3月27日(月)

友人を誘って新潟焼山へ行ってきました
 
 
今月下旬の2回の放山ガイドに続き、またまた新潟焼山です(笑)
やっぱり火山、それも活火山というのは引付けられる魅力というかエネルギーがあります


土曜日のHP記述に関してはいくつかのご意見をいただきました、ありがとうございます。ちょっと個別に回答を出せるほど自分の中がまとまってないので、こちらでの御礼に代えさせていただきます。皆さんのご意見はありがたく頂戴し、これからのことを考えます。

そういえば、こんな本がありましたね〜

というわけで、山です!
やっぱり山はいいです!!
きれいな雪山は心洗われます!!!
この独特なスケール感をもった焼山山麓はもっといい!!!(笑)



今回は先般の放山よりもさらに焼岳に近づいて、焼岳溶岩流の末端の「北面台地」と呼ばれるところまで行ってきました。だいたい火口から2.5kmのポイントです。ちなみに昨年の暮れから焼山の火山活動が活発になり、現在は火口から1km圏内は登山禁止となっています。

スキー場のリフトを使って楽々絶景を得られる放山と違って、こっちは標高差800mの登り+けっこう途中に平坦地が長く距離があり、楽々とは言えませんが、たどり着いた「北面台地」からはそれはもう日本離れした絶景が広がります。

ちなみに先週の放山から眺めた景色で説明すると、この印のあたりまで行ってきました。


数年前に、「山の旅社」の木戸さんのツアーの付き添いでこの「北面台地」のちょっと手前の丘までスノーシューで出かけたことがありましたが、その「丘」とは比べ物にならないスケールの景色が広がります。

ただ、やっぱりスノーシューでは、この北面台地までは距離がありすぎて厳しいかなあ。「この絶景を皆さんと分かち合いたい!」となんだか仕事モードな気分になってしまいますが、やはりここは雪山での機動力に優れた山スキーの領域だねというのが、友人との共通の見解となりました。



ところで、この焼山、山頂からの噴気がものすごく、先週よりもはるかにものすごく、もしかしたら近いうちに噴火を起こすかもしれないですね。この山の場合、小規模な噴火であれば影響もほとんどない奥深い山の中ですので心配はいりません。今日もこのものすごい勢いの噴気を眺めながら「噴火すればいいのに・・・」と10回以上はつぶやいていました。

火口からこの場所まで距離で2.5km、上高地の焼岳に置き換えると、焼岳山頂〜大正池に匹敵する距離ですが、この場所までゴーゴーと噴気を噴き出す音が聞こえるくらいの勢いがありました。

と、まあ、私はこんなふうに元気ですのでご心配なく!!
今週は他の山小屋とのシーズン前の会議だとか宴会だとか、
岳沢への偵察だとか、だんだんと山小屋モードへと移行していきます。