カイズを釣ろうとした日
2017年12月の日記
(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)
2017年12月30日
2017年12月24日
2017年12月23日
東京在住の息子が正月休みで帰省する際に、沈め釣りを試したいということで、今日は2人で雄勝町分浜漁港に出掛けるんでシュ。
早朝、目が覚めるとかなり強い風が吹いている。しかし、息子は既に準備を始めている。私も着替えて荷物を積み込む。
東京でオキアミを買い入れ、車の中で溶かしながら来たとのことで、全く頭の下がる思いだ。取り組み方の熱心さが違う。
熱意に負け、朝なぎで風が弱まる時間帯に期待をしてすぐに出発する。利府中ICから三陸自動車道に乗り分浜漁港を目指す。
河北ICで国道45号線に降り、更に北上川沿いを東進する。風は相当強いが路面は凍っていないので、普通に走れるようだ。
途中、釣り人の居そうな場所を確認しながら進む。分浜漁港の手前の水浜漁港に、初めて2人の釣り人の姿が見えた。
6時半過ぎに浜に着いたが、既に夜は明けてしまっている。浜に釣り人は誰も居ない。堤防の先端まで荷物を運び早速始める。
水温は7度くらいだ。風は早朝よりは弱まっているが、それでも結構強い。先端付近の水深はさお2本弱くらいある。
そして先端は船の通り道なので注意が必要だ。少しして息子が小型のサバを掛けた。私には何も来ない。息子に2匹目のサバが来た。
しばらくして、私にもやっと小型のサバが来た。水面を見るとマキエに多数の小魚が群がっている。悠々と泳いでいるのだ。
オキアミはつつくが一気に食べることは出来ないサイズのようだ。その後しばらくして3センチくらいのマメメバルが来た。
私のやっている先端は背中からの風だが、息子のやっている中程は向かい風なのでかなり苦労しているようだ。
ここで遅い朝食とする。隣に2人組みのフカセ釣りの人が入ってきた。漁師はこれまでに何人か見かけたが、釣り人は初めてだ。
一人はやる気むんむんだが、もう一人は全くやる気が無いようにも見える。ここに来る前に、別の場所でやってきた感じである。
彼らは1時間ほどで帰っていった。風は若干弱くなったような気がするが、時々強風で体ごと持っていかれそうな雰囲気だ。
その後も続けたが状況は変わらず、結局2人合計で小型のサバが10匹とマメメバルも10匹くらいの釣果だった。
東京の息子は宮城の釣りの難しさを知ったようだ。又機会があれば、是非1匹は釣りたいものである。
|
・・・私が入った堤防の先端部分の写真です。 風は背中から吹いていますが、船の通り道になっているので注意が必要です。・・・ |
|
・・・息子が沈め釣りを試した堤防中央部分の写真です。 今日は向かい風になり、非常に苦労したようです。・・・ |
ETC首都高速(羽 田 上→新 木 場 東)\ 660
ETC首都高速(新木場 第一→東北道 接続)\ 1260
ETC特別割引(浦和 本線→利 府 中)\ 6030
2日目の今日は東京在住の息子は仕事があるとのことで、長男と2人で若洲海浜公園に出掛けるんでシュ。
釣り終了後はそのまま宮城に戻るので正午までの釣りだ。5時過ぎに息子の家を出発し、首都高速湾岸線で若洲海浜公園へと向かう。
6時過ぎには若洲海浜公園に到着したが、広い駐車場にはかなりの数の車が止まっている。この数の車では釣り場の確保が心配だ。
急いで釣り場へ向かうが、意に反し釣り人はほとんど居ない。どうやら家族連れでサイクリングなどを楽しむ人たちの車のようだ。
左手の人工磯の真ん中に陣取る。荷物を運び上げ早速始める。水温は7度くらいだ。近くにはマガモが10羽ほど浮かんでいる。
引っ掛けないかちょっと心配だ。マガモの居ない方に投入する。風も波も適度で邪魔になるほどではない。3投目でウキが沈んだ。
直後マガモが浮いてきた。マガモがウキを引っ張っている。まずい、鳥を掛けた。静かに引いてくるが、鳥も逃げようとする。
近くまで引いてきてから、長男に応援を頼む。手元まで引き寄せてから、傷つけないように慎重にハリを外し静かに離してやる。
すぐに逃げた。ドキドキものだ。仕掛けの傷を確認した後、気を取り直して続ける。マガモが遠くに居るのを確認しながら続ける。
ただ、マキエに近付いてくるので厄介だ。しばらくすると今度は長男がマガモを掛けてしまった。タモを持ってそばに行ってやる。
くちばしの先端にハリが見えたのでペンチで外してやる。これに懲りたのか遠くへ離れた。全く気にせずに出来るようになった。
しかしマガモが居なくなったせいなのか、エサ取りが出てきて空ハリだ。しばらくして2センチくらいのマメフグが掛かってきた。
これが空ハリの原因のようだ。右手に2人連れのおじさんたちが入ってきた。一人がさおを持って、もう一人がマキエをまいている。
常連さんたちのようだ。空ハリが続く。おじさんたちは1時間ほどで少し離れた場所に移動していった。ここで遅い朝食とする。
人工磯にはワーム釣りやジギング釣りの人たちが多数入っている。遊歩道ではサイクリングを楽しんでいる人たちが通過していく。
戻って又始める。相変わらず空ハリが続く。残り時間が少ないので場所を変えないで頑張る。マメフグ1匹だけで後は何も来ない。
やがて11時を回ってしまった。長男はあきらめて後片付けを始めた。帰り道も6時間ほど掛かるのでこの辺で終了としよう。
意気込んできた割には釣果無しで終わってしまった。荷物を駐車場まで運び帰途に就く。利府塩釜ICまで黙々と走ろう。
機会があれば再度挑戦したいものだ。
|
・・・釣り場の真上に見える東京ゲートブリッジ写真です。 なかなかの壮観です。・・・ |
|
・・・本日の釣り場である若洲海浜公園内の人工磯の写真です。 10時を過ぎた辺りから釣り人が増えてきました。・・・ |
|
・・・釣り場から見たサイクリングロードの写真です。 子供を連れたお父さんやお母さんたちが次々と通過していきます。・・・ |
|
・・・我々が入った釣り場の様子です。 最後の後片付けをしている様子を撮ってみました。・・・ |
ETC深夜割引(利府塩釜→浦和本線)\ 5740
ETC首都高速(東北道接続→羽田下)\ 1300
今回は23日と24日の予定で東京在住の息子の家を拠点として、東京遠征に長男と一緒に出掛けるんでシュ。
前夜9時半に家を出発し、利府塩釜ICから三陸自動車道に乗り東部道路、南部道路、更には東北自動車道と乗り継ぎ東京を目指す。
最初は私が運転し、途中0時半過ぎに栃木県那須高原SAでトイレ休憩を取った後、運転を長男と変わり先へと進む。
途中から片側3車線になり、追い抜く車の数が増える。東京の息子と釣り場で待ち合わせているが、少し早いので息子の家へ向かう。
3時過ぎには到着したが、あまりにも早いので30分ほど車の中で待機する。3時半ころ息子にメールをすると、すぐに返事が来た。
既に起きていたようだ。東京は道がすごく狭いので、すぐに車を入れ替え、息子の車に荷物を積み込み真っ暗い中を出発する。
目的地は横須賀市の久里浜港とのことである。1時間少々で港に着いたが、まだ辺りは真っ暗だ。道路脇に車を止めて荷物を降ろす。
その後、車はコインパーキングに入れ荷物を運ぶ。橋のふもとのガードレールの下側なので、手渡しで荷物を降ろす。
堤防には誰も居ない。先端に陣取り早速始める。水温は7.5度だ。地震で沈んだのか、足下のコンクリートは水面下に沈んでいる。
私は足場の良い先端に入れてもらい、東京の息子は水路側で、長男は湾内側で始める。何も来ない。釣り人が一人やって来た。
あいさつをしてから脇に入った。マナーの良い人のようだ。次第に夜が明けてくる。少しして脇の人に何かヒットしたようだ。
足下が水浸しなので取り込みに苦労している。こちらも期待が膨らむ。しかし何も来ないまま、すっかり夜が明けてしまった。
7時近くになり、水路を釣り船が通っていく。その度に波がやって来る。15分くらい掛けて全部の釣り船が出て行った。
やっと落ち着いて出来そうだ。少しして又脇の人に2枚目の本命が来たようだ。養殖棚の近くまで遠投し、1箇所集中で狙っている。
まねをしたいところだが、太陽からの乱反射でウキが見えづらい。仕方がないので航路の先を狙う。少ししてマメメバルが来た。
ここには大物が居ないようだ。2人の息子も苦労している。しばらくして長男がさおをしならせている。ついに本命が来たか?。
しかし、さおはしなっているのだがカイズ特有の強烈な引きが見られない。残念ながら40センチくらいのマコガレイだ。
本来ならばうれしいところだが、脇の釣り人が本命を上げているので悔しい気持ちの方が強いようだ。その後も続けるが何も来ない。
少し休憩していると、脇でやっている釣り人が帰ると言ってきた。話を聞くと45センチ2枚と40センチを3枚とのことである。
そんなに離れていない場所なのに、何か不思議なことである。やがて彼は帰っていったので、長男に試しにやってもらうことにする。
最初こそエサ取りは居なかったが、次第に増えてきたとのことである。やっぱり釣り方が違うと魚は散らばってしまうようだ。
昼食後もそのまま続けるが、何も来ないまま2時を過ぎてしまった。次第に釣り船が戻って来た。その度に波が堤防を越えてくる。
集中力が無くなってきた。息子たちもあきらめたようで、後片付けを始めている。周囲では家族連れの人たちが数人釣りをしている。
荷物を歩道まで運び上げ、車に積み込む。帰り道の渋滞が心配だ。少し渋滞している場所もあっが比較的スムーズだ。
帰る途中横須賀PAで食事休憩を取り、4時過ぎに無事東京の息子の家に着いた。何とも言えない疲労感が込み上げてくる。
明日も午前中だけだが、釣りをする予定なので早めに床に就く。それにしても、本当に釣れないなあ。
|
・・・長男が釣り上げた40センチのマコガレイ君の写真です。 脇で本命が来ているのでうれしさ半減のようです。・・・ |
|
・・・隣の人が本命を釣り上げた、養殖棚付近の写真です。 この近くに遠投し、一箇所に集中して釣り上げていました。・・・ |
|
・・・御覧のように足元のコンクリートには貝がびっしりと付いています。 早朝は海の中でした。・・・ |
|
・・・私が入った先端部分の様子です。 ここも早朝は海の中でした。・・・ |
|
・・・東京湾フェリーのチバクンの写真です。 ひっきりなしに出入港を繰り返していました。・・・ |
|
・・・ちなみに一週間ほど前に東京在住の息子がこの場所で釣り上げた、超大型カイズ君の写真です。・・・ |
表紙に戻る