カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2011年 6月の日記

(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)



2011年06月29日
2011年06月22日
2011年06月20日
2011年06月16日
2011年06月12日
2011年06月08日
2011年06月05日
2011年06月04日


2011年 6月29日


懲りもせずにボーズ覚悟で、今日も菖蒲田海水浴場前の防波堤テトラへ出掛けるんでシュ。
今日も又30度を越えそうな雰囲気だが、注意しながらやってみることにする。防波堤の先端付近にフカセ釣りの人が一人居る。

遠くの方へ仕掛けを投入しているので、テトラ際はエサ取りで一杯なのだろう。早速始める。
水温は24度と若干低めだが、何せ水の色がよろしくない。黄緑がかっているのだ。すぐにマメフグが来た。続いてチビフグだ。

しばらくしてカタクチイワシも来た。20センチ強の小型のものだ。更に25センチ強の小型のサバも来た。
サバは3匹ほど続いて来たが、それで終わってしまった。マキエの周りでは数匹のサヨリと、1匹の大型のダツが戯れている。

水面近くで食わない限り、空ハリ状態で戻ってくる。フグは底の方に居るようだ。先客のフカセ釣りの人が帰り支度を始める。
あちこちゴミの少ない所を選んでやってみるが、どこでやっても同じだ。やがて上げ潮になり仕掛けがテトラに近付いてくる。

少し休憩し水分を補給する。ゴミの少ない先端に移動してやってみるも、やはり空ハリ状態だ。沈みテトラに仕掛けを引っ掛けた。
サルカンから下の部分が切れてしまった。直す気力は無い。ちょうど良いタイミングなので、本日は終了とする。

この水の色が青色に変わるまでは、かなり難しいだろう。


2011年 6月22日


何とかこの場所で1匹をと願い、今日も菖蒲田海水浴場前の防波堤のテトラへ出掛けるんでシュ。
30度を超える予報に熱中症がちょっと心配だが、氷水を持参して向かう。堤防にはフカセ釣りの人が一人居る。早速準備を始める。

水温は26度近くある。水の色は前回に比べると比較的青みがかっていて、いい感じだ。始めてすぐ空ハリの状態に陥ってしまった。
風は背中の方から吹いてくるので釣りやすいのだが、付けエサがすぐに無くなってしまう。先端でもやってみるが同じようなものだ。

じっくりと腰を据えて来るまで待つしかない。しばらくして先客は帰ってしまった。一人になってしまったが、それでも頑張る。
フグすら釣れてこなくなってしまった。マメフグがかなりの数群れているようだ。ハリ掛かりしないのだ。

少し休憩して水分を補給していると、別なフカセ釣りの人がやって来た。町の中は暑いので、避難してきたとのことである。
様子を聞いてきたので、今はマメフグだけだが、来るまで待つつもりだと伝える。彼は右手で始める。それにしてもかなり暑い。

冷水を飲みながら続ける。ほとんど何も来ない。空ハリ状態が続くし、ゴミの集団も集まってきた。非常につらい。
彼もハリの交換で嫌気が差してきているようだ。4時を回ったころ、急に腹が痛くなってきた。

便意は催していないが、なかなか腹痛がやまない。まずいことになる前に急いで帰ることにする。次いで吐き気も催してきた。
熱中症になってしまったようだ。車のエアコンの風が突き刺さるように痛く感じる。気を付けてゆっくりと戻る。

せっかくの釣りが台無しになってしまったような気がする。


2011年 6月20日


気分を新たにし、今日も菖蒲田海水浴場前のテトラへ出掛けるんでシュ。
実は1日置いたおととい、ウキを取りに行ってきた。釣り人は2人ほど居たが、ウキの引っ掛かっている場所には入っていなかった。

潮は引きつつあるので、じっくりと時間を掛けて作業が出来る。しかし棒ウキなのでタモになかなか引っ掛からない。
網目を抜けてしまうのだ。それでも頑張ってやっと海草から外した。今度は流れ出した。タモで引き寄せながら何度も挑戦する。

15分ほどしてタモの目に引っ掛かった。静かに手元に運び無事回収に成功した。それで気分を良くし又ここに来たのだ。
だが釣り人は誰も居ない。早速始める。水温は24度を越えている。水の色が非常によろしくない。黄緑色によどんでいるのだ。

すぐにチビフグが来た。マメフグも来た。しばらくして、サヨリに混じって大型のダツの姿が見え始めた。
ダツはほとんど単独行動のようで、1匹もしくは2匹で泳いでいる。全部で10匹以上は見えるのだが、皆バラバラに行動している。

サヨリも釣れてきた。やがて向かい風になり、ゴミの集団が集まってきた。すきまを狙っての釣りだ。大型の魚は寄っていない。
場所を先端近くに変えてみる。すぐにチビフグが来た。しかしその後は空ハリの状態が続く。どうやら今日も駄目なようだ。

更に風が強くなってきたので本日は終了とする。いつになったら菖蒲田浜漁港の門扉が開放になるのだろうか。待ち遠しい。


2011年 6月16日


菖蒲田浜漁港船だまりの様子を見るついでに、今日は菖蒲田海水浴場手前のテトラへ出掛けるんでシュ。
昨日松ヶ浜漁港へ向かったが人が多くて入れる場所が無い。しばらく様子を見ていたが、帰る人も居ないので菖蒲田浜へ移動する。

菖蒲田浜漁港船だまりへ着くと、たくさんの人たちが集まっている。警察の車両も3台居た。遺体が流れ着いたとのことである。
気分的にめいってしまい、釣りもせずにそのまま戻る。そういう訳で、日を改め今日の釣りとなったのである。ちょっと心配だ。

先端から半分くらいの所で始める。水温は22度くらいある。しばらくの間は何の反応も無かったが、少ししてチビフグが来た。
続いてチビメバルだ。その後はたまにチビメバルが来るだけで、空ハリの状態だ。マメフグの仕業か。ゴミの集団が近付いてくる。

そこで先端に移動する。中程のテトラと違い新しくて大きい。なので少し怖い。注意して始める。少ししてチビフグが来た。
初めにやった所よりはエサ取りが少ない。それなりに釣れてくる。しばらくしてウキが急に沈み、30センチ強のアイナメが来た。

このアイナメは引きが強く、小型のカイズみたいな引きだ。このころから潮の流れが変わり、更にゴミの集団が戻ってきた。
仕方がないので元の場所に戻ることにする。少し風が強くなってきた。そしてしぶきが掛かるようになってきた。

更に湿気も多くなって、さおにラインが絡みつくようになってきた。しばらくしてさおにすっかりラインが絡まってしまった。
リールでの巻取りが出来なくなり手で手繰って引寄せたが、不運にもハリスがテトラに付いていた貝に引っ掛かってしまった。

そしてウキが海草に絡まったままで切れてしまった。せめてウキだけでもと、しばらく頑張ったがなかなか取れない。
潮は上げてくるし、しぶきは掛かるし、風も強くなってくるしで、取れずにあきらめて帰ることにする。

踏んだりけったりの一日であった。日を改めて取れるものなら取りに来よう。


2011年 6月12日


先週に引き続き、今週も又長男と一緒に山形県庄内地方へ出掛けるんでシュ。
1時半起床の2時出発だ。前回と同様のコースをたどる。釣り場も前回と同様に、住吉地区の南端が空いていたのでそこに入る。

この時間に誰も居ないのは釣れないということか。荷物を持って釣り場へ下りる。海の色が非常に悪い。まるで菜っ葉潮みたいだ。
黄緑色のどんよりとした潮だ。とりあえずやってみる。水温は20度くらいある。まずはチビフグだ。

次に手のひらくらいのケムシカジカが来た。大型の魚は居ないようだ。しばらくして丸々と太ったウミタナゴが来た。
この魚は子供を持っているようなので静かにリリースしてやる。ポツリポツリと小型の魚は来るが、今一つ面白くない。

1時間ほどして小型のメバル、中型のフグ、キュウセン、そしてベラが立て続けに来た。なかなかいい感じだ。
少しして35センチくらいのアイナメも来た。どうやら時合いのようだ。もしかして、緊張が走る。しばらくしてウキが急に沈んだ。

すかさずアワセる。かなり重い。きたぁーー。今回も十分な手ごたえだ。グングン引く。きつめのドラグがうなりを上げている。
しかし、3度目の突っ込みで急に軽くなってしまった。バラしてしまったようだ。手元に引き寄せてみるとハリスが切れている。

ハリスに傷でも付いていたのだろうか。確認不足だった。非常に悔しい。それでも気を取り直して続ける。
直後に50センチくらいのボラが来たが、その後は全く反応が無くなってしまった。付けエサがそのままで戻ってくる状態が続く。

しばらくして、やっとのことでチビフグが来た。大型の魚は遠ざかってしまったようだ。ほとんど釣れない状況が続く。
周囲にしても、見える範囲では釣れている様子は無い。今日も2時終了予定なので、残り1時間半だ。

昼食を取っていると5、6人のフカセ釣りの人たちがやって来た。どうも別な場所から移動してきたようだ。
要するにどこも釣れていないということか。近くの人たちはあきらめたのか、早々と帰り支度を始めている。

その後再開したが状況は変わらない。1時を過ぎて反対側にも数人のフカセ釣りの人が入ってきた。
早朝から続けてやっている人は今はほとんど居ない。やがて2時を回ってしまった。

少し物足りないが何も釣れないまま終了とする。今日も味噌ラーメンを食べて戻ろう。帰り道、山形自動車道はかなりの混雑だ。
30台くらいは並んで走っている。更に東北自動車道も同じくらいだ。ちなみに三陸自動車道はほとんど車は走っていない。

6月19日の24時をもって、ETC1、000円と無料化社会実験は終了となるとのことである。
利府塩釜ICと月山ICとの間の2、650円も今回で終わりとなりそうだ。それはそれとして、機会があったら又挑戦してみよう。


2011年 6月 8日


好天続きに心を引かれ、今日も松ヶ浜漁港船だまりへと出掛けるんでシュ。
浜にはフカセ釣りの人が一人しか居ない。準備をしていると常連のサヨリ釣りの人がやって来て、駐車場所について尋ねてきた。

近くに止めている車が作業の邪魔になるとのことらしい。先端のフカセ釣りの人が車に走って戻っていった。
そのサヨリ釣り師と話をしたが、ほとんど毎日のように来ているとのことだ。そういえば去年はいつ来ても居たような気がする。

15分ほど話をしたが、今日はちょっと無理だな、と言って帰っていった。早速始める。水温は17度だ。すぐにチビフグが来た。
マメフグも来た。続いてチビメバルだ。近くに大型の気配は無い。少しして中型のサヨリが集まってきた。ものすごい数の集団だ。

ただ大型のサヨリは居ないようだ。エサが沈み切る前に、サヨリが食ってくる状態になってしまった。ポイントを変えてみる。
すると20センチくらいのウミタナゴが来た。下の方にはほかの魚が居るのに、サヨリに邪魔されているのだ。

やがてここもサヨリに占領されてしまった。そこで少し休憩することにする。釣り人は増えている。7人くらいは居るだろうか。
続けるが相変わらずサヨリとフグだけだ。場所を移動する。少しの間はエサが戻ってきたが、やがてサヨリのえじきになってしまう。

段々イライラしてきた。さおを折ってしまう前にやめることにしよう。ほかの釣り人はほとんど帰ってしまったようだ。
サヨリもこれだけ集まると結構邪魔な存在だ。次回に期待を込め本日は終了とする。


2011年 6月 5日


昨日に引き続き長男と2人で、今日は山形県の庄内地区へ出掛けるんでシュ。
2時起床の2時半出発とする。三陸自動車道利府塩釜ICから高速道路に乗り山形へと向かう。

東部道路、南部道路、東北道と乗り継ぎ山形道へと入る。3時半を過ぎると夜が明けてきた。米の粉の滝ドライブインで休憩する。
次いで鶴岡市に入り、フィッシング庄内釣具店でエサを購入し、温海町周辺へと向かう。有名な磯はすでに釣り人で一杯だ。

住吉近くの地磯が空いていたので、とりあえずそこでやってみることにする。磯場に下り早速準備を始める。水温は15度だ。
3投目でチビフグが来た。ちょっとまずい感じだ。更にチビフグが続く。そしてハリを取られてしまった。

向かい風なので強めに仕掛けを飛ばさないと、すぐに手前に戻ってしまう。長男もフグやクジメ、ウミタナゴしか来ないようだ。
やがて8時近くになり、遅い朝食とする。食後又始めるがフグしか来ない。段々焦ってきた。残り時間が少なくなってきているのだ。

正午ころまでの予定なので、大急ぎで場所を変えることにする。鼠ヶ関漁港方面に向かう。横網地島の釣り場へ行ってみる。
磯場に入れそうな場所があったので、急いで車に戻り道具を持って又釣り場へ向かう。戻ってみると先客が真ん中に移動している。

移動するなら早くしてくれれば、こんなに疲れないのにと思ったが後の祭りだ。ちょっといらつくおっさんだ。
こんな気分ではまともな釣りは出来そうもないので、さっさと移動することにする。向かい側の東防波堤のテトラでやってみよう。

ここは何度か来ているので状況は把握している。私は左側で、長男は右側で始める。風はほとんど無く、水は透き通っている。
かなり厳しいことが予想される。潮上のテトラ近くにマキエをまき、正面の少し離れた所に仕掛けを投入する。

しばらくは何も来なかったが、やがてチビフグが釣れてきた。続いて少し大きめのフグだ。ちょっとまずい。
マキエはそのままでもう少し遠くへ投げ入れる。すると20センチ弱のメバルが来た。小型のフグを挟んでもう1匹メバルが来た。

付けエサを2匹に増やしてみる。すると1匹はそのままで戻ってくるようになった。もしかして何かが近くに寄ってきているのかな。
又1匹に戻す。今度はそのままで戻ってくる。間違いない。同じ場所を何度も流す。付けエサは依然としてそのままで戻ってくる。

しばらくして海草近くに差し掛かった時、ウキが5センチほど沈んだ。すかさずアワセる。根掛かりみたいに重いが魚の手ごたえだ。
きたぁーー。底の方へグングン引っ張っている。ドラグが鳴っている。まるで巻いた分だけドラグから出て行くようだ。

ドラグを軽く手で押さえながら巻き続ける。ゴンゴンという感じで、さおに反応を出し続けている。
右側でやっていた長男が気付いて、タモを持ってそばに来てくれている。なかなか姿を見せない。やがて白い腹が見えてきた。

紛れもなく大型のカイズさんでシュ。空気を吸わせ、おとなしくなってから近くに引き寄せる。無事に取り込むことが出来た。
結構大型のカイズさんだが、腹がパンパンに膨れている。子供を持っているようだ。

長男にも確認したが、逃がしたらということになり、写真撮影の後すぐ静かに逃がしてやる。
食べればおいしいのだろうが、あの姿を見てしまってからでは、殺すのは気が引けてしまう。

長男もがぜんやる気が沸いてきたようで、すぐに戻り又始める。更に続けるが15分ほどして付けエサが持たなくなってきた。
近くに大型の魚が居ないようだ。午後1時を回ってしまったが、まだやめる気配は無い。帰りの時間を考えると2時が限度だろう。

1時半になったのでやめて堤防に戻る。片付け終えて休んでいると、やっと長男はあきらめて戻ってきた。
結局車に戻ったのは2時半を過ぎてからだ。途中くるまやラーメン店で味噌ラーメンを食べ帰途に就く。

大型カイズさん 1 ・・・おなかがパンパンに張っている大型カイズさんの写真です。
どうやら子供が居るようです。・・・
大型カイズさん 2 ・・・47センチありました。
食べたらおいしそうですが、かわいそうなので写真撮影後すぐに逃がしてやりました。・・・


2011年 6月 4日


長男に誘われたこともあり、今日は松ヶ浜漁港船だまりへ釣りに出掛けるんでシュ。
何か予定が入っているため、午後からになるとのことである。そこで午前中は愛犬と散歩をし、午後に備える。

2時近くになり長男がやって来たので、すぐに出発する。途中釣具店に寄り、エサのオキアミを購入し浜へと向かう。
浜には釣り人は2人しか居ない。漁師の邪魔にならない所に車を止め、歩いて堤防へと進む。

本当に久しぶりなのでドキドキ、ワクワクする。いつもの場所に入り早速準備をする。水温は16度だ。
これが高いのか低いのかは分からない。長男は右手のテトラで、私は左手のテトラで始める。風があるので海はザワザワしている。

少し離れた所をゴミが流れているので、風向きによっては近付いてくるかも知れない。足下を見るとマキエが散らばっている。
もしかすると午前中ここでやっていたのだろうか。始めて間もなくチビフグが来た。続いて3センチくらいのマメフグだ。

小さいながらきちんとハリに食い付いている。そしてサヨリが続く。中型のサヨリが3匹ほど続いたが、その後は止まってしまった。
長男にウミタナゴが来たようだ。しばらくして私にも20センチ強のウミタナゴが来た。やがて空ハリ状態に陥ってしまった。

徐々に釣り人は増えてきているようで、10人くらいは居るだろうか。風が強くなり海草ゴミが近付いてきた。
ゴミとゴミとのすきまに投げ入れるような状態だ。こんな中、小型のクジメが来た。マキエに群がるマメフグの集団の姿も見える。

少ししてテトラの際で明確なアタリがあり、50センチ強のオオガイが来た。抜き上げることが出来ないのでタモですくう。
めぼしいアタリも無いまま6時を回り、更に風が強くなり波も高まってきた。海草ゴミも舞い始めたので、ここで終了とする。

残念だが次回に期待し、帰途に就くことにする。



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