3月21日(火)

今日の中の湯温泉は雪の朝、積雪は10cmほど。
気温は0℃で、外に出るとウエアがびしょびしょになる雪です。

今日はもともと雪予報だったので、近くのスキー場で滑るか、山スキーに出かけるかと相談していたのですが、3名のうち2名は昨日の焼岳で大満足して「今日はパス(笑)」とのこと。

一人だけが滑りたいというので、わざわざ出かけるのは止めにして、チェックアウト(10時)までの時間、旅館の裏山で山スキーの特訓をすることに(笑)

今日はガイド料を取るつもりはないので、厳しくいきます、特訓ですから。

シールの脱着、急斜面での登りの技術・切り返し、すべてがスムーズにいかず、まだまだ修行が必要ですね。

緩斜面ではだいぶ滑れるようになったようですが、急斜面に立つとどうしても怖さが先行して、腰が引けてしまい、ターンもぎこちなくなってしまいます。

アイスバーンなどが怖いのは分かるけど、今日のように雪の状態がいいときは転んだって滑落するわけではないし、まずはその恐怖心を克服することです。そのためには緩斜面ばかりで練習していてもダメ、どんどん急斜面に飛び込んでいかなくっちゃ。スキーは重力をいかにうまく制動するかのスポーツです。(ゲレンデでの練習は中斜面くらいがちょうどいいです)

あとは膝の屈伸運動で抜重の動作を行い、ターンのきっかけを作る。今は足だけで無理矢理曲げてる感じですから。you tube で上手い人の動画をたくさん見て、イメージを作り上げていくのも大切です。

私はスキー場でアルバイトをしていた時、リフトに乗りながら上手い人の滑りをずっと観察して、そのあとにいかにその滑りに近づけて滑るかを練習していました。

もちろん、5年・10年かけて練習しましたから、そんな1年や2年でうまくなるわけはありませんけどね。

以上、今日のお蕎麦代分のレクチャーです(笑)




他の方々はチェックアウトまで何度もお風呂に入り、ノンビリと過ごしてから雪道の中の湯をあとにしました。途中、地元の酒蔵でお土産用のお酒を買い、松本で人気の500円(税別)でそれなりに美味い蕎麦を食して、雨降りの松本駅で早めの解散となりました。


今日はこんな雪や雨ですが、昨日の素晴らしい青空をもう一度(笑)