カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2011年 2月の日記

(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)



2011年02月22日
2011年02月16日
2011年02月11日
2011年02月06日
2011年02月02日


2011年 2月22日


3月中旬並みの陽気に浮かれ、今日も湊浜緑地公園付近へと出掛けるんでシュ。
駐車場には8台くらいの車が止まっている。荷物を持って釣り場へ向かう。砂浜にはカレイ狙いの人が2人居る。

そして高い防波堤の上に探り釣りの人が2人見える。いつもの場所に着いたが誰も居ない。北防波堤の灯台付近に一人居るだけだ。
早速始める。工場は運転していて、煙が少し傾きながら上っている。水温は11度とほとんど横ばい状態だ。沈黙が続く。

流れが緩やかになった時、ウキが静かに沈みチビフグが来た。今日は早めの1匹だ。しかし後が続かない。沈黙は続く。
1時を回ってしまったので、ここで昼食とする。先程まで野良猫数匹がそばに居たのに、今は1匹も居ない。

流水に一人と北防波堤の灯台付近に2人が居る。沖の南防波堤にも7人の姿が見える。食後又始める。風は弱いが何せ冷たい。
暖かさに慣れたためか、風の冷たさが身にしみる。沈黙は続く。たまにもぞもぞとした揺れを感じるが全く乗ってこない。

エサのオキアミもほとんど無くならない。やがて3時を回り、灯台付近に一人の釣り人が残っているだけになった。それでも続ける。
4時半を過ぎたので、ここで終了とする。今日は水鳥が頻繁に潜っていたので、近くには寄らなかったのだろう。

先程1匹のウミネコが小型のボラを捕まえて飛び去っていった。水鳥も苦労しているようだ。


2011年 2月16日


海が厳寒期に突入した感は否めないが、今日も湊浜緑地公園付近へと出掛けるんでシュ。
公園の駐車場には10台くらいの車が止まっている。荷物の準備をしていると、落とし込み釣りらしき人がやって来た。

足早に釣り場へと向かっていった。その後を追うように目的地へと進む。砂浜にはカレイ狙いの人が一人居る。
いつもの場所近くには3人組の投げ釣りの人たちが入っていた。少し離れた所に陣取る。水温を計ってみると9度しかない。

流れから結構離れているのでやむを得ない。早速始める。相変わらず沈黙が続く。今日はいつもより濁っている。
テトラの付近は茶色に濁っている。大型の船でも通っていったのだろうか。濁りの切れている場所まで移動する。

又始めるが沈黙は続く。水面はざわついた感じであるが、風は静かで日が照っていると暖かい。何の反応も無いまま昼食とする。
左手でやっていた3人組の投げ釣りの人たちは場所を変えたようなので、食後いつもの場所に移動する。

北防波堤の灯台付近にも、流水付近にも誰も居ない。あの3人組を除けば、釣り人は私を含め2人しか居ないのだ。
野良猫もやって来ない。沈黙は続く。流れがよどみ気味で根掛かりを起こしてしまった。表面の流れと底の流れが違っているようだ。

しばらくしてウキがもぞもぞとした動きを見せたが乗らなかった。エサのオキアミは全部無くなっていた。その後は又沈黙が続く。
3時半を過ぎたころ、ウキに明確なアタリを見せチビフグが釣れてきた。本日初めての獲物だ。とりあえずボーズは免れた。

しかし沈黙は続く。釣り人は北防波堤の灯台付近に一人しか残っていない。それでも黙々と続ける。
4時半を回り、灯台に明かりがともり始めたので本日は終了としよう。今日もチビフグ1匹という情けない結果に終わってしまった。

もう5月ころまで無理なのかも知れないな。


2011年 2月11日


強烈な寒波が近付いてきているとの事なので、かなり寒いが今日も湊浜緑地公園付近へと出掛けるんでシュ。
風は一日を通して弱い予報なので、寒さをしのげば何とかなるだろう。駐車場には10台近い車が止まっている。

荷物を持って釣り場へ向かう。工場の煙突からはまっすぐに煙が立ち上っている。砂浜ではカレイ狙いの人が2人さおを出している。
そして、高い防波堤の上にも探り釣りの人が一人居る。いつもの場所の近くには2人の先客が入っている。

邪魔にならないように、その真ん中に静かに入ることにする。左手の人はフカセ釣りを、右手の人はチョイ投げ釣りをしている。
早速始める。水温は11度と変わらない。沈黙が続く。しばらくして左手にもう一人のフカセ釣りの人が入ってきた。

晩秋の時期の釣り方をしているようだ。少しして沈みテトラの近くでウキが沈んだ。すかさずアワセたが、カキ殻でも掛けたようだ。
上がってきたのは何と良型のカニだ。水面まで引き上げてどうしようかと悩んでいたら、エサを離して沈んでいってしまった。

食べてもおいしそうなサイズだったがそのまま続ける。お昼を過ぎ、天気が良くなってきたので、釣り人が増えてきた。
流水近くに2人、北防波堤の赤灯台付近に5人くらいの人が新たに加わったようだ。更に野良猫もやって来た。

だが、“目クチャ”の姿はしばらく見かけない。死んでしまったのだろうか。食後又始める。風が少し出てきた。
風が吹くとかなり寒い。沈黙は続く。右手のチョイ投げ釣りの人は既に帰ってしまった。何の反応も無いまま時間が過ぎていく。

やがて3時半を回りほとんど帰ってしまった。それでも続ける。4時半近くなり、灯台に明かりがともり始めたので終了とする。
今日はカニ1匹の姿しか見られなかった。悔しいので、次回もう一度頑張ってみよう。


2011年 2月 6日


この冬最後となる長男と一緒のカイズ釣りに、今日も湊浜緑地公園付近へと出掛けるんでシュ。
駐車場には7台くらいの車が止まっている。荷物をまとめていると、ワーム釣りらしき人に声を掛けられた。非常にまずい。

釣りを始める前に声を掛けられて、釣れたためしが無いのだ。残念だが仕方がない。まとめた荷物を持って釣り場へと急ぐ。
途中の高い防波堤の左端に3人、ずっと先の右端に一人探り釣りの人が居る。いつもの場所近くには落とし込み釣りの人が2人居る。

その2人と少し離れた場所で準備を始める。工場の煙突からは少しだが煙が出ている。水温は11度だ。
落とし込み釣りの人たちは流水に入ったので、こちらはいつもの場所に入って始める。日が差すと暖かいが、陰るとかなり寒い。

風はそれほど強くはない。長いこと沈黙が続く。2センチくらいのマメボラ数十匹が、テトラ近くで泳いでいるのが見える。
大きいサイズのボラの姿は見えない。沈黙は続く。潮は初めテトラと平行に流れていたが、やがて沖の方に向かって流れ出した。

ウミウの親子が近くで潜っている。ウキにわずかな反応が出たが乗らなかった。長男も同じで、沈黙状態が続いているようだ。
少しして長男にチビフグが来た。本日初めての魚だ。しかしその後は続かない。ここで昼食とする。

流水近くで2人、北防波堤の赤灯台付近で5人くらいの釣り人の姿が見える。落とし込み釣りをやっているようだ。
この時期にやっているという事は、釣れているのだろうか。さすがに野良猫もほとんどやって来ない。食後又始めるが沈黙は続く。

沈みテトラ近くでヒトデを掛けた。底は十分に取れているはずだが沈黙は続く。頻繁にウミウがやって来ては潜っている。
魚を捕まえた様子は無い。更に沈黙が続く。3時を過ぎたころから、日が陰り風が少し出てきた。

寒さが身にしみるようになってきた。それでも来ることを信じ、ひたすら投げ続ける。ほかの釣り人は皆帰ってしまったようだ。
4時半近くになり、灯台に明かりがともり始めたので本日は終了とする。長男も戻ってきたが、あのチビフグ1匹だけとのことだ。

5時間近く粘ったが、ヒトデ1個だけだ。本当に真冬のカイズ釣りは、ばくちみたいなものだ。もう一回くらいは挑戦してみよう。


2011年 2月 2日


2月の実績を残すつもりで、今日も湊浜緑地公園付近へと出掛けるんでシュ。
公園の駐車場は半分以上が雪と氷とで覆われている。手前側には結構車が止まっているので奥の方へ止める。

大半が散歩目的で釣り人は少ないようだ。途中、どこにも釣り人は見当たらない。ほとんど釣れないので仕方がない。
いつもの場所に着いたが、流水に一人と北防波堤の灯台付近に一人居るだけだ。工場の煙突からは煙がまっすぐに立ち上っている。

早速始める。少し寒いが風はほとんど無い。水温は12度と手ごろだ。もしかして、少しにやけてしまった。長いこと沈黙が続く。
ウキがもぞもぞと揺れたので、アワセてみたが乗らなかった。エサのオキアミが半分くらい無くなっている。

少しして、又もぞもぞと揺れ、オキアミの中程が食われた状態で戻ってきた。チビフグでも食っているのだろうか。
やがて、動きも止まり沈黙に戻ってしまった。ウミウの子供が近くで潜っている。魚は取れないようだ。そして親鳥も潜り始めた。

こんな状況ではほとんど可能性が無いので、少し休憩し昼食とする。流水付近では2人の人がボラのガラ掛けをやっている。
北防波堤の灯台付近には、落とし込み釣りの人を含め6人くらいの釣り人が居る。お昼近くになって、釣り人が集まってきたようだ。

陰になっている部分にはまだ雪が残っているので、テトラの上の移動は慎重にしないと危険だ。食後又始める。沈黙が続く。
テトラに張り付いている海草付近に、15センチくらいのボラが10匹ほど泳いでいる。30センチくらいのボラ3匹もやって来た。

少し離れた所で、2センチくらいのマメボラが数百匹水面近くを泳いでいるのが見える。更に沈黙は続く。
沈みテトラの脇を流している時、小型のウニが掛かってきた。魚ではないが本日初めての獲物だ。その後も沈黙は続く。

同じポイントを繰り返し流す。流れが少し緩やかになってきた。マキエの流れも緩やかだ。少ししてウキが止まって動かなくなった。
すかさずアワセを入れる。根掛かりみたいに動かない。静かに聞いてみると、ゴンゴンと引き始めた。きたぁーー。

紛れもなくカイズ独特の引きだ。姿はまだ見えないがカイズであることを確信する。
2回3回と突っ込む抵抗を見せながらも上がってきたのは、40センチくらいの大型カイズさんでシュ。

タモ入れに少し手間取ったが、無事ストリンガーにつなぎ更に続ける。又々沈黙が続く。しばらくして潮の流れが速くなった。
マキエもすぐに流れていってしまう。そうこうしているうちに4時を回ってしまったので、少し早いがここで終了とする。

2月に入ってもまだ可能性が残っているみたいなので、もう少し頑張ってみよう。

大型のカイズさん ・・・2月の実績を残すことが出来た、42センチの大型カイズさんの写真です。
前回はおいしく頂いたので、今回はリリースすることにしました。・・・



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