カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2014年 5月の日記

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2014年05月31日


2014年 5月31日


久しぶりに、今日は湊浜緑地公園前のテトラ群に渡船で出掛けるんでシュ。
週の初め、長男から今週土曜日都合が良いので釣りに行かないかとの誘いがあり、二つ返事で了承する。

最近、七ヶ浜でもカイズの情報が多数見受けられる事から期待で胸が膨らむ。
午前6時前に家を出て、途中でエサと食料を買い入れ、6時半ころ渡船乗り場に到着する。

船が出発しようとしているので、急いで準備をしてその船に乗り込む。4人ほどの釣り人が既に乗り込んでいる。
まっすぐに沖防波堤を目指して進み、そこで3人を降ろし、次に南防波堤で一人を降ろして、最後に湊浜のテトラ群に到着する。

我々2人を降ろし船は戻っていく。今日は午後2時までの予定である。テトラの上を渡り、平らな所に荷物をまとめて置く。
既に汗だくだ。かなり暑い。釣りやすそうな場所を探して早速準備を始める。水温は17度くらいである。

前回に比べ、かなり上昇している。年と共に動作が鈍くなってきているような気がする。長男は既に始めている。
準備を終え釣り始める。2投目で25センチ強のフグが来た。良い雰囲気だ。しかし、その後は沈黙が続く。

付けエサが全く無くならないのだ。チビフグが居ても良さそうなのだが、少し様子がおかしい。
しばらくして、長男が非常に悔しそうな顔をしているのが見える。聞くと大物をバラしたとの事である。

コツンとしたアタリがあり、アワセると急に底の方へ持っていかれてしまい、根ずれでハリスが切れてしまったとのことだ。
やる気が沸いてくる。しかし、依然として沈黙が続く。近くに大物が居るのかも知れないが、何かおかしい。

たまにだが、オキアミがぼろぼろになって戻ってくるので、チビフグは居るようだ。だが沈黙は続く。ここで遅い朝食とする。
食後、数匹のボラが目の前を通り過ぎていく。マキエには見向きもしない。先ほどから潮が下がり、昆布が顔を出している。

気を付けないとラインが昆布に巻き込まれてしまいそうだ。注意してやっていたのだが、ちょっと目を離したすきに絡まっている。
少ししてチビフグが来た。魚体は冷たい。その後しばらくして中型のサヨリも来た。1匹ずつでなかなか続かない。

風も波もほとんど無いのでかなり暑い。汗が滴り落ちる。まるで真夏の釣りだ。ますます潮が下がり昆布が水面で長く伸びている。
根掛かりが頻発するようになった。浅くしても根掛かりする。段々嫌気が差してきた。1時を過ぎたので少々早いが終了とする。

1時半を回り長男もやめたようだ。大物のバラシのほかには、30センチくらいのアイナメを掛けたということである。
長男はそれなりに楽しめたようだが、私は散々だった。2時を回り、迎えの船がやって来た。港に戻り、料金を支払い帰途に就く。

機会があれば、近いうちに再度挑戦したいものだ。



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