カイズを釣ろうとした日
2011年 7月の日記
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台風の影響でうねりが若干残っていそうだが、それでも今日は松ヶ浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。
浜は相変わらず関係者以外立ち入り禁止の状況だ。仕方がないので湊浜緑地公園に車を止めて歩いて向かう。
堤防の上にはフカセ釣りの人が一人と、ルアー釣りの人が2人居る。早速始める。水温は24.5度だ。
南寄りの風が吹いているので、テトラ付近にゴミが集まっている。これでは釣り人が来ない訳だ。付けエサは全く無くならない。
長いことマキエが入っていないようだ。しばらくしてやっとチビフグが掛かってきた。次にチビアジだ。大型の魚の居る気配は無い。
左手でやっているフカセ釣りの人は、耐え切れずに場所を移動していく。ゴミの大きな集団がやって来たので少し休憩する。
そこへ顔見知りのフカセ釣り師A氏が声を掛けてきた。3月の地震をくぐりぬけてきたとの事だ。30分ほど話をして又始める。
彼は少しして帰っていった。続けるが、相変わらずゴミは切れない。思い通りの釣りが出来ないのだ。
風向きが北西方向に変わらない限り、じっくりと探れない状況だ。更に、しばらく前から空ハリ状態に陥っている。
ゴミと空ハリ、最悪のパターンだ。少し粘ってみたがあきらめて帰ることにする。堤防の上には5人くらいの釣り人が残っている。
車に戻る途中、野良猫の様子を見ていくことにする。子猫が2匹うずくまっている。静かにそばに寄り、声を掛ける。
しばらく子猫を見ていると、遠くの方から何か言いながらおっさんがやって来た。こちらに向かっているようだ。
何を言っているのか分からなかったが、どうも猫に声を掛けたことを怒っている様子だ。あちゃぁー、因縁を付けられたのか?。
よく聞くとエサを持たずに来た事が面白くないらしい。「たまにエサを持ってきてるぞ。」と言うと今度は缶詰を持ってこいと言う。
「ふざけるな!猫を見て悪いのか!」と言うとぶつぶつと何か言っている。まともな人間ではないようなので無視して車へと戻る。
非常に気分が悪くなってしまったが、猫の世話をしている雰囲気があるやつなので我慢することにする。
車に戻ると意外にも怒りが収まっている。今度は缶詰でも持っていって、やつに会ったら見せてやるか、と思ったりもする。
でも、気違い相手ではなあとも思うし。ゴミと空ハリとそして因縁と、最悪な一日であった。
昨日に引き続き、秋田県船川港沖提での釣行へ長男と一緒に出掛けるんでシュ。
昨夜の内に宿の精算を済ませておいたので、心置きなく4時半起床の5時出発とする。
途中ローソンで食料を購入し、5時半ころにはつりショップ海風に到着する。そこでエサなどを購入し、渡船の船着場へ向かう。
持っていく荷物をまとめていると、渡船利用の釣り人たちが集まってきた。6時過ぎの出発になるらしい。
船頭が船を回してきた。釣り客は総勢で5名だ。船着場を出て沖の堤防へと向かう。途中風力発電の高い鉄柱が目に付く。
沖堤の一番手前で釣り人2人を下ろした後、先端へと進む。一番沖側から2番目の階段の所で残る3人を下ろす。
船長は水深と釣れそうな場所を指示し戻っていく。昨日より風は弱いようだ。早速始める。水温は25度ある。
先にやっている長男のマキエの周りに、多数の小魚の影が見える。どうもアジのようだ。やっぱりチビアジが釣れてきた。
釣り人が少ないので場所を気にする必要は無い。だが細かいゴミが際近くを漂っている。1時間ほどチビアジとチビサバだけだ。
釣り場を沖側に変更してみる。沖側は少し怖いので座ってやることにする。水深はさお3本くらいとのことなので、2本から始める。
深くてなじみにくいので、重い仕掛けに変える。しばらくの間は付けエサがそのまま戻ってきたが、やがて中型のアジが釣れてきた。
内側のアジよりは少しでかいが、それでも面白くない。ほとんど底で食ってくるのだ。入れ食いの状態だ。少し休憩し朝食とする。
ほかの釣り人も苦労しているようだ。先端でやっている3人組はアジを狙っているらしく、サビキ仕掛けに数匹まとめて掛けている。
歓声を上げて楽しんでいるようだ。休憩後又始めるが相変わらずアジだけだ。やがてアジもなかなか釣れなくなってきた。
オキアミだけ取られてしまう回数が増えてきた。少し移動してみたが同様だ。昨日はフグ、そして今日はアジに悩まされている。
12時までの予定なので、もう少し頑張ろう。少しして手のひらサイズのチャリコが来た。小さくてもアジと違い結構抵抗する。
だが1匹で終わってしまった。11時半を回ったので、そろそろ片付けることにする。長男も戻ってきた。
長男も、めぼしいのはチャリコ3匹くらいだと言う。12時を少し回ったころ、迎えの船が来たのでそれに乗り込む。
どこも状況は芳しくないようだ。船着場に戻り帰り支度を始める。帰途に就いたが、秋田道はかなりの込みようだ。
絶え間なく車が走っているのだ。更に東北道も結構込んでいる。走行車線よりも追い越し車線の方に車が並んでいるのだ。
追い越し車線は数珠つなぎの状態だ。富谷JCTから仙台北部道路を経由し、更に利府JCTを通過して利府中ICで高速を下りる。
もちろん罹災証明は使わせて頂く。それにしても真夏のカイズ釣りはかなり厳しいものがある。
久しぶりに秋田県男鹿方面へ長男と2人で出掛けるんでシュ。早朝4時の渡船に乗るため、前日の22時出発とする。
被災地高速道路無料化を利用し東北道大和ICから秋田県へ向かう。途中北上金ヶ崎PAで休憩し、北上JCTから秋田道へと乗る。
しばらくは道なりに進み、昭和男鹿半島ICを下りて男鹿方面へ向かう。釣具店が開くまで待って3時過ぎに加茂漁港を目指す。
4時を少し回ったころ目的地に到着したが、車の数は極端に少ない。渡船屋の話ではかなり混雑しているとの事だったが予想外だ。
間もなく一番船が戻ってきたので早速乗り込む。船は港を出てから北上し、大黒島へ3人を降ろした後、小みさご島へと向かう。
もやが掛かっていて山頂付近は見えない。早速始める。水温は25度だ。長男は沖側で私は陸側で始める。ほかに釣り人は居ない。
水深はさお1本半くらいだ。まずは広範囲にマキエを入れる。それから岸際にマキエをまいて、エサ取りを近くに寄せる。
少ししてチビフグが来た。続いて又チビフグだ。これらをかわさない限り本命は釣れないだろう。難儀なことだ。
マキエを一点に絞り、仕掛けをあちこちに投げ入れる。風があり、曇っているのでまだいいが、晴れるとかなり厳しいだろう。
しばらくして27センチくらいのメジナが来た。底で食ってきたのでカイズと勘違いしたくらいだ。しかしその後はフグしか来ない。
チビフグに混じって手のひらサイズのチャリコが来た。チビフグ、小型のサバ、中型のサヨリ、手のひらサイズのチャリコだけだ。
やがて10時を回り雲が切れ、日が照ってきた。かなり暑い。持ってきた氷水もすでに溶けてしまった。少し休憩し食事をとる。
向かい側の磯伝いに男女2人組が長崎までやって来た。かなりの道のりを歩いてきたのだろう。男鹿桜島荘から歩いてきたようだ。
その手前にも10人くらいの釣りを兼ねて遊びに来た人たちの姿が見える。又始める。3時までの予定なのであと4時間以上もある。
暑さに参ってしまい先が思いやられる。今度は島の周りを丹念に探ってみることにする。移動するだけで汗が湧き出てくる。
少しの間付けエサは残っていたが、やがて水面近くを100匹以上のフグがマキエに群がっているのが見て取れる。
遠投もしてみたが全く同様だ。そのうちハリまで取られるようになってしまった。20本以上は取られただろうか。戦意消失だ。
昼を過ぎたころ、男女2人組が帰り支度を始めた。どこへ帰るのか確認していたら、思ったとおり桜島荘の方へ向かって歩いていく。
20分以上も掛けて駐車場近くまでたどり着いたようだ。更に余りの暑さで遊びに来ていた人たちもほとんど帰ってしまった。
3時少し前になって迎えの船が来た。船着場に戻り渡船料金を払いながら状況を聞くと、マダイ1匹とカイズが数匹とのことである。
どうも早朝のみの釣果のようである。もう少し時間が長引いていたら熱中症になっていたかも知れないような状況だった。
帰る途中、つりショップ海風に寄って明朝の渡船を予約した後、宿である民宿新地へと向かう。明日に期待しよう。
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・・・我々が乗った小みさご島の写真です。 向かい側に見える細長い島がみさご島です。この場所から釣りを開始しました。・・・ |
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・・・同じく北側の写真です。 右手がみさご島になります。・・・ |
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・・・同じく北西側の写真です。 今日は一日中潮下でした。・・・ |
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・・・同じく北西方向の写真です。 遠くに見える島が大黒島です。・・・ |
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・・・男女2人組が歩いてきた長崎の写真です。 女性の方がサヨリを釣り上げていました。・・・ |
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・・・男鹿桜島荘の写真です。 駐車場付近から時間を掛けて釣り場まで歩いてきたようです。暑い中、御苦労さまでした。・・・ |
状況に変化は無さそうだが確認を兼ねて、今日も菖蒲田海水浴場前のテトラに出掛けるんでシュ。
昨日愛犬の散歩のため湊浜緑地公園まで行ってきたが、松ヶ浜漁港船だまりの堤防の上に人影はほとんど無かった。
帰りがけに寄ってみると、2箇所の出入り口共にロープが張ってあり、関係者以外の車は乗り入れ禁止になっていた。
最近釣り人も慣れてきて、注意を無視し堤防の際まで乗り入れる連中が目に付いてきていたところだ。
多分その連中と漁民との間でトラブルが発生したのだろう。そうでなければ立ち入り禁止になるはずがない場所だ。
しばらくの間は不自由な状態が続きそうだ。漁師の事を考えて、少し遠慮がちに振る舞えばこういう事にならずに済んだだろうが。
かなり暑いので、とりあえず近場の菖蒲田海水浴場前でやってみる。テトラには誰も居ない。灯台側にルアー釣りの人が一人見える。
早速始める。水温は26度だ。相変わらず水の色が悪い。すぐにチビフグが来た。続いてマメフグだ。
今日も大物はそばに寄っていないようだ。その内に空ハリ状態に陥ってしまった。サヨリとダツの姿が遠くに見える。
場所を少し移動してみる。しかし状態は一緒だ。そこで、菖蒲田浜漁港船だまりの堤防に移動してみることにする。
いつもの場所を見てみたが、ゴミが流れていてちょっとやりづらそうだ。そのまま防波堤灯台側に移動する。
高い防波堤の右端に何とか釣りの出来そうな所を見つけたので、そこでやってみる。すると付けエサがそのままで戻ってくる。
しかし大物がそばに居るのではなく、魚そのものの数が少ないだけのようだ。それでも粘ってみる。少ししてチビフグが来た。
ここではサヨリやダツの姿は無い。ゴミの少ない所を狙ってあちこちと移動する。段々嫌になってきた。更にチビメバルが来た。
もう駄目だ。少し早いが本日はここで終了とする。一荒れ来ないとかなり厳しい感じである。
一向に状況は好転しないが、それでも今日も又菖蒲田海水浴場前のテトラに出掛けるんでシュ。
ほかの浜はまだ気分良く釣りが出来る状態でないので、どうしても松ヶ浜漁港船だまりは釣り人で込んでしまう。
それを避け菖蒲田浜にするがゴミの帯がものすごい。ほとんどすきまが無い。そしてこの暑さ、やる前から疲れてしまう。
テトラには誰も居ない。気を取り直して早速始める。水温は25度だ。テトラの上は風が少しあるので気持ちが良い。
しかし1投目からマメフグだ。続いてチビフグも来た。水の色は少し回復しているようだが、大物がそばに寄っている気配は無い。
空ハリの回数が増えてくる。その内20センチ弱のカタクチイワシが来た。少しして、同じサイズのアジも来た。
中型のサヨリ数匹と大型のダツ1匹が水面近くを泳いでいる。30メートルくらい先の方を数百匹のボラが列を成して泳いでいく。
やがて向かい風に変わり、ゴミの集団がテトラの近くに寄ってきた。ゴミが邪魔で、もう釣りにならない。
少し休憩した後、菖蒲田浜漁港船だまりの様子を見に向かう。いつもの場所に行ってみたが、テトラの様子がちょっと違っている。
満潮でもないのに、もう水をかぶっている。やっぱり若干の変動はあったのだ。左手の防波堤下のテトラにも若干の変化が見られる。
角付近では、いつも乗っていたテトラが傾いていて、乗りづらくなっている。今後、場所を少し検討しなければならない。
しばらく付近の様子を眺めていると、ルアー釣りとおぼしき若者が一人防波堤灯台の方へ向かっているのが見える。
少しずつだが釣り人は戻ってきている。元の場所に戻り少しやってみたが、相変わらずゴミの集団でじっくりと探ることが出来ない。
やがて3時半を回ったので、船だまりの方へ移動することにする。帰りの時間まで、駄目元での挑戦だ。
左手の海水浴場側にゴミの少ない所を見つけたので、そこでやってみることにする。久しぶりなので少し怖い。
だが、ここでもすぐに空ハリ状態になってしまう。更にハリまでも持っていかれるのだ。万事休す。あきらめて戻ることにする。
帰りしなに松ヶ浜漁港船だまりに寄ってみる。先端にカニエサの落とし込み釣りの人が2人居る。まだ釣れていないようだ。
そのほかに投げ釣り、ルアー釣り、ワーム釣りの人などが10人くらい居る。その人たちも釣果はほとんど無いようだ。
堤防の上がり口付近でも、おじさんたちが10人くらい延べざおで釣りをしている。こちらも余り芳しくないようだ。
一通り確認したので本日はこれで終了とする。どこも今一のようである。
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