サラワク・コラム 〜サラワクで考えたこと・感じたこと・気づいたこと と 写真〜 |
【 3 2009.11.21 】 「第2回国際入れ墨大会?」」 |
マレーシアのサラワク州、シブの空港におりたったら、このポスターが目に入った。 「第2回入れ墨(タトゥ)会議」 どんなことをする会議なのか。世界中から入れ墨自慢の人が集まるらしい。 サラワクの先住民族の間では、伝統的に入れ墨をする習慣がある。 特にサラワクの先住民族のひとつイバンは入れ墨がひとつのアイデンティティとなっている。体の場所によって入れる入れ墨のデザインも異なっている。 人生の経験を積んだ人ほど多くの入れ墨が入っている。ひとつひとつの入れ墨に、その人の人生の物語がこめられている。 今でも多くの先達には入れ墨が残っており、それぞれの物語を語り継いでいる。 入れ墨に対する文化的な価値を見出したサラワクによる「入れ墨大会」はどんなことをするのか、とても興味がある。 |
このページに関するお問い合わせはこちらまで。