カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2021年 9月の日記

(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)



2021年09月29日
2021年09月13日
2021年09月03日


2021年 9月29日


台風16号が近付いてきているようだが、今日は愛犬と一緒に菖蒲田浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。
今日も9時から14時までの挑戦だ。浜の入口の高台に着いたが、沖の方では白波が立っている。

台風はまだ遠いので低気圧の影響だと思われる。釣り場に着いたが若者3人組しか居ない。しかも正に帰ろうとしている。
向かい側の堤防では2人が釣りをしている。左側の角を見てみたが、入れそうな所はすべてしぶきをかぶっている。

風は弱いが、少々危険なので無理をせずにいつもの場所でやる。荷物を運び愛犬をケージにつないで早速始める。水温は21度だ。
テトラに渡ったがうねりが高い。潮が舞っているようで、すぐに根掛かりを起こしてしまった。付け直して始めたが意気消沈だ。

しばらく我慢してやってはみたが、目指すポイントに仕掛けを潜り込ませられない。そこへ若者2人がジギング釣りにやって来た。
気が紛れる。しばらくして老人3人もやって来た。防波堤灯台付近に入ったようだ。若者が追い出される感じで場所を移動した。

それを見てすっかりやる気を無くしてしまった。現在10時半なので思い切って閖上漁港に移動する。荷物全部を車に運び出発する。
途中まではスムーズに進んだが、最後の2キロ、閖上大橋付近で渋滞にはまった。15分くらい掛けてやっと閖上漁港に到着した。

釣り客は少なく、所々にしか居ない。去年釣った場所には投げ釣りの人がさおを3本ほど出しているので、岸壁に陣取る。
早速始める。右手の先客は延べざおでマキエを使いながら、何か小物を狙っているようだ。ただ、釣れている様子はない。

深さは4メートルほどで、それほど深くはない。しばらくの間何も来なかったが、ウキが沈み10センチくらいのチビハゼが来た。
本日最初の獲物だ。その後は沈黙が続く。たまにオキアミの頭が無くなるくらいで、ほとんどがそのままで戻ってくる。

これでは近くの魚市場と変わらない。やがて1時近くになったので、ここで昼食とし、犬にも水とエサを与える。
周囲では帰る人もいるが来る人もいるので、人数はほとんど変わらない。結局3時過ぎまで粘ったが、最初のチビハゼ1匹だけだ。

帰り掛けに愛犬に散歩をさせる。あちこち見て回ったが、釣れているのは小さな魚だけだ。4時まで散歩をさせてから帰途に就く。
帰り道はほとんど渋滞もなくスムーズに戻れた。幸楽苑で味噌野菜タンメンでも食べてから帰ることにしよう。今回も残念でした。

菖蒲田浜の予定を閖上漁港に変更した格好になったが、どこでもそれほど変わらない。次回に期待しよう。


2021年 9月13日


午後から強風になりそうだが、今日は東京在住の社長である息子と2人で菖蒲田浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。
コロナの関係から5時に現場待ち合わせとする。浜に着いたがまだ夜は明け切っていない。渡船組の車で空き地は結構込んでいる。

左手にはいつもの釣り人がもう入っている。角があいていたのでそこに陣取る。早速準備を始める。水温は23度くらいだ。
社長は右手で始める、と言うよりはもう始めている。しばらくの間、付けエサがそのまま戻っていたが、半分食われるようになった。

チビフグが釣れてきた。チビフグが続く。やがてハリも取られるようになった。社長もハリの付け替えに苦労しているようだ。
テトラの際、遠投、正面、左手といろいろ試してみるがフグはどこにでも居る。10時を回ったあたりから風が強くなった。

しぶきもかぶるようになってしまった。危険なのでここをあきらめて、堤防の中ほどでやってみることにする。
社長もあきらめたようで、防波堤灯台の先端の方へ歩いて行った。いつもの場所なので気分的には楽だが、何せ風が強い。

脇にジギング釣りの若者が入ってきた。果敢にも強風の中、遠投している。チビフグが来た。ここでもフグだ。
先ほどの場所よりは少ないが、それでも付けエサは半分ほど食われてしまう。やがて社長はあきらめて、やめようと言ってきた。

そろそろ潮時なので終了とする。社長は久しぶりの宮城釣行なのにフグの猛攻にやられた格好だ。仕方がない。
次回はいつになるか分からないが、機会があったら場所を変えて再挑戦することにしよう。誠に残念でした。

帰りしなに修理を繰り返しているさおを見かねて、自分の使っている鱗海06−530を譲ってくれた。感謝、感謝。
近いうちに試し釣りをしてみよう。


2021年 9月 3日


風は弱く曇りがちの予報なので、久しぶりに菖蒲田浜漁港船だまりへ愛犬と一緒に出掛けるんでシュ。
9時に家を出て14時までの予定だ。浜に着いたが釣り人は誰も居ない。渡船組の車も見当たらない。釣れていないのだろうか。

それはそれとして、前回と同様に左手角に挑戦だ。犬をケージにつなぎ早速始める。漁港内の水温は23度くらいだ。
防波堤を乗り越え、テトラを下り水面近くの平らな場所でやってみることにする。風は弱くうねりも無いので釣りにはもってこいだ。

始めて3投目までは何の反応も無かったが、4投目でウキが少し揺れオキアミが半分ほど食われた。5投目でやっとチビフグが来た。
かなり食いが悪いようだ。半分はオキアミがそのままで戻ってくる。やがて潮が上げてきて、足元にしぶきが来るようになった。

1段高い所に移動する。そのころから風が強くなり、更にうねりも感じられるようになった。たまにしぶきをかぶってしまう。
何も来ないし、しぶきはかぶるしで段々嫌になってきた。早々と場所替えをすることにし、いつもの場所に道具とケージを運ぶ。

向かい側には2人ほど居るが、こちらには誰も居ない。すぐに始める。風が左手から右手方向に吹いているので、左手遠方に飛ばす。
流れが速くじっくりと探る暇がない。何も来ないがウキが変に止まる時がある。オキアミがボロボロになるので多分フグだろう。

しばらくして左手にジギング釣りの若者が入ってきた。何度も繰り返し飛ばしている。少ししてさおがしなっているのが見えた。
青物がヒットしたようだ。続いて2匹目も来た。どうやら45センチ強のカンパチだ。ここで気分を変えるため昼食とする。

犬にも昼食を与え少し休憩した後、ケージにつなぎ直してから再開する。青物は離れてしまったようで、若者は場所を変えている。
相変らずオキアミはそのままか、空ハリかだ。テトラ近くでほとんど食われない場所を見つけた。そこを集中して攻めてみる。

少しして、ウキが静かに沈んだ。即座にアワセる。フグとは違い、結構抵抗する。中型のアイナメか?。
半分ほど巻き上げたところで幅の広い銀色の魚体がかすかに見えた。カイズの姿だ。うれしさが沸き上がり、興奮してきた。

小型だが丁寧に巻き上げる。バラさないようにタモですくう。28センチのカイズ君でシュ。初物なのでストリンガーにつなぐ。
その後更に風が強くなってきた。たまに帽子が飛ばされそうになるくらいだ。それでも内湾側の釣り人は増えている。

向かい側には4人、こちら側には7人ほどが見える。潮の流れと風とで仕掛けが流される。じっくりと探れない。
たまにウキに反応は出るが、エサが半分ほど食われるだけだ。やがて2時を回り、予定の終了時間だ。

これ以上やっても仕方がないのでここで終了とする。愛犬に散歩をさせてから戻ることにしよう。
菖蒲田でも可能性の少ないポイントでの釣果なので特にうれしい。流れが一瞬ゆるんだ時の釣果だ。次回に期待して帰途に就く。

カイズ ・・・今季初のカイズ君の写真です。
最初に挑戦した場所がしぶきで駄目になり、あきらめの境地で入った場所で来ました。とてもうれしかったです。・・・



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