カイズを釣ろうとした日
2017年 9月の日記
(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)
2017年09月24日
2017年09月04日
昨日の雨も上がり、久しぶりに湊浜緑地公園前のテトラ群へ長男と2人で出掛けるんでシュ。
東京に住んでいる別の息子の所へ遊びに行っていたということもあって、ごぶさたという格好になってしまったのである。
5時少し前に長男が迎えに来たので5時半の出発とする。途中でエサのオキアミや食料を買い入れ菖蒲田漁港船だまりへ向かう。
港に着いたが、見ると白波がすごい。シブキが堤防を越えてきそうな雰囲気だ。こいつはまずいなと思いながらも渡船屋へ入る。
沖防波堤がものすごいという話だ。しかし、近場はほとんど影響が無いと言う。船着場で待っている船に荷物を担いで急いで乗る。
既に7人が乗っている。港を出てまずは沖防波堤に向かう。沖防波堤に近付くと所々で波本体が外側の高い防波堤を乗り越えている。
近くに置いてある荷物が流されそうな状況だ。非常に恐怖を感じてしまう。ここで2人を降ろし、次に仙台港南防波堤へと向かう。
仙台港南防波堤では既に5、6人の釣り人が釣りを始めている。投げ釣りの人やヘチ釣りの人、ダンゴ釣りと思われる人まで居る。
ここでは我々だけを残して全員を降ろす。そして、最後に湊浜緑地公園前のテトラ群に我々2人を降ろして船は戻っていった。
テトラ上の平らな所に荷物をまとめて、早速準備をする。水温は19度だ。周囲は波とうねりと風とのトリプルパンチだ。
向かい風ではないので何とかなるだろう。太陽が昇ってさえくれば何とか落ち着きそうな雰囲気ではある。注意して始める。
始めてすぐに長男にフグが来たが、私には何も来ない。しばらくして、長男に20センチくらいのメジナが来た。
それでも私には相変わらず何も来ない。先程から空ハリの状態が続いていているのだ。そのうちに、ついにハリまで取られた。
我慢して続けていると、やっと私にも25センチくらいのメジナが来た。本日最初の獲物だ。次を期待し、リリースして続ける。
次に来たのは28センチのメジナだ。このメジナは際で食ってきたので、ハリスがテトラのイガイにこすれてしまってぼろぼろだ。
ハリスを交換して続ける。次にフグが来た。どうもフグとメジナとが先を競ってオキアミををついばんでいるようだ。
フグとメジナ以外の魚は来ない。フグとメジナと空ハリとが交互だ。しばらくして、メジナも一段落したのでここで朝食とする。
テトラ群に渡船しているのは我々だけだ。右側の最近出来た高い防波堤の上には5人ほどの釣り人が見える。
そしてその手前の古い防波堤の上にも2人ほど居る。更に松ヶ浜漁港船だまりの堤防の上にもたくさんの釣り人が居る。
風と波はだいぶ収まったが、うねりはまだ残っている。食後又始める。相変わらずフグとメジナだけだが、空ハリがほとんどだ。
しばらくしてウキが急に沈んだ。すかさずアワセる。ガツンとした手ごたえだ。底へ底へと持っていく。少し型が良いようだ。
テトラの中へ入ってしまった。根掛かりみたいに動かないが、さお先にはグングンとした反応がある。出てくるまで待つしかない。
少しして、運良くテトラを離れて出てきた。素早くなおかつ慎重に巻き上げるが、抜き上げるのはちょっと無理なのでタモですくう。
上がってきたのは31センチのメジナ君だ。久々の型物だ。サイズを測り、写真に収めた後リリースして続ける。
カイズとは違い、フグとメジナは共存しているらしく非常に分かりにくい。今度はカイズを狙うべく遠目の深場を探る。
始めは付けエサが残っていたが、間もなく空ハリに陥ってしまった。どこへ投げても空ハリ状態だ。もうどうしようもない。
長男はコンスタントにメジナを釣り上げている。底の方に一回り大きなメジナが居るようだとのことであるが、なかなか難しそうだ。
疲れてきたので小休止とし、ここで昼食とする。右側の新しい防波堤の上には人影はもう無い。やめて帰ってしまったようだ。
松ヶ浜漁港船だまりには相変わらず大勢の釣り人が見える。今日も2時までの予定なので、残り1時間頑張ろう。
潮が下がっているので浅くして続けるが、根掛かり気味だ。調子に乗らないまま帰りの時間がきた。
2時少し前に迎えの船がやって来た。それに乗り込み南防波堤に向かう。今朝とは違い静かなものだ。
一人の釣り人が超大型のカイズを含め5、6匹をぶら下げている。どうやらカニエサのヘチ釣りのようだ。自慢げに持ち上げている。
何ともうらやましい限りだが、ヘチ釣りには興味が無い。次に沖防波堤へ向かう。ここも今朝とは全く違い静かなものだ。
釣り人を拾い終えた後、港へ戻る。後片付けを済ませ、清算をした後帰途に就く。
とりあえずカイズは居ると分かったので次回に期待しよう。
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・・・2匹目に来たメジナ君の写真です。 この後釣れるかどうか分からないので写真に収めました。・・・ |
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・・・本日一番大きな31センチのメジナ君の写真です。 引き抜くのは無理なのでタモを使いました。もちろん写真撮影後全てリリースしました。・・・ |
台風一過の晴天に、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。今回も愛犬と一緒に午後からの釣行だ。
浜では既に10人以上の釣り人がそれぞれの釣りを楽しんでいる。いつもの高い防潮堤の右端にも若者が入っている。
そのほか海水浴場側の防波堤に一人、防波堤灯台付近に4人、湾の内側に3人、向かい側の堤防にも5人くらいの釣り人が居る。
仕方がないので防波堤灯台との中間付近の沖側でやることにする。荷物を運び、犬をつないで早速始める。水温は24度くらいだ。
前回高切れした棒ウキの代わりに同じ棒ウキの浮力調整を兼ねているので、念入りに確認する。若干だがオモリの号数が違うようだ。
同じ棒ウキでも微妙に浮力が違うのでオキアミの有無の判断に必要なのだ。ほぼ浮力の調整が終わり本格的に始める。
始めこそオキアミが残っていたが、次第に残らなくなって、ついには空ハリになった。やがて向かい風が強くなり釣りづらい。
更に上げ潮で仕掛けがそばに寄ってくる。左手の若者たちは帰ってしまった。少しして、ウキに小さな反応が出て小型のフグが来た。
やっぱりフグだが、ハリスに傷が全く無い。もしかして、ついばんでいたのはカワハギの部類なのだろうか。
しかしこの1匹だけで、その後は空ハリ状態が続く。更に風が強くなってきた。少し危険なのでこの辺で終了とする。
正味2時間の釣行で小型のフグが1匹だけだった。30分ほど犬に散歩をさせてから帰途に就く。何か中途半端な気分だ。
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