カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2012年 3月の日記

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2012年03月29日


2012年 3月29日


修理に出しているさおがなかなか戻ってこないので、近況確認のため奥松島の室浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。
かれこれ1箇月以上たつが、修理が終わったとの連絡は無い。今回も愛犬と一緒だ。東名運河を横切っている橋を渡り先へ進む。

野蒜海水浴場付近のがれきの山はだいぶ小さくなっている。当時の4分の1もない。がれき運搬のトラックが頻繁に走っている。
見渡す限りでは、土盛りした更地が段々増えてきているようだ。ただ、新築している家屋は見当たらない。

海水浴場に沿って走っている道路もだいぶ安定してきているようだ。その先の小さな橋も片側通行から対面通行になっている。
更に進むと、この辺りの復興の程度は以前と全く同じだ。仮設住宅付近で2、3人の人を見かけたが、それ以外は誰も居ない。

そして目的地に到着したが車は1台も止まっていない。もちろん釣り人も誰一人として居ない。
住宅地に比べると海辺は風が強いし、それにも増してかなり寒い。犬を連れて先端まで行ってみることにする。

海は真冬の透き通った感じの色ではなく、どんよりとして重たそうだ。よく見ると水面近くを小さな生き物が数匹泳いでいる。
トンネルをくぐり集落のあった方へ行ってみる。がれきはほとんど片付いているが、建物のコンクリート基礎はそのままだ。

海水浴場の砂浜はゴミも片付けられていて、以前の砂浜と何ら変わりはない。カモメが3羽水辺で遊んでいる。のどかなものだ。
港の復旧作業は終了したのか、漁師の姿は無い。犬が嫌がるようになってきたので、そろそろ帰ることにしよう。

さおが戻ってきたら、早速試し釣りに来ることにしよう。



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