カイズを釣ろうとした日
2012年 9月の日記
(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)
2012年09月16日
2012年09月01日
あの感触を忘れないうちに、今日も長男と一緒に奥松島の室浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。
9時ころに家を出て、10時過ぎには釣り場に到着する。浜には10人を超える釣り人が居る。ほとんどの人がカイズ狙いのようだ。
フカセ釣りの人は3人くらいしか居ない。中程のテトラの上で始める。水温は27.5度だ。まずはマキエをまかずにやってみる。
エサ取りはまだ出ていない。次にマキエをまいて辺りを探ってみる。風があるのでミチイトが流される。潮は不安定だ。
上げ潮と風とが相まって、遠投してもすぐ近くに寄ってくる。何も来ない。右手でやっているフカセ釣りの人にカイズが来たようだ。
気合いは入るが何も来ない。続いて、高いテトラとの境目辺りでやっている探り釣りの人にも1枚来たようだ。
魚は居るのだろうがなかなか来ない。しばらくして探り釣りの人に2枚目が来た。反対側の高い堤防では寝そべっている人が居る。
対照的だ。1時間くらいして一番来てほしくないポイントでウキが止まった。静かに聞いてみるが動かない。根掛かりかな?。
持ち上げようとした時、魚の手ごたえを感じた。きたぁーー。ゴンゴンし始める。引きが強烈でさおを持っていかれそうだ。
テトラが微妙に入り組んでいる場所なのでかなりまずい。2度、3度の突っ込みの後、急に軽くなった。どうもバラシたようだ。
巻き上げてみるとハリが無い。テトラに絡まって切れて逃げたようだ。まことに残念だ。かなりの手ごたえだったような気がする。
がっかりしてしまった。その後、次第に潮位の上昇でテトラにもしぶきが掛かるようになってきた。一段高いテトラに移動する。
先ほどのバラシが尾を引いている。フグやアジは来るものの、本命は来ない。左手に落とし込みの若者が入ってきた。
しぶきをかぶりながらもやっている。高い防波堤の上にも5人組の若者が入る。先端でやっているようだ。少しして長男に呼ばれる。
本命が来たようだ。タモを持って駆けつける。30センチ弱のカイズ君だ。今日も満足そうだ。やがて満潮の潮止まりに入る。
明日の仕事のことを考え、この辺で終了とする。しかし、せっかく掛けた魚を逃がしてしまうとは、何とも情けない。
次回は気を付けて取り込むように心掛けよう。40センチは優に超えていたのになあ!。
男鹿半島付近が好調との情報に、今日は日帰りの予定で長男と一緒に男鹿半島へ出掛けるんでシュ。
午前0時半に自宅を出発し、大和ICから東北自動車道に乗り目的地の男鹿半島を目指す。
北上金ヶ崎PAで小休止とし昭和男鹿半島ICで秋田道を降り、道の駅で時間調整をする。4時半に駅を出発し一路海風へ向かう。
5時ころ釣具店海風に着いたが、なぜか閉まっている。途中少し風が強いのは気になっていたが、まさか渡船の中止とは!。
仕方がないので道の駅てんのう近くの太田釣具店まで戻る。エサのオキアミなどを購入して引き返したが、風はかなり強い。
それでも、船川港の東端の赤灯台へ行ってみる。釣り人の車が2台ほど止まっていたが、皆さん様子を伺っているようだ。
どこへ行っても同じだろうということで、ここでやってみることにする。堤防の先端は非常に風が強い。荷物が飛ばされそうだ。
堤防の中程にある丸い出っ張り付近に陣取る。まずは風対策だ。荷物をひとまとめにして出っ張り部分の風下に置いた。
早速始めたが風が強いので大変だ。長男は外側で私は内側でやってみる。水温は29度くらいある。
エサ取りの様子を見るため、マキエはまかずに付けエサだけでやってみる。30分たったが何も来ない。
長男はコンスタントにチビフグを釣っている。マキエを作り、ウキにかぶせながらやってみたが依然として何の反応も無い。
長男の方は空ハリが増えてきたようだ。私は1時間を優に超えているのに1回小さなアタリがあっただけで釣果は何も無い。
数人の釣り人がやって来たが立っていられないようで、皆15分ほどで戻っていった。
9時を回り少し風が弱まってきたので、灯台側へ少し移動する。相変わらず何も来ない。このままで終わってしまうのだろうか。
ちょっと不安だ。少しして流れが緩やかになった時ウキが止まった。静かに聞いてみる。魚の手ごたえだ。本日初めての引きである。
結構引きは強い。下の方へゴンゴンと持っていく。きたぁーー。気づいた長男がタモを持って準備してくれている。
2回ほどの突っ込みを見せながら上がってきたのは、26センチのカイズ君でシュ。本日の初物なので写真に撮り、リリースする。
長男もやる気が出てきたようだ。少しして同じ場所でウキが半分ほど沈んだ。すかさず合わせる。ずっしりとした感触だ。
そのまま左側へ走る。さおが手元近くまでしなっている。きたぁーー。20メートルくらい走った後、今度は右側に走り出した。
全く上がってくる気配が無い。私も一緒に右側へ移動する。何とか走りを止めて取り込みに掛かる。
何度も突っ込みを繰り返しながらも、やっとのことで姿を現した。少し茶色みを帯びたかなり大型のカイズさんでシュ。
タモを差し出すと又潜っていく。苦労しながらもタモに収めることが出来た。48センチの大型カイズさんだ。
今度はストリンガーにつなぎ、更に続ける。ますます風が弱まってきて、暑さが厳しくなってきた。
風のある間は気にならなかったが、風が弱くなってくると暑さが身にしみる。水分補給をしながら続ける。
長男に場所の交代を進めたが、このままでいいと言うのでそのまま続ける。しばらくして同じ場所で18センチのカイズ君が来た。
大型の後なので非常に小さく感じる。脇でやっている長男にはまだ来ないようだ。長男に7センチくらいのチンチンが来た。
かなり小さいがそれでも超小型のカイズ君だ。とりあえずは安心した。風が弱まってきたので釣り人がやって来た。
子連れの6人組が先端の灯台付近に入った。しばらくして子供たちははしゃぎ始めた。それを避け長男は岸側へ避難した。
やがてエサ取りのアジが釣れ始めてきた。それでも、少し遠投して24センチのカイズ君を追加した。
長男が何か騒いでいるので振り返ると、さおがしなっている。ついに本命が来たようだ。タモを持っていき、すくい上げてやる。
26センチのカイズ君だ。嬉しそうだ。ネリエに来たとのことだ。更に風が弱まり日が差してきた。熱射病に掛かりそうな雰囲気だ。
たまらず岸辺の公園の木陰に避難する。日陰だが風が無いのでどうしようもない。戦意喪失だ。20分ほど日陰で休み釣り場に戻る。
子供たちは元気にはしゃいでいる。もう釣りどころではないのでこの辺で終了とする。休んでいる間に長男は18センチを追加した。
後片付けを済ませ、最後に大型カイズさんの写真を撮り、その後リリースした。夏場のカイズは少し臭うので食べる気はしないのだ。
顔も腕も真っ赤に焼けてヒリヒリする。少し早いが帰途に就こう。風と波による濁りのせいで、堤防の内側に避難していたようだ。
普通の状態ではとてもこれだけの釣果は望めないだろう。秋田自動車道、東北自動車道を経由して夕方6時過ぎに無事自宅へ戻る。
機会があればまた挑戦したいものだ。ちなみに秋田での午後3時の気温は32度であった。
|
・・・本日の初物である26センチのカイズ君の写真です。 ここまでの道のりは、かなり長かったです。・・・ |
|
・・・堤防の中程から見た赤灯台の様子です。 海面の波の状況で風の強さが分かります。錨泊している船舶も風の影響で一定方向を向いています。・・・ |
|
・・・釣り場から見た男鹿みなと市民病院の写真です。・・・ |
|
・・・右に左に走り回った大型カイズさんの写真です。 48センチありました。非常に疲れました。・・・ |
表紙に戻る