カイズを釣ろうとした日
2010年10月の日記
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真冬並みの寒気団が去り平年並みの気温に戻ったので、今日も湊浜緑地公園付近へ出掛けるんでシュ。
公園の駐車場には10台くらいの車が止まってはいるが、釣り人の車は少ないような気がする。
砂浜、低い防波堤、高い防波堤、北防波堤の赤灯台付近、そして流水部分、一人として釣り人は居ない。
途中でいつもの野良猫が鳴きながらやって来た。早速準備を始める。準備をしていると、流水にメジナ狙いの人が一人入ってきた。
昨日に比べるとかなり暖かい。水温は22度くらいある。際にマキエをまいて少し沖側を狙う。
次第に木っ端グレが集まってきて、やがて数百匹の塊になってしまった。初めは食いが悪かったが、少しして入れ食い状態になった。
たまに野良猫の“目クチャ”に分けてやる。野良猫の親分がそばへ寄ってきているためかその場で食っている。3匹ほど集まっている。
少し遠投してみるが、すぐにマキエの周りでバシャバシャいっている。それでも木っ端グレの少ない所を探しながら続ける。
3センチくらいのマメフグが来た。続いてウキが急に沈み、45センチのサバが来た。マメフグの後のサバは結構大きく感じる。
しばらくして、やっとのことで15センチくらいのチンチンが来た。木っ端グレよりは引きが強い。
水面近くで反転した際のあの銀色の魚体は、どんなに小さくても感激ものだ。その後は木っ端グレだけだ。ここで昼食とする。
“目クチャ”も付いてきた。おにぎりを少し分けてやる。もう1匹も近くに居る。それにも少し分けてやる。
北防波堤の赤灯台近くにフカセ釣りの人が一人入っている。落とし込みの人も2人居る。そして右手遠方でも一人やっているようだ。
今日は釣り人が少ない。風も波も少なく、非常に釣りやすい。戻って又始める。休憩している間に木っ端グレが減ってしまった。
半分くらいの集団になっている。食いも渋くなって、なかなか釣れてこなくなり、空ハリ状態が多くなってしまった。
3時を回ってしまったので、マキエをやめてオキアミだけで続ける。やっとオキアミがそのままで戻ってくるようになった。
遠くに仕掛けを静かに投入し、マキエをかぶせてチャリコを釣り上げた。思い通りだ。
これは“目クチャ”にやる訳にはいかないので、注意しながらリリースする。
しかし1匹だけで、その後は又木っ端グレのえじきになってしまった。4時近くになったので本日はここで終了とする。
今日は多数の木っ端グレとマメフグ数匹、サバも数匹、それにチンチン1匹、チャリコ1匹の釣果だった。
大型の魚はまだ寄っていないようだ。いつになったら大きいのが釣れるのだろう。最後まで“目クチャ”は離れなかった。
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・・・いつもの野良猫“目クチャ君”の写真です。 もともとは飼い猫だったようです。少々のいたずらには我慢して、温かく見守ってやって下さい。・・・ |
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・・・チンチン君ではありますが、今年最後になるかも知れないので一応写真に撮りました。・・・ |
空模様が予報よりも好転し日差しもあって暖かいので、今日も湊浜緑地公園付近に出掛けるんでシュ。
駐車場には7台くらいの車が止まっている。荷物を持って釣り場へと急ぐ。
砂浜に釣り人は居ないが5、6人の人がそれぞれに遊んでいる。犬の散歩やゴルフ、波打ち際で遊んでいる人も居る。
その先の低い防波堤にも誰も居ない。高い防波堤の上には一人だけだが釣り人が居るようだ。
いつもの場所には投げ釣りの人が居るのでその先に陣取る。右手にフカセ釣りの人が一人居る。早速始める。水温は23度ある。
すぐにエサのオキアミが無くなった。木っ端グレが居るようだ。早々と根掛かりを起こしてしまった。
少ししてマキエに群がる木っ端グレの集団が見え始める。段々数が増えてくる。真っ黒くなってしまった。
マキエの少し先方に仕掛けを投入し、何とか木っ端グレを釣り上げた。若干サイズが大きくなっているような気がする。
右手のフカセ釣りの人が25センチくらいのメジナを釣り上げた。そろそろシーズンに入ったのか。しかし木っ端グレが続く。
ほとんど入れ食い状態だ。少ししてウキが急に沈んだ。すかさずアワセる。結構な手ごたえだ。
木っ端グレのそれとは比べものにならないくらい引いている。そして25センチくらいのメジナが釣れてきた。今季初のメジナだ。
写真に撮ろうと思ったが、先ほどからいつもの野良猫が魚を狙っているので、撮らずにそのままリリースする。
次に釣れた木っ端グレをやるとどこかへくわえて行ってしまった。その後も木っ端グレだけだ。ここで昼食とする。
左手の投げ釣りの人は帰ってしまったようで、その後に別な投げ釣りの人が入っている。
流水付近にはメジナ狙いの人が2人入っている。少し遠いので釣れているかどうかはよく分からない。
右手のフカセ釣りの人は腰掛けてやっている。その先にももう一人の釣り人が居るようだがさおしか見えない。戻って又始める。
相変わらず野良猫はそばに居る。そして木っ端グレだけが釣れてくる。マメフグが1匹来た。小型のフグと小型のメバルも来た。
どこへ投げても木っ端グレの群れが居る。遠投しても同じだ。段々と飽きてきた。今度は中型のサバだ。
投げてすぐに引けばサバで、底の方で引けば木っ端グレである。釣っては逃がしの繰り返しだ。際近くで根掛かりを起こした。
ちょうど良いタイミングなので、ここで終了とする。
相当な数の木っ端グレと中型のサバを釣り上げたが、大型の魚には巡り合えなかった。次回又頑張ろう。
カイズが期待出来る雰囲気になってきたので、今日も湊浜緑地公園付近へと出掛けるんでシュ。
駐車場には6台の車しか止まっていない。砂浜と低い防波堤には誰も居なかったが、高い防波堤の上には釣り人が一人居るようだ。
いつもの場所は空いている。流水付近では若者4人が釣りをしている。北防波堤の赤灯台付近にも3人の釣り人が見える。
早速始める。水温は21度だ。工場は動いていないようだし、当然煙も出ていない。水面は穏やかで、木っ端グレが集まってきた。
何か、今年は例年に比べて木っ端グレがかなり多いような気がする。木っ端グレが来た。木っ端グレが続く。ほとんど入れ食いだ。
投入ポイントを変えてみる。正面沖、右手手前、右手沖、左手手前、左手沖といろいろやってみたが、どこも木っ端グレだらけだ。
マキエをまくのをやめて様子を見てみるが、ほとんど変化は無い。ここで少し休憩し昼食とする。
いつもの野良猫は左手の若者たちの近くに居るようだ。その若者たちは何を狙っているのか、いまいち分からない。戻って又始める。
若者たちの一人が近くへ来て先端で釣り始めた。場所作りをしていたのだが、初心者みたいなのでこちらが場所を変えることにする。
右手に50メートルほど移動して又場所作りを始める。ここも木っ端グレがすごい。半端でない。
正面を境に左手が木っ端グレ、右手は中型のサバが釣れてくるようになった。そして正面でマメフグと小さ目のチャリコが来た。
大型の魚はまだ居ないようだ。やがて潮が引き始めてきて、根掛かりを起こしてしまった。潮の流れが若干変わったようだ。
底ぎりぎりで釣っているので、ちょっとした変化ですぐに根掛かりを起こしてしまう。浅くして続けるが食いが悪くなってきた。
ウキは沈むが釣れてこないのだ。段々やる気がうせてきた。それでも我慢して続ける。
やがて4時を回り少し暗くなってきた。灯台に明かりがともり始めたので本日は終了とする。
結局、チンチンすら来なかった。次回に期待しよう。
先日様子を見に行った湊浜緑地公園付近の状況を、今日は確認しに出掛けるんでシュ。
駐車場には10台くらいの車が止まっている。途中の砂浜ではカレイ狙いの人が2人ほどさおを出している。
低い防波堤には誰も居なかったが、その先の高い防波堤の上には5人くらいの釣り人が居る。
更に北防波堤の赤灯台付近にも5人くらいの釣り人の姿が見える。いつもの場所は空いている。左手に2人の釣り人が居るだけだ。
早速始める。水温は20度で比較的穏やかだ。すぐに木っ端グレが来た。木っ端グレが続く。しばらくしてマメフグも来た。
少しして、昨年の冬も遊んだ野良猫が鳴きながらやって来た。昨年もそうだったが、目に炎症でもあるのか目やにがすごい。
そこを除けばかわいいのだが、ちょっとかわいそうだ。釣れた木っ端グレを分けてやると、くわえて陰の方へ持っていった。
更に木っ端グレが続く。そして、木っ端グレより少し強い引きでチャリコが来た。15センチくらいの元気なチャリコだ。
その後は又木っ端グレに戻ってしまったので、ここで昼食とする。右手遠方にフカセ釣りの人が入っている。
左手の人たちは帰ってしまったようだ。北防波堤の赤灯台付近では腰掛けて落とし込み釣りをやっている。
野良猫も付いてきたので昼食のパンを少し分けてやる。食後又始める。相変わらず木っ端グレばかり釣れてくる。
少しして13センチくらいのチャリコが来た。その後は空ハリ状態に陥ってしまった。30分以上その状態が続く。
左手の近くに投げ釣りの人が入ってきた。何もこんなにすいているのに近くでやらなくてもいいのになと思いながらも続ける。
少しして、又木っ端グレが釣れ出し15センチ強のチンチンが来た。続いて同じくらいのサイズのチャリコも来た。更にマメフグだ。
その後は木っ端グレに戻り、やがて空ハリ状態になってしまった。4時近くになり薄暗くなってきたので本日は終了とする。
残念ながらカイズではなくチンチンだったが、それなりによしとしよう。今後が楽しみである。
天気が良いので愛犬の散歩を兼ね、今日は湊浜緑地公園付近の様子を見に出掛けるんでシュ。
公園の駐車場には20台近くの車が止まっている。犬を連れて海水浴場へと向かう。砂浜には釣り人は居ない。
5、6人の人が遊んでいるだけだ。犬の歩みに任せて更に進む。高い防波堤の上には5人くらいの釣り人が居るようだ。
釣り人の姿は一人しか見えないが、荷物は5箇所に置いてある。北防波堤の赤灯台近くにも5人くらいの釣り人が見える。
ワーム釣りや落とし込み釣りをやっているようだ。そして、いつもの場所近くでは老夫婦が投げ釣りを楽しんでいる。
工場は動いていないようだが排水は流れ出ている。その流水近くにメジナ狙いと思われる3人の釣り人が居る。
少しの間見ていたが、木っ端グレしか釣れないようだ。更に先へと進む。進入禁止の金網近くで若者が投げ釣りをしている。
まだ釣果は無いようだ。近くに置いてある猫の水を犬に飲ませ、戻る。本格的なメジナのシーズンインはもう少し先のようだ。
次に松ヶ浜漁港船だまりへも寄ってみたが、ちょうど40センチ強のカイズが釣れたところだ。カニエサによる落とし込み釣りだ。
フカセ釣りの人は見当たらない。落とし込みには興味が無いので、辺りを見てみる。ハゼとメバルとアイナメが釣れている。
型は小さいが、それなりに楽しんでいるようだ。おおむね90分のゆっくりとした散歩を終え帰宅とする。
最高気温が25度を超えるとの予報に、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへと出掛けるんでシュ。
珍しく15人以上の釣り人が居る。大半はサヨリ狙いのおじさんたちだ。いつもの場所は空いている。
すぐ左手に探り釣りの人が居るが邪魔にはならないだろう。左手角付近にはサヨリ狙いの人と投げ釣りの人が居る。
海水浴場側の防波堤の下にサヨリ狙いの人が数名居るようだ。早速始める。水温は22度ある。風も波も無いので非常に釣りやすい。
すぐに木っ端グレが集まってきた。少しして木っ端グレが釣れてきた。しかし数匹釣れた後、止まってしまった。
左手角のサヨリ狙いの人に中型サイズのサヨリが来たようだ。その人はその後もコンスタントに釣っている。
これだけ釣り人が多い理由が分かったような気がする。時々、木っ端グレが釣れてはくるがサイズは小さい。
やがて空ハリ状態に陥ってしまった。ここで昼食とする。見える範囲では、釣り人の数にほとんど変化は無い。
防波堤灯台付近の釣り人は結構増えているようだ。ポツリポツリとサヨリが釣れている様子だ。
ワーム釣りや投げ釣りの人には釣果が無いようだ。戻って又始める。少しして、木っ端グレに混じって小型のウミタナゴが来た。
大型のウミタナゴはどこへ行ってしまったのだろうか。サヨリは沖の方に居て、岸近くには寄ってこないみたいだ。
しばらくして5センチくらいの数百匹の小魚の群れが、水面近くを飛び跳ねているのが見える。どうやら青物に追われているようだ。
それを青物が食べているようで、あちこちでバシャバシャいっている。ジギングの要領でオキアミを引いてみたが来なかった。
あきらめて又始める。少ししてウキが沈み中型のサバが来た。さっきの群れはサバだったようだ。しかし1匹で終わってしまった。
サバの群れが小さかったのか、木っ端グレは相変わらず群れている。ただ群れは相当小さい。オキアミはそのままで戻ってくる。
しばし沈黙が続く。左手のサヨリ狙いのおじさんもアタリが遠のいたようで腰掛けてやっている。
潮が上がってきてはいるが、海が穏やかなのでしぶきも無く安定している。ただ魚が来ない。4時発の迎えの渡船が出て行った。
先ほどから曇ってきて、薄暗くなってしまった。灯台に明かりがともってきたので本日は終了とする。
今年はこのままで終わってしまうのだろうか。
前回のふがいなさを克服すべく、今日も青物釣りに長男と2人で出掛けるんでシュ。
午前5時ころに満潮なので、潮の心配をする必要は無いが少し早めに出発することにする。
前日にガソリンは用意しておいたので、食料を購入して船に乗り込む。今回は2度目の操船なのでそれほど心配はない。
北寄りの風が吹いているのだが進む方向と一緒なので、走っていると無風状態に近い。少し暑いくらいに感じる。
途中でカジキ狙いのクルーザーが3隻追い越していった。金華山方向へ向かうみたいだ。45分ほどで大根付近へ到着する。
早速魚探で群れを探すがなかなか見つからない。しばらく走り続けてやっと群れを見つけたのですぐに始める。
少ししてジグを追ってくる魚を見つけた。程なく長男に70センチのサワラがヒットした。久々に見る魚体は結構でかく感じた。
続いてイナダだ。もう1匹続く。私はというと、前回と同様にスクリューにラインを絡めてしまった。
船が流されているのでゆっくりスクリューが回っていて、引っ掛かるとまきついてしまうのだ。すぐに長男に切ってもらう。
その場でつなぎ直し、すぐに始める。しばらくして私にも70センチくらいのサワラがヒットした。今回は船酔いしないようだ。
その後は空振り状態が続く。少し場所を移動する。たまにサワラやイナダがヒットするだけだ。仙台新港沖へ向かうことにする。
沖で係留中の大型貨物船の近くで始める。魚探に若干の反応があったからだ。風が強くなっていて結構流される。
貨物船がすぐに遠くの方へ行ってしまうくらい流されるのだ。少ししてイナダがヒットした。続いて2匹目だ。
その後2人共にアタリが遠のいてきた。しばらくして更に風が強くなり白波が立ってきた。
経験上白波が立つと釣れなくなるし、第一危険な状態になってしまう。岸近くへ戻る。走り出すと風と波とでしぶきがすごい。
顔にまでしぶきが掛かり早く走れない。まるで木の葉のように揺れる。長い時間掛かり、やっと花渕灯台近くまでたどり着く。
もう続ける気力は無い。そのまま戻ることにする。水島を過ぎ、鐘島辺りでやっと静かになってきた。
船着場近くなってガソリンが切れたので補給する。あの波と風の強い中でなくて良かったと痛感する。
船着場に戻るとほとんど無風状態だ。陸と海との違いを思い知らされる。
今回はサワラ1匹とイナダ2匹だけの釣果だった。
あきらめの境地で、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへと出掛けるんでシュ。
浜にはサヨリ狙いのおじさんたちを中心に5、6人の釣り人が居る。いつもの場所で早速始める。水温は21.5度だ。
少しざわついている感じのする海だ。左手角の所には探り釣りのおじさんが入っている。始めてすぐに木っ端グレが集まってきた。
少しして木っ端グレが釣れてきた。2、3匹釣れると止まってしまった。どうもマメグレがついばんでいるようだ。
ポイントを変えると釣れてくるが、どこも数匹釣れると止まってしまう。ここで少し休憩し、昼食とする。
左手の海水浴場側にはサヨリ狙いのおじさんたちが入っているようだ。防波堤灯台付近にもサヨリ狙いのおじさんたちが居る。
そのほかワーム釣りの若者や投げ釣りの人が居る。戻って又始める。相変わらず木っ端グレだけだ。右手に前打ちの若者が入った。
テトラの頭の上でやっている。さすがは若者だ。怖くないのだろうか。おじさんたちは、たまにだが中型のサヨリを釣っている。
右手の沈みテトラの近くでウキが沈み中型のサバが来た。引きはそれほど強くないが、右へ左へと走るので結構疲れる。2匹続いた。
サバが暴れ回ったせいか木っ端グレの姿は消えてしまった。そして沈黙が続く。やがて少しずつ木っ端グレが見え始めた。
その後は空ハリ状態に入ってしまった。3時半を過ぎた辺りから、上げ潮で足元近くまで海水が来るようになってくる。
4時近くにもう1匹のサバを追加したが、それで終わってしまった。4時発の迎えの渡船が出て行ったのでここで終了とする。
結局40センチ強のサバ3本だけが今日の主な釣果だった。
早朝5時過ぎに階段をトントンと上がってくる足音で目が覚めた。犬かと思ったら長男だ。
先日小型船舶の免許を取得したので、青物釣りに行きたいとのことである。急ではあったが、今日も松島湾沖へ出掛けるんでシュ。
6時半ころ家を出て、途中ガソリンと食料を購入し船着場へと向かう。忘れ物が無いかどうか心配だ。
潮は引き気味だが、何とか出られそうなので荷物を積み込み出発する。長男が初めて操船するので、手順を教えながら沖へと向かう。
鐘島を左手に見ながら更に進む。松島湾最後のブイを過ぎた辺りで、やってみることにする。魚探で反応を見るが全く見当たらない。
しばらく探してみたが見つからないので、とりあえずやってみる。うねりは小さいが、風が強く波立っている。
船が風で結構流されている。30分くらいやってみたが何も来ない。そこで大根近くまで進むことにする。
波島と石巻湾が遠くに見える所で始める。しばらくの間何の反応も無い状況が続いたが、手元に手ごたえを感じた。
すかさずアワセる。かなりの大物なのか、なかなか巻き取れない。ん!、何かおかしいぞ。青物特有の引きが無いのだ。
よくよく見てみるとスクリューに絡まっているだけだ。恥ずかしい!。長男はあきれてそっぽを向いている。
エンジンを持ち上げ、ライン外しに掛かるが数回巻き付いている。これを外さないと話にならない。
船が波で揺れているので、巻き付いている部分を切り取って途中でつなぐ。つなぎ直して再開したが、今度は何か気持ちが悪い。
下を向いて作業をしていたので船に酔ってしまった。長男に悪いのでしばらく我慢して続けたが、どうしようもないので横になる。
長男は気が付いたようで帰ろうか、と言ってくれた。もう少しなら我慢出来るので更に続ける。しかし船酔いは回復しない。
長男も気分が乗らなくなり帰ることにする。横になっていると楽だが、初心者を一人で操縦させておく訳にはいかないので脇に立つ。
湾内の静かな水域まで来ると船酔いは収まった。港に戻り船着場の地面の上に乗るとすっかり落ち着いた。
長男に悪いことをしてしまったと猛省だ。ちなみに今回は全くのボーズだった。
今年も残すところもう3箇月しか無くなってしまったが、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへと出掛けるんでシュ。
浜には2、3人の釣り人しか居ない。いつもの場所は空いていたので、早速始める。水温は21度だ。
水の色はそんなに悪くないのだが、雰囲気的に本命の居る気配が無い。マキエに群がる木っ端グレの数はかなり多い。
木っ端グレというよりはチビグレに近いかも知れない。ほとんどハリ掛かりしそうにないサイズの魚だけだ。
しばらくして底近くで木っ端グレが来たが、その1匹だけだ。沈黙が続く。沖の方を数百匹のボラの大群が列を成して泳いでいる。
マキエには見向きもしない。ここで昼食とする。左手にサヨリ狙いのおじさんたちが入ってきたが、手持ちぶさたのようだ。
今年はサヨリでさえ、たまにしか釣れない。時々数匹の鉛筆サイズのサヨリが近づいてくるが、すぐに居なくなってしまう。
フカセ釣りの人は見当たらない。戻って又始める。相変わらず沈黙が続く。サヨリもボラも居なくなってしまった。
その後、潮が上がってきてしぶきをかぶるようになってきた。たまに木っ端グレやチビフグが来るだけだ。
やがて釣り人の姿が見えなくなってしまった。みんな帰ってしまったようだ。
3時半を過ぎ少し風が出てきた。これ以上やっても仕方がないので本日は終了とする。
今年はマメグレの数が非常に多くて、長い時間流しているとオキアミは全て無くなってしまう。
フグも困るが、マメグレにも手を焼いてしまうのだ。
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