3月18日(土)

平湯温泉でゆっくり温泉三昧を楽しんだ翌日は槍穂高を望む、乗鞍岳北端の地へ。

平湯温泉から平湯トンネルを抜けるとそこは久手牧場、昨日食べた飛騨牛はここで育った飛騨牛かな?

登山の対象にはなりませんが、この久手牧場から乗鞍スカイラインの夫婦松展望台〜猫岳〜四ツ岳に至るルートは、山スキーヤ―の間ではマイナールートとして知られています。

春のような陽気となりましたが、ここは北に面した斜面なので、雪質もいいだろうし、昨日の乗鞍岳のオマケとして登るにはちょうど手頃ということで、本日の目的地としました。



一面の雪でスキー場のようになった牧場の斜面を登っていきます。
牧場内で標高差が400m近くあるので、なかなか登り甲斐のある斜面です。

左(西)側には高山盆地とその奥には白山から加賀越中の境となる白い山脈が続く伸びやかな風景に登りの疲れも癒されます。


今日は白山方面は少し霞んでしまっていましたが、スカッと晴れたら絶景でしょうね。

さらに高度を上げると、

焼岳や穂高岳が見えてきました

そして登ること2時間、夫婦松展望台からは槍穂高+焼岳が一望となるのです!




この先、まだまだ山は続き、1時間でも2時間でも3時間でも頂上に至るまでルートは延びるのですが、今日はオマケだし、天気も昼からは雲が増えてきそうな予報なので、本日はここで終了。

そして、ここからが楽しい滑走です。


北面を狙ったのがピッタリあたり、3月中旬の晴れの日にさほど標高の高くもないエリアでご機嫌なパウダーを楽しませてもらえました。https://youtu.be/oWTFb0wVVoA

今回の平湯をベースに乗鞍を信州側からと飛騨側から楽しむのはなかなかナイスですね。


さて、今回のお客様が古い山スキーのセットを貸し出し用に提供していただけるということです。男性用にも近隣の私の友人にもアテがありますので、来期以降は男女それぞれ1セットづつの貸し出しも可能です。(靴のサイズに制限がありますが)

チャレンジしてみたい方はまたお声がけください。
ただし、普通にスキー場のゲレンデでそれなりにどこの斜面でも滑られるくらいの技術がないと山でなんか通用しませんからね。バックカントリースキーって経験の無い方にはそんなに簡単なものではありませんので。