カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2014年11月の日記

(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)



2014年11月30日
2014年11月22日
2014年11月08日


2014年11月30日


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先週に引き続き条件が良いようなので、今日は秋田県男鹿半島に出掛けるんでシュ。
寒波襲来直前の釣行になるので午前中だけが勝負かも知れない。長男と一緒で、前日の夜11時起床、11時半の出発とする。

大和ICの前を通り過ぎ国道4号線を古川方向に向かう。鳴子、鬼首を経由して目的地の秋田自動車道昭和男鹿半島ICまで進む。
少し時間が早いので道の駅てんのうで休憩を取る。1時間ほど休憩した後、途中でオキアミなどを購入し加茂漁港へと向かう。

まだ夜が明けていないので真っ暗だが、既に20台以上の車が止まっている。山並みがうっすらと見えるまで待ってから準備する。
少しして渡船が戻ってきたのでそれに乗り込む。一番船ではないので釣り客は少なく5人しか居ない。すぐに出発だ。

港を出て南下し一人を降ろした後、見覚えのある小さな島の前で止まり、この島で降ろされる。前回と同じ五貫目島での釣りだ。
釣り場の状況はおおむね知っているので楽と言えば楽である。早速準備を始める。水温は12度だ。まだ夜が明け切ってはいない。

前回と同じく、私は右手で長男は左手で始める。まずは岸際から攻めてみるが、付けエサが一向に無くならない。
もしかして近くに大物が寄ってきているのかとも思うが違うような気もする。自信を持って釣りすることがままならないのだ。

少ししてウキが一瞬止まったのですかさずアワセると、ガツンとした手ごたえだ。そのまま底の方へ引っ張られた。
しかし次の瞬間ふっと軽くなってしまった。どうやらバラしたようだ。仕掛けを引き上げてみるとハリはそのまま付いている。

ハリスにも傷は無い。掛かりが浅く、そのまま外れてしまったようだ。非常に残念だ。悔しいが仕方がない。気を取り直して続ける。
しばらくして、付けエサが無くなるようになってきた。大型の魚は居なくなったようだ。小型のアジが来た。チャリコも来た。

更に黒い陰が見え始めた。もう駄目だ。そこで、今度は向かい側の女泣島の周辺を狙うことにする。遠投して攻めてみる。
こちら側と向かい側とでは潮の流れが微妙に違っている。向かい側は素直に島伝いに流れるのに対して、こちら側は渦を巻いている。

いろいろ投入先を変えてみたが、やはり島伝いにしか流れない。我慢してやっていたが、ここで遅い朝食を取ることにする。
右向かいの女泣島に3人、斜め左手の孔雀ヶ窟付近に一人、その先にも3人くらいの釣り人の姿が見える。食後、陸側に移動する。

真向かいの女泣島でやっている人にカイズが来たようだ。気合が入る。しばらくして流れの中ほどで25センチのアイナメが来た。
リーチかとも思ったが、すぐに潮の流れが止まってしまった。ほとんど流れない。やがて付けエサが無くなるようになってしまった。

それでも我慢して続ける。次に反対側の島の近くを探ってみる。ここは少し浅いようで、根掛かりを起こしてしまった。
浅くしてやっていると25センチ弱のウスメバルが来た。茶色みを帯びて丸々と太ったメバルだ。すぐにリリースする。

しかしこの1匹だけで終わってしまった。その後は小型のアジしか来ない。やがて1時半を回ってしまい、そろそろ帰りの時間だ。
前の場所に戻って後片付けを始める。長男は既に片付けている。今日の状況を聞いてみる。

すると、向かい側の女泣島の先端に最後に入った人が、立て続けに4枚の40センチくらいのカイズを釣り上げた、と言う。
やはり今朝の、あの近辺に魚が集まっていたのか。あきらめずに続けていれば、と思うが後の祭りだ。仕方がない。

感がさえていない時は何をやっても裏目に出てしまうものだ。結局早朝の1回だけが唯一の引きであった。残念。

絶壁 ・・・五貫目島の向かいに見える絶壁の写真です。
ここから落ちたらと思うと、かなり怖いですね。・・・


2014年11月22日


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3連休の初日が一番良いだろうとのことで、今日は山形県庄内地方に出掛けるんでシュ。
先週土曜日からの予定なので、準備万端2時起床の2時半出発で家を出る。今回も長男と一緒である。

利府塩釜ICから三陸自動車道に乗り、山形自動車道の月山ICまで一気に進む。途中、自動温度表示板の最低気温は0度である。
月山道のトンネル付近では道路わきに雪が残っている。休憩のため米の粉の滝ドライブインに寄ったが、トイレは夜間閉鎖している。

仕方がないので道の駅月山に向かったがここも明かりが付いていない。そこで、鶴岡市内のコンビニまで我慢することにする。
道路沿いのセブンイレブンで食料を購入し、トイレも済ませる。次に庄内フィッシングに立ち寄ったが、ここもまた開いていない。

30分ほど車で仮眠して開店を待つ。5時過ぎに店が開いたので、オキアミを購入し釣り場へと向かう。釣り人は少ないようだ。
所々にしか車は止まっていない。今回も鼠ヶ関港の東防波堤でやってみることにする。ここでも車は3台しか止まっていない。

荷物を持って先端へ向かう。3人はジギングをしている。向かいの西島にはフカセ釣りの人が一人居る。南東の風が少し強いようだ。
早速準備を始める。水温は内湾側で8度だ。いつもの場所で始める。日の出を迎えていないのでウキが見づらい。そして何も来ない。

少しして、左手の長男に大物が来たようだ。かなりてこずっている。タモの準備をして近寄ろうとした時、急にさおが上がった。
どうやらバラしたようだ。底の方でゴンゴン言っていたと言うので多分本命だろう。またしてもやられてしまった。悔しがっている。

その後しばらくして、付けエサが無くなるようになった。イナダの群れが小魚を追って、あちこちでナブラが立っている。
少ししてチビアジが来た。イナダの群れは離れていったようだ。そして小魚の群れが次第に集まってきた。

明るくなるに従ってマキエに群がる黒い影は広がっていく。近くに大物は居ないようだ。チビアジやチビフグしか来ない。
ここで遅い朝食とする。ジギングの人たちは既に帰ってしまった。そして先端の灯台近くに2人の釣り人が入ってきた。

東寄りの風なので内湾側では向かい風になる。同じ場所で又始める。状況は変わらない。お昼を回り、更に風が強くなってきた。
さおを立てるのも大変だ。少し休憩とする。30分ほどで強風は収まり日も差してきた。暖かくなってきたので非常に釣りやすい。

しかし状況は変わらない。場所を少し移動してみたがここも同じだ。やがて2時を過ぎてしまったので、帰りの準備を始める。
少しして長男も戻ってきた。内側でチンチン2匹とチャリコ1匹を掛けたとのことである。かなり小型ではあるが一応本命だ。

そして外側でもう1回、大型の魚の引きがあったとのことである。姿は見えなかったようだが、今回もすっかりやられてしまった。
仕方がない、次回に期待することにしよう。

クレーン船 1 ・・・鼠ヶ関港の岸壁に係留中のクレーン船の写真です。
現在はおおむね水平です。・・・
クレーン船 2 ・・・砕石を積んでいるところの写真です。
かなり傾いているのが分かります。・・・
羽黒山の山並み ・・・羽黒山付近の山並みの写真です。
頂上付近には雲が掛かっていて、おそらくは雪が降っているのでしょう。・・・
雪景色 ・・・湯殿山へ向かう道路の写真です。
除雪されなかった場所には雪が残っています。・・・


2014年11月 8日


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最近上向き傾向にあるとの情報に、今日も又秋田県男鹿半島へ長男と2人で出掛けるんでシュ。
前日の11時起床、11時半の出発とする。前回同様鳴子から湯沢横手道路、秋田自動車道を経由し、昭和男鹿半島ICで降りる。

少し時間が早いので道の駅てんのうで休憩を取る。1時間ほど休んでから出発する。そして戸田釣具店でオキアミなどを購入する。
店の人に「盛岡から。」と聞かれたので「仙台からです。」と言うと「それはそれはご苦労様です。」と返され苦笑してしまった。

店を出て一路加茂漁港を目指す。峠に差し掛かると少し風が出てきた。山の中腹から海を見下ろすと水面がざわついている。
漁港の駐車スペースに着いたが車が少ない。前回の混雑とは大違いだ。明るくなるのを待って渡船の準備を始める。

渡船大竹丸に乗り込み、釣り場へ向かう。船は南下し、スピードを上げる。うねりがかなりあるので船の揺れがものすごい。
何かにつかまっていないと投げ飛ばされそうな感じだ。15分ほど進み、門前漁港近くのさんば島の前で止まった。

島の足場となる所のしぶきがものすごい。更に船の揺れとがあいまって非常に怖い。無理なので陸寄りの小さな島に降ろしてもらう。
この島でさえ降りるのに恐怖を感じるほどである。荷物を移動し、とりあえず準備を始める。水温は13度くらいだ。

それほど下がっている訳ではない。左手で先に始めていた長男に20センチくらいのウミタナゴが来た。さいさきがよさそうだ。
続いてチャリコも来た。しかし私には何も来ない。30分くらいして長男が私の方に寄ってきた。見ると魚に引っ張られている。

邪魔にならないようにさおを片付け、タモを持って取り込む準備をする。青物のような走りだが岸から離れない。
少しして「カイズだ。」の声にタモを水中に入れて待つ。無事にタモに収め、長男に渡す。またしてもやられてしまった。

だが居ることが分かっただけでもうれしい。気合が入る。しかし何も来ない。先ほどまで付けエサはそのままなのに食われ始めた。
何かエサ取りが集まってきたようだ。しばらく我慢して続けたが、状況が変わらないので遠投してみることにする。

すると2投目で20センチ強のウミタナゴが来た。遅ればせながらの1匹目だ。そして超小型のチャリコが続く。
数匹続いた後、空ハリに陥ってしまった。その後小型のフグが来たが空ハリの原因ではないようだ。

8時を回ってしまったので、ここで遅い朝食とする。向かいの島にも釣り人は居るが、エギングでイカでも狙っているのだろうか。
しばらくしてフカセ釣りに変えたようだ。両方の釣りの準備をしてきているのだ。食後又始めたが状況は変わらない。

空ハリと沈黙の繰り返しだ。風が強いので、沖側でやってみたがすぐに岸に寄ってきてしまう。なじむ暇が無いのだ。
少しして最初に勧められたさんば島に向かっていく渡船が見えた。勇気ある釣り人がさんば島に乗ったようだ。

さんば島の周囲は波としぶきとで真っ白くなっている。私も釣れないが、長男もその後はほとんど釣れていないようだ。
1時を回ってしまったので、そろそろ帰りの準備を始める時間だ。最後の1投を終了し、後片付けを始めた。長男も片付けている。

2時ころ迎えの船がやって来たのでそれに乗り込む。早朝と同じく、きついうねりの中を走っているので前後左右に揺れる。
途中で2人の釣り人を回収し港に着いた。料金を精算し帰途に就く。今回も又釣れなかった。

最初こそ釣れそうな雰囲気だったが、途中からは全くエサ取りの天国だった。何か今年はこのままで終わりそうだ。
仕方がない。来年に期待しよう。

さんば島 ・・・最初に勧められたサンバ島の写真です。
途中から勇気ある釣り人が乗ったようです。・・・
本来の釣り場 ・・・本来はここがポイントなのですが、風と波とでちょっと無理なようです。・・・
今日の釣り場 ・・・ここが今日の私の釣り場です。・・・
門前漁港 ・・・門前漁港の集落の近くまでやって来ています。・・・
ウミタナゴ君 ・・・遅ればせながら私にもウミタナゴ君は来ました。
だが、この1匹だけでした。・・・
カイズ君 ・・・今回も長男が釣ったカイズ君の写真です。
37センチあるそうです。・・・



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