カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2017年 8月の日記

(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)



2017年08月27日
2017年08月17日
2017年08月06日


2017年 8月27日


久しいことごぶさたしている雄勝町の分浜方面へ、今日は長男と2人で出掛けるんでシュ。
長男が先日ドライブがてら雄勝町を回ってきたようで、分浜の岸壁の際にチビメジナやチンチンが見えたと言うのである。

そういう訳で、早朝5時前に迎えに来たので5時半の出発とする。途中オキアミや食料を買い入れ雄勝町を目指す。
国道45号線を北上し、河北町で北上川の手前を右折する。川沿いの道を東進し、新北上大橋の手前で更に右折する。

周囲の状況がかなり変わっている。以前見た時はあったはずの家々が見当たらない。ここも津波でやられてしまったようだ。
そして金谷峠に向かうが、このころから車酔いをしたようで気分が悪い。朝食をまだ取っていないのでそのせいなのかも知れない。

仕方がないので、少しずつパンを食べて気を紛らす。更に先へ進み、水浜を左手に見ながら目的地の分浜に到着した。
ここまで、見える範囲では釣り人の姿は無い。注意深く辺りを見ながら進むと、分浜の先端付近に釣り人の姿が見える。

とりあえずここでやってみることにする。車を空き地に止め、荷物を運んで先客の近くに陣取る。短い方の堤防である。早速始める。
水温は19度だ。ここは結構深くて、さお2本弱の深さがある。マキエをまいて魚を集める。少しして、長男に何か来たようだ。

右に左に暴れ回っているので青物なのだろう。上がってきたのは型の良いサバだ。少しして私にも良型のサバが来た。サバが続く。
だが、ほかの魚は来ない。しばらくして釣り人がポツリポツリと集まってきた。おじいさんが2人と家族連れの人たちだ。

ここで朝食とする。おじいさんたちはせっせとサバを釣り上げている。家族連れはキャアキャア言いながらも楽しんでいる。
食後又始めたが、またまたサバが続く。サバだけで段々飽きてきたので、場所を変え堤防の内側でやってみることにする。

少しして、堤防の内側でリュウグウハゼが来た。まだここまではサバが入ってきていないようだ。しかし、ほとんど反応は無い。
たまにだがリュウグウハゼは来る。しばらくして20センチのメバルも来た。やがて風が無くなり、かなり暑くなってきた。

長男も飽きたのか内側にやって来た。たまにリュウグウハゼが来る。そしてついにサバまで来た。外側ほどではないがサバも来る。
氷水を飲みながらやってはいるが、それでもかなりきつい。周囲では更に釣り人が増えている。10人以上は居るだろうか。

夢中になって船をつないでいるブイのアンカー近くを狙っていると、ついに引っ掛けてしまった。高切れで仕掛け一式を無くした。
仕方がないので、ドングリウキに変えて続けたが気分が乗らなくなってしまった。1時近くになり、ここで昼食とする。

食後、残り1時間を頑張ってはみたが何も来なかった。2時を回ってしまったので本日は終了とする。
帰りは三陸自動車道の河北ICまで戻り、無料区間を交え利府中ICまで高速道路を利用する。松島近辺の混雑を避けられた。

今日はサバの群れにはまってしまい大変なことになってしまった。時期をずらして再度挑戦することにしよう。

自慢のカイズ ・・・同日、東京の某所で東京在住の息子が釣り上げた大型カイズ君の写真です。
アオイソメでの釣果との事で、ウラヤマシイ〜!!。・・・


2017年 8月17日


久しぶりに雨が上がったので矢も楯もたまらずに、今日は菖蒲田浜漁港船だまりへ愛犬と一緒に出掛けるんでシュ。
今日も午後からの釣行だ。浜に着くと結構釣り人が居る。皆同じ思いのようだ。高い防潮堤の右端が空いていたので、そこに陣取る。

犬をケージにつなぎ早速始める。水温は24度くらいだ。堤防の内側、付け根付近でサッパを釣っている人が居る。
20センチ弱のサッパが5匹ほど入っている。ほかの魚は居ない。周囲を見回すと、右側に珍しくフカセ釣りの人が居る。

そのほか全員で10人くらい居る。少し暑いがテトラの上は適度に風が当たるのでそうかいだ。マキエをまき続けるが何も来ない。
水の色はそんなに悪くないと思うのだが、付けエサさえ無くならない。しばらくして、付けエサが半分ほど食われるようになった。

チビフグかマメフグが集まってきたようだ。少ししてテトラの際で小型のフグが掛かってきた。だが続かない。少し風が強くなった。
ラインがたわむので、テトラに付着しているイガイに注意しながら続ける。チビフグが来た。時々付けエサがきれいに残ってくる。

どうやら型の良い魚は居ないようだ。しばらく続けたが状況は変わらない。やがて4時を回ってしまったので本日は終了とする。
30分ほど愛犬に散歩をさせてから帰途に就く。何かむなしいような気がする。


2017年 8月 6日


迷走台風が九州南部に近付いているようだが、今日は湊浜緑地公園前のテトラ群に長男と2人で出掛けるんでシュ。
早朝5時過ぎに迎えに来たので6時の出発とする。途中でエサや食料を買い入れ、一路菖蒲田浜漁港船だまりへと向かう。

浜の空き地は半分ほどが車で埋まっている。我々がお世話になっている渡船屋の近くにも、いつもの倍くらいの車が止まっている。
商売繁盛のようだ。そして浜の防波堤にも既に10人くらいの釣り人が居る。すぐに船が戻ってきたのでそれに乗り込む。

船は港を出て右側に進み南防波堤へ向かう。我々以外を降ろした後、テトラ群へと進みやがて到着した。荷物をまとめ早速始める。
水温は22度だ。風は弱いが霧雨が降っていて見通しがかなり悪い。普段は見えている向かい側の防波堤もかすんでいて見えない。

右手の火力発電所近くの防波堤に2人の釣り人が居る。準備を済ませ、いつものように長男が右手で私は左手で始める。
3投目でやっとウキに反応が出て、20センチ弱のメバルが来た。その後同サイズのメバルが続く。どうやら集まってきたようだ。

中にはマメメバルも混じっているが小型のメバルが続く。少ししてウキが止まったのでアワセてみると、23センチのメバルが来た。
しばらく続いたが、やがて止まってしまった。遠投してみると小型のフグが来た。フグも集まっているようだ。ここで朝食とする。

相変わらずかすんでいて周りは見えづらい。唯一はっきり見えるのは右側に居る釣り人2人だけだ。食後又始める。
メバルの入れ食いも終わり、今度はフグとの戦いだ。ただフグもまばらとみえて、たまに付けエサがそのまま戻ってくることがある。

長男も同じような状況のようだ。少しして際近くでウキが少し沈んだ。最初は根掛かりかと思ったが、何か違うような雰囲気だ。
底の方でゴンゴン言っている。一瞬本命かとも思ったが、上がってきたのは35センチのアイナメ君だ。残念だが仕方がない。

タモですくいリリースした。しばらくして長男がこっちを向いてきょとんとしている。見ると潮の流れと逆の方向にウキが来ている。
私の目の前にウキがあるのだ。聞くと、何物かが仕掛けをそこまで引っ張っていったのだと言う。大物をバラしてしまったようだ。

際に沿って進んでいったのでどうすることも出来ず、ハリス切れで逃がしてしまったと言う。非常に悔しがっている。
間違いなく本命の引きだったらしい。気を取り直して再度始めたようだ。霧雨がやみ、かすみも取れて見通しが良くなってきた。

船の警笛が遠くの方から聞こえてくる。更に水上バイクが4、5そう走り回っている。段々騒音が耳に付くようになってきた。
大型船の警笛まで耳障りに感じるようになってしまった。こうなると、もう釣りには集中出来ない。

やがて11時を回ってしまったので早めに切り上げることにする。今日は12時までの予定なのでちょうどいいだろう。
12時過ぎに迎えの船がやって来た。あちこちで釣り人を拾ってきたようで、船には釣り人が結構乗っている。

船は港へ向かうが前が見えない。霧で周囲が全く見えないのだ。それでも慎重に進み、港へ到着した。清算を済ませ帰途に就く。
長男のバラシが気になるので、近いうちに再度挑戦することにしよう。



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