3月4日(土)

「万座の灯りだ」

1987年の映画「私をスキーに連れてって」の1:30:11頃のセリフです
 ※映画はこちらかご覧いただけます
    https://youtu.be/nfva16u25ec

この週末は山スキー歴2年目のお客様が「志賀万座ルート」を映画を見てから30年経ったいま、検証をしてみたいということで志賀高原から万座温泉で出かけてきました。

映画では延々と滑ってばかりのシーンばかりだったり、
「冬に行くなんて自殺行為だ」なんてことも言われておりましたが・・・


今回お世話になったのは渋峠にあるホテル。
映画のロケも行われたホテルで、全体にノンビリした空気の流れる、気兼ねのいらないホテルでした。宿泊者は麓のスキー場の駐車場まで雪上車のお迎えが来てくれるので、リフトが運転する前に山上に到着することができました。


天気はすこぶる良く、また、雪上車のお迎えも予定以上に順調で、二日目(日曜)に予定した志賀万座ルートへこの日のうちにいくことに。



ただ、志賀から万座に行くのならこういう白根山をバックに滑走する必要なないのですが、映画の中ではこの芳ヶ平へ滑り込むシーンがあったので、やはり検証のために滑り下りてみました(1:16:37付近)



映画では滑り降りるシーンばかりですが、実際はほとんどが歩きのコース。
しかも上のシーンのあとに万座へ向かうには山田峠への登り返しが必要。
きっと登りのシーンは地味だから編集でカットしたんでしょうね(笑)

それはともかく、火山地帯特有の荒涼とした且つ雄大な景観の中を登るのは「登山」としては楽しいものです。



山田峠まで登り返して、記念撮影。

ここから少し登った場所が坊主山。



「万座の灯りだ」
まあ、今日は昼間ですけどね(笑)



ここからやっと万座へと滑り込みになります。
実際の「志賀〜万座」ルートは約2時間、そのうち滑走できる時間は10分か15分ということが判明。映画はかなり脚色が激しいことが判明しました。

それはともかく、我々は楽しく山スキーができて大満足

万座プリンスへ行って、生ビールで乾杯です!!

が、しかし、我々はこのあと志賀へ帰らなきゃいけません(泣く)

志賀・渋峠(標高2150m) ⇒ 万座温泉(標高1750m)は下りが多いので楽でしたが、その逆はほとんどが登りとなるので楽ではありません。


登って、登って・・・



滑り降りて・・・



また登って・・・

やっと、渋峠の国内国道最高地点まで戻ってきました。志賀〜万座は楽勝ということが判明しましたが、志賀〜万座〜志賀は大変だということも判明しました。(笑)

いずれにせよ、お客様は高校生の頃に見た映画の設定を自身の足で確認できて大満足のご様子で、この日は二人でウイスキー一本を飲み切ってしまいました。

明日は軽めに済ませましょう♪ということで・・・