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 2月15日(土)

プロローグ

それはふとした事から始まりました。妻が2月13日(木)〜17日(月)までタイに行くとの事です。残された私は5歳の娘と土日は何をして過ごそうかな?と考えていたんです。そんな時に何となくpeach航空の時刻表を見ていたら、大阪〜台湾(台北)往復だと、早朝出発して夜帰国する便があり、1泊2日でも十分遊べそうなことを発見したんです。しかもLCCだから航空券が激安です。だったら台湾に遊びに行こう!美味しい物を食べに行こう!急に自分の中で盛り上がってしまい、速攻で飛行機とホテルの予約をしてしまいました。


何と朝の4時半に起床です。昨日寝たの1時過ぎだったからほとんど寝てません。すっごく眠たいです。それでも何とか起きだして用意をしていました。ここで1番の問題は5歳の娘です。さすがにぐっすりと寝ています。そこを何とかたたき起こして、5時半に家を出ました。

駅に着き、始発電車に乗って関空に向かいました。電車の中には同じように旅行に行く人もいてるけれど、どうやら金曜日の夜に終電を逃して朝帰りしてるような人もいてました。人それぞれですね。

関空の駅に着きました。いつもなら改札を出て左側に進むのですが、今回利用するpeach航空はターミナル2になるので逆の右側に行きます。そしてシャトルバスに乗ってターミナル2まで行くんです。だからいつものターミナル1より少し時間がかかってしまいます。

ターミナル2に着いたのですが、う〜んこれからどうすれば良いのやら・・・?良く分かりません。人が山のようにいてる箇所と、人がずらっと並んでいる箇所、そして数人の人が何やら数台並んだ機械相手に処理している箇所があります。どうやら山のようなところは国内線で、並んでいるところは手荷物を預ける人たち、そして機械を相手にしている人たちは自分でチェックイン作業をしているようです。私は国際線だし預ける荷物もないのでもちろん機械のところになります。

機械には3人しか並んでなかったのですぐに自分の番が来ました。まずはNE丁予約した時に発行されたバーコードを読み込ませます。その後2人分のパスポートを読ませてチェックイン終了です。大きめのレシートの様な紙が機械から吐ぎ出されるのですが、それがそのままボーディングパスになるようです。

その後手荷物のX線検査、出国審査をしました。まっ、この辺はいつもと同じですね。

さてさて出発までに1時間くらいあります。モーニングセットを550円で食べられるお店もあったのですが、ここはセコク、私はおにぎりとお茶を買って子供と簡単に朝食を済ませました。

あとミニサイズのスタイリングフォームを買ったり、機内で飲む用のドリンクを買ったりしてました。今回LCCなんでドリンクは無料じゃないですからね。

ターミナル1 ターミナル2
ターミナル

さて搭乗時間になりました。何と飛行機まで歩いて行くんですよ。今時珍しい・・・

飛行機まで
飛行機まで

席はそんなに狭いとは感じないですね。ただ預け入れ荷物は有料だからみなさん割と大き目な力バンを機内に持ち込んでるんです。なので頭上にある荷物入れは争奪戦になります。特に今日は薄利多売が成功して満席だからっていう事もあるんでしょうけどね。

機内
機内

そしてみなさん持ち込んだドリンクを前の席にあるポケットに入れるのですが、そうするとそのドリンクが前の席の人の腰辺りに当たっちゃうんです。そう、座席の厚みがあんまりないんですよ。これは改善してもらいたいですね。

飛行機はほぼ定刻に飛び立ちました。が、滑走路に行くまでがかなり長かったです。

食べもしないけど機内食のメニューを見てみました。 ドリンクは缶タイプで200円。ビールは500円。お菓子は150円で、カレーバンは350円。カップヌードルも350円で、本ットドックは500円。カレーは750円で、お高い弁当は1900円でした。

メニュー
メニュー

子供は飛行機にはモニターが付いててゲームが出来るものって思ってたみたいで、納得いかないみたいです。暇なのでエチケット袋(笑)にお絵かきして遊んでました。

飛行機は予定より早く到着しました。費用対効果は高いですね。機内サービスが充実してるより、私には少しでも安くて早い方が向いてます。

台湾ではタラップを降りることはなかったのですが、入国審査の場所までがめちゃ遠かった・・・

入国してまずは両替をしようと思ったのですが、両替所がまだ閉まってました。別に両替所はここだけじゃないだろうけど、 トイレに行ったりして時間をつぶすこと約10分、やっと両替所がオープンしました。1万円を両替したんだけど、両替手数料として30元取られるんですね。この旅行記では1元=3.5円で計算します。

さてここから市内まではリムジンバスで移動です。色々な会社のバスがあるのですが、何となくいつも國光客運にしてるんですよ。なので國光客運のカウンターに行き、バスチケットを買いました。子供は何歳か聞かれたので5歳だって答えると、値段が半額になりました。何歳までだったら半額なのかな?ちなみに市内まで私は125元(437.5円)で子供は65元(227.5円)、足して2人で665円です。市内まで1時間くらいかかることを考えたら安いですね。

リムジンバス
リムジンバス

いつもは終点の台北駅まで乗っているから降りる場所を気にしなくて良いんだけど、今回はアンバサダーホテル前のバス停で降りなきゃならないんです。なので路線図片手にず一っと外を見てました。

アンバサダーホテル前について降りたのですが、さてここからどう行けば良いのかな?多分こっちだな?と歩き出しました。目的地は今日泊まるホテルです。それほど迷うこともなく到着したのはまだ11時半でした。

取りあえずチェックインはしたものの、部屋に入れるのは15時からです。なので荷物だけ預けていざ出発!

もうお昼だから何かを食べよ〜っと。そう思いながら歩いていて何となく庶民的なお店に入りました。こういうお店にはよくあるのですが、テーブルにメニューの書かれた伝票が置かれています。そのメニューの中から欲しい物を選んで横に数字を書いて渡すんです。伝票何で写真も何もなく、字が書かれてあるだけです。しかもこの伝票、もちろん書かれているのは中国語です。なのでいつも漢字を見ながら多分こんな料理かな?って想像しながら適当に書いて店員さんに渡してるんです。

で、いつも失敗します。(笑)今回ラーメンだと思ったのは汁無しラーメンだったし、焼き餃子って思ったのは水餃子で、デザートの杏仁豆腐だと思ったのは杏仁豆腐ジュースでした。でもね、もっと良く漢字を見たら全部分かりましたね。

メニュー
メニュー

さてお味ですが、ラーメンはインスタントみたいでした。杏仁豆腐ジュースは豆乳みたいです。

水餃子はそこそこ美味しかったです。これで全部で150元(525円)です。安いですね。

店内

ラーメン 水餃子
料理

MRT雙連駅まで行きました。さてここで電車に乗るための切符を買う事になるのですが、普通に毎回切符を買うのは面倒です。EasyCardと言うカードを買ってデポジットしとけばタッチするだけで改札を通れます。値段も割引になるからお得なんですよ。但しお金が残ってしまったり、デポジットを払い戻そうとすると手数料がかかります。

普通だったらこのカードを買うのですが、今回は1泊2日という事もあって 2days pass を買うことにしました。2daysっていうか、48時間ですね。これを持っていれば2日間乗り放題になります。お値段は310元(1085円)です。EasyCardを買った方が安上がりだと思うんだけど、1000円くらいだしカードの払い戻しをしなくても良いから楽だと思ったんです。けど、結局元は取れなかったですね。

さて何処に行こう?予定より時間はあるし、明日行く予定だった今回のメイン、中正紀念堂に衛兵交代を見に行くことにしました。

ここから電車に乗って中正紀念堂駅まで行きます。駅からは歩いてすぐの場所にあります。が、結構敷地が広いんですよね。

中正紀念堂 中正紀念堂
中正紀念堂

衛兵交代は毎時行われるのですが、今の時間は12:10です。中途半端な時間に来ちゃいましたね。1階にある蒋介石の資料館を見学したりして時間をつぶしました。

蒋介石資料館
蒋介石資料館

さてさて衛兵交代です。13:00からだと思ってたけど、3分くらい前には始まっちゃいました。割とゆっくりしたスピードで行われるため、終了するまで10分くらいかかりました。さすがに最後の方は飽きてきちゃいました・・・

衛兵交代 衛兵交代
衛兵交代

帰り道に自動販売機とかがあったのですが、そこにスーパーボールのガチャガチャもあったんですよ。お値段は10元(35円)です。娘が欲しがったので10元入れてガチャガチャ。紫色のスーパーボールが出てきました。

この後今度は中山駅に行きました。確かこの駅から西の方に行くと、バービー・カフェとキティ・カフェがあったはずです。NETが繋がらないので記憶を頼りに歩き出したのですが、バービー・カフェはすぐ見つかったもの、キティ・カフェが見つかりません。ここじゃなかったのかな?

仕方ないんでバービー・カフェに行くことにしました。ここはあのバービー人形がテーマになったカフェです。店内はどピンクです。

バービー・カフェ
バービー・カフェ

ここは最低飲食代って言うのがあって、1人300元以上(1050円)使用しなくてはなりません。2人だと最低2100円になっちゃいますね。更にそこに10%のサービス料が加わるから、最低でも2310円です。これもきっちり300元だった場合だから、まっ2人で3000円近くかかると思った方が良いですね。結構高いです。が、実はこんな値段設定にもかかわらず満席で私たちは入れなかったんですよ。大人気みたいですね。

さてと、一旦ホテルに戻るとしますか。

地下街を歩いて中山駅に向かいました。途中で観光インフォメーションがあったので中に入り、無料のWi-Fiのパスワードを貰いました。これ、何処で貰えるのかな?って思ってたんですよね。

で、早速NETに繋げてキティ・カフェの場所を確認。メイン道路沿いにあるんじゃないんですね―。けど、今からそこまで歩くのもしんどいです・・・

スタンプが置かれてあって子供が押したそうにしてたら係りの人がハガキをくれて、そこにぺ夕ペタ押しまくってました。チョコレートをくれたり、凄く親切です。ちょっとしたお土産も貰っちゃいました。

他のお店をちょこちょこ見ながら駅に到着。元の雙連駅に行きます。

ホテルについて部屋に入りました。ま―ま―の部屋ですね。しかし驚くのは無料品が沢山あるってことです。普通お水が無料で置いてある事はあるけど、ここはお菓子やコーヒー、カップ麺にフルニツまで無料なんですよ。太っ腹ですね。

ホテル

ホテル ホテル
ホテル

しばらく休憩してから再度出発です。台北市立美術館に行こうと思うんですよ。何故なら土曜日の17:30以降は入場料が無料になるってことですからね。(笑)

で、最寄駅の圓山駅まで行ったのですが、何やらにぎやかです。催し物をしていて人でいっぱいです。ちょっと見てみたのですが、取りあえず人がいっぱいで疲れてしまいました。子供もしんどい、しんどいって言ってます。こういう時は何か美味しい物でも食べさせて機嫌を取らなくては・・・だから台北市立美術館に行くのは中止して、士林の夜市に行くことにしました。

催し物
催し物

士林夜市には何回か行ったことがあるのですが、駅を出て信号を渡って左の方に行けば飲食関係のお店が集まった場所があります。というか、あったんですよ。だけどそれがなくなってます。困った・・・

仕方ないんで別の方向へ歩いて行きました。

「何か欲しいのとか、食べたいものがあったら言ってな。」

とにかく子供の機嫌を取りながら歩いてました。すると1軒の屋台の前で子供が止まりました。

「ソーセージが食べたい。」

見るとやけに大きなソーセージが焼かれてあります。大は100元(350円)で、小は60元(210円)です。こんなに大きなのが350円なら高くないなと思って注文したのですが、このまま1本くれるんじゃないんですね。それを細かく切って、袋に入れて渡されました。ちよっと騙された感があるけど子供は喜んでるから良いっか。

ソーセージ
ソーセージ

ソーセージを食べながら少し進むと、かき水のお店を発見!娘と台湾に行ったらマンゴーのかき水を食べようって言ってたので早速お店に入って注文しました。ふわふわのかき氷にマンゴーが乗ってて、更にマンゴーアイスが乗っているのでお値段は130元(455円)です。安いですね。でもかき水の中では1番高かったんじゃないかな?フルーツが乗っていないかき氷なら80元(280円)で食べられるんですよ。

かき水 かき水
かき水

2人で1つだけしか注文しなかったのですが。これは正解ですね。結構な量があって寒くなっちゃいます。娘は冷たいかき氷と温かいソーセージを順番に食べてました。(笑)

食べ終わって外に出ると、何やら近くの地下に飲食街があるじゃないですか。さっそく中に入ってみました。おぉ、なくなっていたお店はここに移動したようですね。

かなり狭くて押し合いへし合い状態で、ゆっくりお店を選べません。何か食べたいんですけどね。2周くらいしたけど結局何も食べませんでした。

地下の飲食街
地下の飲食街

さて私はお昼から特に何も食べてないのでお腹が空きました。何か食べるとこはないかな〜?と思いつつ歩いていたのですが、何かこれって言うお店がないんですよ。なので士林夜市を離れて 雙城街夜市に行くことにしました。ここは地球の歩き方にも地図にこっそり載ってるだけの穴場なんです。小さな夜市ですけどね。

が・・・う一ん、何かこれが食べたいって思うものがないんですよ。ほんと、どうしよう・・・?

結局そこも離れてホテルまでぶらぶらと歩きながら探すことにしました。でもないよー!ダメだこりゃ。そう言えばホテルに無料で食べられるカップ麺があったし、あれで良いや。

ホテルの近くまで戻リファミマに入りました。と、イチゴのソフトクリームを売っているのを娘が目ざとく見つけ、あれが欲しいって。はいはい。さっそく2つ注文したのですが、このソフトクリームって大ヒットしているのか、多くの人が並んでたんですよ。軽く10人は超えてました。ほんと、飛ぶように売れています。それなのに割とのんびり作ってるんですよね。もっと早く作ってよ!

ホテルに戻り、お風呂に入って、カップ麺を食べて就寝です。

カップ麺
カップ麺


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