カイズを釣ろうとした日
2011年 1月の日記
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2011年01月25日
2011年01月18日
2011年01月09日
2011年01月05日
天気予報によると、一月中に釣りが出来そうな日は今日だけのようなので、湊浜緑地公園付近へ出掛けるんでシュ。
先日に比べると風は若干弱そうだが寒さは同じくらいだ。公園の駐車場には10台くらいの車が止まっている。
大半の人は砂浜での散歩のようだ。駐車場にも野良猫が居る。持ってきたドッグフードを分けてやるが、なめるだけで食わない。
ぜいたくな猫だ。釣り場へと向かう。いつもの場所に着くまで、途中には誰も居ない。流水に一人と北防波堤の灯台付近に一人居る。
早速始める。工場は動いているようだが水温は10度しかない。日が差しているので少しは暖かいし、風もそれほど強くはない。
沈黙が続く。流水ではボラのガラ掛けをやっているようだ。少ししてウキがもぞもぞし始めたが、ハリには掛かってこない。
オキアミが半分ほど無くなったが、その後反応は止まった。別な野良猫が近くで座っている。声を掛けるとそばへ寄ってきた。
ここの野良猫たちは人に慣れているようだ。沈黙が続くので、ここで昼食とする。野良猫が付いてきたので少し分けてやる。
流水の釣り人は帰ってしまったようだ。北防波堤の灯台付近にはまだ一人残っている。寒いし、釣れないし、どうしようもない。
食後風が強くなってきたので、左手の水面近くまで下りて風を避けながら続ける。雪が舞ってきた。やがて本降りになってしまった。
沈黙が続く。潮の流れがテトラと平行になってきた。やがて雪がやみ、日が差し始めていい雰囲気になってきた。しかし何も来ない。
沈みテトラの付近を何度も流す。15センチくらいのボラが、テトラに張り付いている海草のすきまでホバリングしている。
更に30センチくらいの中型のボラがその付近を行ったり来たりしている。しばらくしてウキがひったくられるように沈んだ。
先ほどのボラでも食い付いてきたのか。それにしては引きがずしんずしんと重い。半分ほど上がってきたが反転して又潜っていく。
少し茶色っぽいが銀色に光っている。きたぁーー。潜っていったまま上がってこない。又バラシてしまうのか、不安がよぎる。
運良くテトラから離れていったので、何とかタモに収めることが出来た。大型のカイズさんでシュ。タモに入れはしたがかなり重い。
タモもしなっている。ストリンガーにつなぎ、更に続ける。先ほどマキエをまいておいたので近くに居れば食ってくるはずだ。
だが、すぐに潮の流れが変わってしまった。沖側へまっすぐに流れている。少ししてチビフグが来た。本日2匹目の獲物だ。
近くに居た猫にやったが見向きもしない。流水にボラのガラ掛けの人が入った。そして北防波堤の灯台側には誰も居なくなった。
更に沈黙は続く。やがて4時半近くになり、灯台に明かりがともり始めたので本日は終了としよう。
もう半月くらいは可能性が残っているのかも知れない。次回も又頑張ろう。
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・・・ひったくるような引きを見せた、47センチの大型カイズさんの写真です。・・・ |
強い寒気が居座っている中、今日も湊浜緑地公園付近へ出掛けるんでシュ。
今朝犬と散歩をしている時はほとんど無風状態だったが、今は風が吹いている。駐車場には7台くらいの車が止まっている。
釣り人2人が戻ってきた。望み薄のようだ。荷物を持って釣り場へと向かう。更に、途中でもう一人の釣り人が戻ってきた。
いつもの場所に着いたが、釣り人は北防波堤の灯台近くに一人居るだけだ。早速準備を始める。工場の煙突からは煙が出ている。
水温は12度近くあるが、何しろ風が強い。そして寒い。流水付近に一人の釣り人が入った。棒ウキが風で45度に傾いている。
やがて白波が立ち始めた。投げ入れるのがやっとだ。30分ほどして、ウキがもぞもぞと動いたような気がした。静かに聞いてみる。
何も反応が無い。オキアミが半分ほどちぎれている。もしかしてカニの仕業か?。たまに風が収まるのでそのまま続ける。
いつもとは違う野良猫が、先ほどから近くでたたずんでいる。やがてどこかへ行ってしまった。
少しして、ウキが沈んだままで上がってこない。強風の中でもはっきりと分かる。すかさずアワセるがゴミみたいな変な引きだ。
それでも間違いなく魚の引きだ。ひらひらと上がってきたのは手のひらサイズのマガレイだ。猫が居ないのでそのままリリースする。
何はともあれ気分的にやる気が出てきた。午前の部はここで終了とし、昼食を取る。野良猫が4匹集まってきた。
一切れずつ分けてやる。流水の釣り人は帰ったようだが、灯台近くには一人残っている。相変わらず風は強い。又始める。
強風にも慣れてウキの反応が分かるようになったが、反応は全く無い。たまにもぞもぞとした揺れはあるが、ハリには乗ってこない。
3時半を過ぎ、少しなぎてきた。ウキは見やすくなったが反応は無い。4時近くに顔見知りのフカセ釣り師が様子を見にやって来た。
最近の状況などを話した後、帰っていった。その後も続けるが反応は無い。頑張りはしたが、水温が少し高かっただけに残念だ。
灯台に明かりがともり始めたので本日も終了とする。今月一杯は可能性が有ると信じて、次回又頑張ろう。
『二度あることは三度ある』を信じて、今日も湊浜緑地公園付近へ出掛けるんでシュ。
長男の初釣りに同行するような格好になってしまったので、何とか1匹釣ってほしいと願っての釣行でもある。
午後のなぎを狙い、若干遅めの出発だ。公園の駐車場には20台近い車が止まっている。もしかして込んでいるのか?。
荷物を持って釣り場へと向かうが、途中誰一人として釣り人の姿は見えない。いつもの場所近くには先客が2人居る。
そこで先へ進み、少し離れた所に陣取る。野良猫の“目クチャ”とその子供の縄張りらしく、すぐに鳴きながらやって来た。
工場から一応煙は出ているが水温は10度だ。そのままにしておいたら9度に下がっている。長男は右側で、私は左側で始める。
長い間沈黙が続く。木っ端グレの姿は今日も見えない。しばらくしてテトラの際でアナハゼが来た。すぐに野良猫にくれてやる。
“目クチャ”の子供がくわえてどこかに持っていってしまった。1時を回ったころ先客2人が帰るようだ。
ここで昼食とし、食後は左手へ移動することにする。流水に2人、灯台付近に5人くらい人が居る。それにしても今日はかなり寒い。
風が吹いて、日が陰るとなおさら骨身にこたえる。いつもの場所に移り、又始める。しかし、ここは何か雰囲気が違うのだ。
潮の流れが沖側の方へ向いている。上げ潮のはずなのだが、潮の流れはまるで逆向きだ。これでは魚も近くに寄ってこないだろう。
“目クチャ”にやるものが無いまま、3時を回ってしまった。少ししてチビフグが来たが、これには見向きもしない。
流水付近に落とし込み釣りの2人組が入ってきたが、あちこち移動している。彼らにも反応は無いようだ。
やがて3時半を過ぎたころ、なぎの状態に入った。風も弱くなり水面も穏やかだ。だが意に反して、全く何も来ない。
せめてボラでも来てくれれば良いのだが、魚の反応は全く無い。4時を過ぎ、灯台に明かりがともったのでそろそろ終了とする。
長男も戻ってきたが、チビフグ3匹だけだとのことである。先日本当に釣れたのか、と思うくらいの反応の無さだ。参ってしまう。
日を改めて再度挑戦してみよう。“目クチャ”に別れを告げ、帰途に就く。帰りの道は非常に遠かった。
遅ればせながら今年の初釣りに、今日も湊浜緑地公園付近へ出掛けるんでシュ。
駐車場には10台くらいの車が止まっている。荷物を持って釣り場へと向かう。途中、高い防波堤の上に探り釣りの人が一人居る。
目的の場所は空いている。流水に一人居るだけだ。準備をしていると、左手脇にワーム釣りの若者が入ってきた。
何もすぐそばでしなくても良いのになあ、と思いながらも準備を続ける。準備が終わり早速始める。水温は11度だ。
工場の煙は出ているが、あまり多くはない。左脇の若者は見かけと違い、意外におとなしい。マキエをまいても何も寄ってこない。
野良猫の“目クチャ”とその子供が鳴きながらやって来た。だが、やるものが無い。やがて猫は静かになった。
テトラの際の底付近に木っ端グレが数匹見えるが、マキエには全く反応しない。今日も本命の可能性があるのかな。
しばらく沈黙が続き、そろそろ昼食にしようかなと思っていたところへ、ウキにかすかな反応が出た。聞いてみる。魚の反応だ。
きたぁーー。ゴンゴンと引いている。間違いなくカイズの引きだ。やっと姿を現したが、何度見ても銀色の魚体は感動ものだ。
タモを差し出すと又潜っていく。やっとのことで上がってきたのは、35センチを超えるカイズさんでシュ。
すぐにストリンガーにつないだが、1時半を回っていたのでここで昼食とする。“目クチャ”たちも付いてきたので少し分けてやる。
左脇の若者は既に帰り、流水に2人と灯台付近に2人が居るだけだ。風は弱いが、かなりの寒さだ。指先がかじかんでいる。
食後又始める。少ししてチビフグが来た。本命は居なくなった。沈黙が続く。野良猫2匹がひざの上に乗って眠り始めた。
眠ると結構重く感じる。ウキの流れが止まった。アワセると少し軽めだが、横に走り出す。上がってきたのは中型のボラだ。
猫がしがみつくのでボラをくれてやる。まだまだいけそうだ。更に沈黙が続く。流水の人にカイズが来た。さおがしなっている。
その後1時間ほどしてウキに反応が出て重みを感じたが、ハリが外れてしまった。かなり食いが浅いようだ。又々沈黙が続く。
しばらくしてウキにはっきりと分かる反応が出た。きたぁーー。ゴンゴン引く。先ほどのカイズの引きよりは、かなり強い。
ラインをあまり出さないようにドラグを静かに押さえる。テトラの際を進んでいく。急に軽くなった。ハリスが切れてしまった。
ハリスは確認したばかりなのだが、傷でも付いていたのだろうか。本当に付いてない。やがて3時半を回り海は静かになった。
夕なぎに入ったのだろうか。無風状態でウキはほとんど動かない。こうなってしまうと、もう釣れないだろう。
その後も沈黙が続き、そして灯台に明かりがともり始めた。ここで本日は終了とする。
釣り人は灯台近くに一人残っているだけだ。猫と別れ、帰途に就く。
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・・・昼食にしようと思っていたところへ来た、38センチのカイズさんの写真です。・・・ |
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