白馬乗鞍岳→糸魚川で宴会の翌日は、再び白馬へと戻って唐松岳へ(笑) 今回のガイドのオーダーはまだ全員が登ったことのない白馬乗鞍岳ということだったのですが、「もう一日はどうしますか?」と聞くと、「もし両日とも天気が良かったら、白馬乗鞍+唐松岳!」というとんでもないオーダーでした。 そんなに具合良く、週末が両日とも晴れるわけないじゃん。 もし晴れたとしても、そんな欲張りなプラン・・・、と色よい返事はしなかったんですけどね。 なんか、今日も良い天気になってしまったので、超欲張りプランに乗せられてしまいました。
今日みたいに天気がいいからだと思うのですが、見てて心配になるような初心者風の登山者もたくさんいました。今日の八方尾根・唐松岳は雪の状態が良くて、なんの心配もいらない状況でしたが、雪の状態の悪い西穂高岳や中央アルプスの木曽駒ケ岳や宝剣岳では事故が続発しているようです。今日みたいな日に唐松岳に登れたから言って、難易度の高い状況で安全に登れるものではないですから、本当に気を付けて欲しいものです。 今日も唐松岳の山頂までチェーンアイゼンやスノーシューなんてとんでもないのが複数いました。登れたから良いとはいえ、それって高級レストランにジーンズ・Tシャツで行くような感覚と同じだと思うし、目的とする山域に応じたふさわしい装備や服装は不文律としてあるものだと思います。 ひと昔前は遭難者の中心は中高年が多かったと言われていましたが、最近は30代を中心に山登りを始めたばかりの人の事故が増えているのは、そういうところから発生していくのかもしれないですね。 それはともかく、朝は雲が多かった空も徐々に青空のゾーンが広がってきました。 八方池まで来るとすっかり青空に。さあ、テンションあがります!!
丸山ケルンを越えると目指す唐松岳頂上も目の前に 途中までは穏やかで春のような陽気でしたが、さすがに上部に来ると風もそこそこあり、高山であることを感じさせました。 昨日登った白馬乗鞍岳も、昨日は雲海に飲み込まれて見えなかった頚城の山々も今日はくっきりと見えました。本当に良い天気となってくれました。 県境稜線までくれば立山〜剱岳も一望。 最後の唐松岳への登りは呼吸の苦しいところですが、無事に登頂。 山頂からは富山湾も一望の素晴らしいお天気でした。 雪が柔らかで、下り易かったので帰りはサクサクと山頂からスキー場トップまで1時間半での下山。最後まで天気も持ってくれて、良い週末を過ごせて感謝感謝です。 |