カイズを釣ろうとした日
2011年 5月の日記
(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)
2011年05月25日
2011年05月07日
久しぶりで菖蒲田浜漁港船だまりの状況確認に、今日も愛犬を連れて出掛けるんでシュ。
浜まで向かう道路の両脇のがれきはほとんど処理されていて、以前の生活に戻りつつある感じだ。
しかし一歩入るとあちこちにがれきの山が見える。防潮壁の門扉は閉まっているが作業用の扉は開いているのでそこから海に出る。
今回も少し手前の広場に車を止めて、歩いて港の確認に向かう。正面にある漁協の建物は見る影も無いほどに破壊されている。
それでも、建物の前で漁師が網の修理作業をしている。その先にあったはずの渡船小屋は跡形も無い。
そして少し奥の石碑が立っていた付近では、木材などのがれきの搬送をしている。
浜の周囲を囲んでいる防波堤そのものには、被害が無いようだ。ただ駐車場は所々が陥没していて、津波のつめ跡が見て取れる。
いつもの場所の様子を見てみると、養殖棚のロープの切れ端が少し絡まっているが、ほとんど以前と変わりない。
海草も適度に生えてきていて、なかなか良い感じだ。次に防波堤灯台近くまで行ってみる。
1艘の船がひっくり返ってテトラの上に乗っているが、それを除けば以前となんら変わらない。
テトラの配置もそのままで、古いテトラは長年風雪に耐えているだけあって、今回の津波でもびくともしなかったようだ。
海水の色もこの時期の状況に戻ってきている。しかし港内の船の数は極端に少ない。数えるくらいしか泊まっていない。
少ししてがれき運びのトラックが入ってきたので戻ることにする。次に松ヶ浜漁港船だまりへと向かう。相変わらず何も無い。
正面の堤防の上にあった船は片付けられている。菖蒲田浜漁港に比べると湾内の油抜けは良くない。正面の建物は解体されている。
パトカーが漁港の見回りにやって来た。やがて犬も飽きてきたようなので、そろそろ帰ることにしよう。
がれき撤去や漁具修理の邪魔にならなければ、釣りは可能な状況になっている。もう少しの辛抱だろう。
前回に引き続き菖蒲田浜漁港船だまりの現況を確認しに、今日も愛犬と一緒に出掛けるんでシュ。
まずは湊浜緑地公園付近と松ヶ浜漁港船だまりへ向かう。緑地公園は正面の門扉が閉められ、脇の防砂林にもロープが張られている。
そのほか、特段な変化は無い。砂浜では流れ着いたコンテナが半分くらい埋まっている。水際の油臭さは若干減ったような気がする。
次に松ヶ浜漁港船だまりへと向かう。飛ヶ崎トンネルの側溝のふたは全部掛けられている。そしてがれきもだいぶ片付けられている。
正面の長い方の堤防の先端に釣り人が一人居るので、様子を見に行く。途中、漁師の人たちが笑いながら仕事をしている。
だいぶ明るさを取り戻してきているようだ。野良猫も6匹に増えている。釣り人が戻ってきた。どうも釣れていないようだ。
釣り人が帰ったので、戻ることにする。続いて菖蒲田浜漁港船だまりへと向かう。港に近い部分の建物はほとんど無くなっている。
防潮壁の門扉が半分開いている。その中で漁師の人が作業をしているので、邪魔にならないよう手前に車を止め、歩いて中へ入る。
左側の防波堤に行くのは気が引けるので、右手の短い方の堤防に行くことにする。見える範囲の建物は全て無くなっている。
船もほとんど泊まっていない。堤防の中ごろまで進んでみたが、堤防そのものには被害は無いようだ。
新しい防波堤などは比較的津波に強いようだ。先端まで行こうとしたが犬が嫌がるのであきらめ、休憩がてら周囲の写真を撮る。
堤防から浜の様子を見てみると、津波のものすごさがはっきりと分かる。この状況で釣りをするには、かなりの勇気が必要だ。
もう少し様子を見て、落ち着いてから始めることにしよう。
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・・・防波堤や灯台は大丈夫そうだが、テトラの上に船が1艘乗っている。・・・ |
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・・・この風景を見る限りでは、さほど津波の影響は感じられない。・・・ |
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・・・ところが、堤防の先端から港の方を見ると壊滅状態である。・・・ |
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・・・萱島近くの向かって左側のテトラも流されたようで、無残に崩れている。・・・ |
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・・・短い堤防の付け根付近にあった作業小屋もご覧の有り様である。・・・ |
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・・・海の水は平常に戻りつつあるようだが、ゴミの量は半端でない。・・・ |
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