなんだけど、空が白いとやっぱり・・・

南から押し寄せる雪雲雨雲が焼山や火打山などの高い山に堰き止められている感じ。

ただ、我々の上空がまさに曇り空と青空との境でした。
↑の写真と同じ場所から北側を見ると、この青空(笑)



前を向くと白い曇り空、後ろを振り返るときれいな青空に屹立する権現岳。
なるべく後ろを振り返りつつ登ると、とても気分の良いスノーハイキングです(笑)



スキー場から放山までは軽く1時間で到着。
眺めの良い場所へ移動してゆっくりと1時間ほど過ごすうちに、焼山方面の雲もだいぶ薄くなって、景色に明るさが広がってきました。



山が完全に見えるまでにはなりませんでしたが、ここまで青空が広がり、春のあたたかな日差しのもとでノンビリ過ごせて満足いただけたでしょうか。

あの雲の向こうでは雨や雪が降り、軽井沢では大雪に、東京では最高気温が6℃台とは想像もできない穏やかで雄大な景色を堪能してきました。


そして、ここへ来たならこれは欠かせません(笑)

わずかな時間の登りとはいえ、春の陽気の中でかいた汗を麓の温泉で流したあとは、マリンドーム能生へ!! カニを食べて、お土産にハタハタやカレイの干物を買って、最後はきときと寿司で軽く寿司をつまんで解散と、なかなかに中身の濃い二日間をお楽しみいただけたでしょうか。



さて、これで3ヶ月半の「冬期休業中」の活動も終了となりました。
ご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました。
また、HP上で応援いただいた方々もありがとうございました。

ちょっと落ち着いたらこの冬の出来事をまた、振り返ってみたいと思います。

山小屋の再開まで一ケ月を切り、少しノンビリしつつ、徐々に山の仕事も増えて参ります。もう少し、この「冬期休業中」も続きますので、引き続きお楽しみいただければと思います。