カイズを釣ろうとした日

八木山動物園のトラ君



2010年 7月の日記

(それぞれの写真をクリックすると大きく表示されます。)



2010年07月30日
2010年07月28日
2010年07月26日
2010年07月22日
2010年07月20日
2010年07月16日
2010年07月13日
2010年07月11日
2010年07月09日
2010年07月07日
2010年07月05日
2010年07月01日


2010年 7月30日


近ごろ習慣になってしまっているので、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへと出掛けるんでシュ。
浜には釣り人は一人も居ない。かなり蒸し暑い。早速始める。水温は27度くらいある。定番のチビフグが来た。

今日も苦労しそうだ。数匹のボラがマキエに反応し出した。チビフグかハリ無しが続く。少ししてウキが静かに沈んだ。
そっと聞いてみる。グンとした手ごたえだ。しかしすぐに右側に走り出した。やっぱりボラか?。

上がってきたのは60センチ弱のボラだ。頭を静かにコツンとたたいてからリリースする。その後もチビフグかハリ無しだ。
ここで少し休憩し昼食とする。向かい側の堤防に釣り人が2人居るだけだ。見物人もほとんど来ない。

食後、戻って又始めるが状況は変わらない。やがて3時を回り、やる気が薄れてきたのでここで終了とする。
いよいよ8月に突入する。何とか1匹、欲しいものだ。


2010年 7月28日


7月もそろそろ終わりに近付いてきたが、めぼしい釣果の無いまま今日も菖蒲田浜漁港船だまりへと出掛けるんでシュ。
浜には釣り人が3人くらいしか居ない。海は少しざわついている感じだ。早速始める。水温は26.5度だ。

まずはチビフグが釣れてきた。その後もチビフグだけだ。少しして中型のサヨリが来た。今日も群れは見えない。
小さな集団が回ってきたのかも知れない。3匹ほど釣れた後又チビフグに戻ってしまった。後ろの方で声がした。

何か話し掛けられたようだ。振り向くと一人のおじいさんがそばに近寄ってきていた。
仙台新港の南防波堤をホームグラウンドにしていた人らしい。

彼の話しでは、海上保安庁の大型船の係留場所を造るために立ち入り禁止の柵を作り、更に警察官も巡回しているとのことである。
そういう訳で釣り場が無くなってしまい捜し歩いているとのことだ。だから南防波堤に最近人影が見当たらなくなったのか。納得。

しばらく話しをした後、向かい側の防波堤も見てみると言って去っていった。又始める。中層でボラらしき魚の陰が見える。
フグしか来ない。たまにハリも無くなる。1時を過ぎたのでここで昼食とし少し休憩する。釣り人は増えている。

フカセ釣りの人も何人かは居るようだ。でもワーム釣りの人の方が断然多い。戻って又始める。後ろに見物の人が時々来る。
しかしフグが釣れたのを見ると皆居なくなってしまう。正直なものだ。しばらくして一回り大きいサヨリが2匹来た。

チビフグは底でエサを食っているので、サヨリが近くに居ればまず釣れる。ただ群れは小さいようだ。
次第にハリを取られる回数が増えてきた。サヨリかチビフグだけで段々嫌になってきた。道具を壊す前に終了とする。

それにしても全く本命の気配すら感じられない。


2010年 7月26日


猛暑が一段落しそうなので、いこじになって今日も菖蒲田浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。
それでも浜はかなり暑い。防波堤の外側のテトラに渡れば、西寄りの風があるので結構涼しい。浜には釣り人が一人も居ない。

準備をしていると顔見知りのフカセ釣り師がやって来た。お互いかなりの物好きだな、と言いながらも準備を続ける。
私はいつもの場所で、彼は海水浴場側で釣り始める。水温は26.5度だ。すぐにエサが無くなる。やがてチビフグが釣れてきた。

今日もチビフグ様に悩ませられそうだ。ボラの集団が近くを通り過ぎていく。今回は珍しく岸際を通っていく。
しばらくして、ウキが勢いよく沈み中型のサヨリが来た。集団は見えないので、中層より下で食ってきたようだ。

2匹続いたが又チビフグになってしまった。今度は沖の方をボラの集団が泳いでいく。ここでちょっと休憩し昼食とする。
釣り人は少し増えているがワーム釣りの人がほとんどだ。戻って又始める。相変わらずチビフグだけだ。

少しして、又もや中型のサヨリが2匹続いて来た。群れが小さいのか、全く姿は見えない。
数日来の猛暑続きでサヨリの活性が上がってきたようだ。2時を回ったころに小雨が降ってきた。

小雨の降る中を頑張っていたが、顔見知りのフカセ釣り師が帰り支度を始めた。空がだいぶ暗くなってきたのでここで終了とする。
後片付けを終え家路を急ぐ。途中でどしゃ降りになってきた。もう少し長くやっていたら、このどしゃ降りをかぶっていただろう。

ちょうど良いところでやめたものだと痛感する。次回又頑張ろう。

ヤマユリの花 ・・・近くの伊保石公園で咲いていたヤマユリの花の写真です。
だいぶ散ってきましたが、まだつぼみを持っている株もあります。・・・
ヤマユリの群生 ・・・所々に群生しているヤマユリの写真です。
奥の方にはヤマユリのにおいがぷんぷんする所もありました。・・・
我が家の愛犬 ・・・ちなみに我が家の愛犬の写真です。
毎日のように散歩に連れてきているので、だいぶ慣れたようです。・・・


2010年 7月22日


うだるほどの暑さの中、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへと出掛けるんでシュ。
仙台新港の南防波堤ではカイズが調子良く上がっている時もあるようだが、それでもいつもの場所で挑戦するのだ。

浜に着いたが釣り人はほとんど居ない。早速始める。水温は26.5度だ。風も波もほとんど無い。
今日もダンゴ釣りとフカセ釣りでやってみよう。ダンゴを作り投入する。下げ潮で流れが少し速いみたいだ。

ウキが水面に出てくるころには結構流されている。オキアミはそのままで戻ってくる。2投目も3投目もそのままだ。
ダンゴでくるまずにそのまま投げてみたが、それでも食われずに戻ってくる。

しばらく様子を見ていたが全く食われないので、すぐにフカセ釣りに変更する。
マキエをフカセ用に作り直してみたがそのまま戻ってくる。しかし、しばらくしてチビフグが出てきた。こうなると手に負えない。

空ハリになるかハリを取られるかだ。少しして小型のアジが釣れてきた。フグよりも捕食が速いようで、居ればアジは釣れてくる。
数匹釣った後は又チビフグのえじきだ。ダンゴ釣りに変更出来ないのでそのまま続ける。たまにアジが来るだけでチビフグ一色だ。

ここで遅い昼食とする。相変わらず釣り人は数人しかいない。向かい側の堤防には見える範囲では誰も居ない。
菖蒲田海水浴場前の堤防にも人の気配は感じられない。戻って又始めるがチビフグだらけだ。

たまに遠くの方を数匹のボラが通り過ぎていく以外は、魚らしき姿は見えない。段々ハリを取られる回数が増えてくる。
これ以上やっても好転しそうにないので、本日はここで終了とする。しばらくはこういう日が続くのだろう。


2010年 7月20日


猛暑が続く中ではあるが、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。
立っているだけで汗がにじみ出てくる状態なので、右手の堤防に釣り人が一人居るだけだ。早速準備を始める。

釣り場へ道具を運ぶだけで汗だくだ。ただ、防波堤の外側のテトラに出ると風が適度にあり結構涼しい。
今日もダンゴ釣りとフカセ釣りを半分ずつやってみることにしよう。

水温を計るため水くみバケツで水をくもうとした時、ひもが切れてバケツが落ちてしまった。
すぐにタモで取ろうとしたが、テトラの下の方へ入ってしまいすくえない。あきらめてヒシャク入れで我慢することにする。

ダンゴを作り投入する。まだなじんでいなかったのかすぐにウキが出てきた。仕掛けを取り込むとオキアミがそのまま付いている。
ダンゴを練り直し続いて投入する。今度は1分ほどでウキが出てきた。その後、少ししてウキが沈んでチビフグが来た。

しばらくして、ウキが出てくる前にさおに引きが伝わってきた。アワセると小型のアジだ。3匹ほど続いたが、又チビフグになる。
ダンゴ作りも2回目なので、失敗は少なくなってきたように思う。やがて下げに入り流れが速くなってくる。

ダンゴも流されてしまい、なかなか思うようにいかなくなってくる。ここで少し休憩し昼食とする。周囲は釣り人が増えている。
防波堤灯台付近にフカセ釣りの人が2人も入っている。投げ釣りの人やワーム釣りの人も居る。

更に向かい側の堤防の上には5、6人の姿が見える。少し涼しくなったせいだろうか。戻って又始める。今度はフカセ釣りだ。
チビフグが続く。少ししてチビフグを掛けたので引いてくると、その後ろを1匹のダツが追いかけてくる。

何とチビフグをつついているのだ。必死に逃げようとするチビフグがかわいそうになったので、すぐに引き上げてやる。
丁寧にハリを外してやり、静かにリリースする。憎たらしいはずのチビフグも、どこかいとおしく見えてくるのは不思議なものだ。

その後もチビフグしか来ない。次第にハリを取られるようになってきた。どこへ投げても同じようなものだ。
今日もついに本命は近くに寄ってこなかった。あきらめて帰ることにしよう。防波堤灯台付近のフカセ釣りの人はまだ頑張っている。

そろそろ来ても良いはずなのだが、カイズ釣りは難しいなと改めて思う。


2010年 7月16日


丸々1箇月半釣果の無い状況が続いているが、それでも今日も菖蒲田浜漁港船だまりへと出掛けるんでシュ。
浜には相変わらず釣り人が少ない。防波堤灯台側に一人とその向かいの堤防に2人の釣り人が居るだけだ。

いつもの場所に入り準備を始める。今日は初めの2時間をダンゴ釣りでやってみようと思う。水温は25.5度ある。
上がったり下がったり、安定しないようだ。潮の流れは緩やかなので、ダンゴ釣りに適しているような気がする。

早速1投目だが、ラインをマキエヒシャクに引っ掛けてしまい見事に失敗してしまった。ダンゴだけが割れながら飛んでいく。
2投目は成功する。30秒ほどで浮き上がり、少ししてウキが沈みチビフグが来た。3投目、4投目も来たのはチビフグだ。

ダンゴ釣りをやってもチビフグだけだ。本命が近くに寄ってくるまで我慢するしか方法が無い。
ダンゴの着水点付近でオオガイの群れが戯れ始めた。ダンゴは効いているはずだがチビフグしか来ない。

そして、たまにだがハリを取られるようになってくる。これではフカセ釣りと変わらないような気がする。我慢して続ける。
ダンゴを握る腕が苦しくなってきたので少し休憩とする。周囲の釣り人は少し増えているようだが、大半はワーム釣りの人だ。

見に来る人は結構居るが、皆すぐに帰ってしまう。食後はフカセ釣りで始めたがチビフグだけだ。ハリを取られる回数が増えてきた。
我慢して続けるが本命の寄ってくる気配は無い。3時を回り段々嫌になってきた。少し早いがここで終了とする。

そこで隣の松ヶ浜漁港船だまりの様子を見に行くことにする。松ヶ浜漁港も同様で釣り人は少ない。フカセ釣りの人は一人も居ない。
サヨリ狙いのおじさんは一人居たが、釣れていないようだ。ほかの人たちは投げ釣りやワーム釣りをしている。

小さなクジメを釣って喜んでいる人も居る。防波堤灯台付近でやっている人に鉛筆サイズのサヨリが来たようだ。
しかし本格的に釣れている雰囲気ではない。やはりここもひと荒れ来ないと、状況は上向きにならないのだろう。

雲行きが怪しくなり、遠くの方で雷が鳴っている。本降りになる前に帰るとしよう。


2010年 7月13日


先日の疲れも抜け切らぬうちに、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへと出掛けるんでシュ。
浜に着くと、折悪しく一人のフカセ釣りの人がいつもの場所へ移動している最中だ。

左側の角辺りには顔見知りのフカセ釣り師が入っている。エサ取りの状況を聞くと、フグとアジが一杯居るとのことである。
やむを得ず、海水浴場側の端近くに入ることにする。早速始める。水温は22度と、少し低めだ。

流れの少ないよどんでいる感じの所なので、海草ゴミがたくさん浮いている。更に波で水中にも海草ゴミが舞っている。
すぐに海草を掛けてしまった。底は砂地なのでほとんど根掛かりの心配は無いが、ゴミを避けながらの釣りになってしまう。

少ししてチビフグが来た。ハリも取られた。そして空ハリ状態が続く。いつもの場所の様子を見てみたが、まだ頑張っているようだ。
フグ以外の魚は掛かってこない。緊張感が薄らいできた。角でやっていた顔見知りのフカセ釣り師が帰り支度を始めた。

比較的ゴミの少ない角近くへ移動する。いつもの場所と角との中間辺りにも、フカセ釣りの人が一人入っている。
3人並んで釣っているような格好だ。しかしフグしか来ない。ハリが残り1本になってしまったので、そろそろ終了とする。

今日も又フグが途切れることは無かった。そしてハリの交換で非常に苦痛な一日だった。


2010年 7月11日


田代島での磯釣り大会が中止になったので、今日は長男と2人で山形県の庄内磯へ出掛けるんでシュ。
昨日のお昼過ぎに"みなとや釣具店"から連絡が入り、強風によるうねりのため釣り大会は中止とのことだ。

せっかく準備をしていたのできゅうきょ庄内浜へ出掛けることにしたのである。結構遠いので1時起床の2時出発とする。
関山峠、月山道を経て5時半ごろに現地の庄内釣具店に到着する。すでに夜は明けている。

エサを買いながら最近の状況を聞くと、エサ取りが多くてかなり厳しいとのことである。覚悟して釣り場へ向かう。
途中、磯場の様子を見ていたが釣り人はほとんど居ない。有名な地磯も空いているのだ。相当厳しい状況のようだ。

国道7号線を南下して鼠ヶ関漁港へ到着する。鼠ヶ関漁港の北側の先端へ入ることにする。
横網地島にはダンゴ釣りの人が2人と探り釣りの人が一人居る。その先の南防波堤には投げ釣りの人が数名入っている。

御門島にも釣り人が一人見える。サザエ島の向かいの場所が空いていたので、そこに陣取る。早速始める。
適度に波があり、サラシも出来ている。水温は24.5度だ。その後、お昼過ぎには26度近くまで上がる。

岸際にマキエをまいて少し沖目を狙う。2投目からチビフグが来た。やっぱりエサ取りのフグが居るようだ。
チビフグに続きマメアジやチビアジも来る。マキエにマメアジの集団が団子状になって群がっている。

その中を数匹のチビフグが出たり入ったりしている。それが食っている。マキエの場所はそのままで、サザエ島近くを流してみる。
少しして15センチくらいのチャリコが来た。小さくてもマダイはマダイなので、引きは結構強い。

しかしすぐにチビフグやマメアジに変わってしまった。ここで遅い朝食とする。息子も同様にフグとアジで苦労しているようだ。
食後又始める。状況は変わらない。チビフグ、マメアジ、空ハリの繰り返しだ。しばらくして20センチくらいのチャリコが来た。

この引きは結構楽しめた。その後、もう1匹15センチくらいのチャリコを追加したがそれで終わってしまった。
12時近くになったので昼食とする。食後周囲の様子を見に行くが、ダンゴ釣りの人たちは帰ってしまったようだ。

フカセ釣りらしき人が一人居るだけで、ほかは投げ釣りの人たちだ。湾の中に投げている人に天ぷらサイズのキスが来た。
砂地の底を静かに引いてきて釣り上げたようだ。戻って又始める。しばらくして長男に何か大きな魚が来た。

右手のがけに阻まれて仕掛け一式を無くしてしまった。そこで私も右手の南防波堤側に移動する。かなり高い場所なので結構怖い。
ここも岸際はチビフグとマメアジだ。少し遠投してみる。中型のサヨリが来た。3匹ほど続いたが、その後姿を消してしまった。

チビフグとマメアジそして空ハリが続く。2時を回ったので、帰りの時間を考えてここで終了とする。荷物を片付け帰りを急ぐ。
国道112号線から山形自動車道に乗り家路を急ぐ。途中月山ICから山形北ICまでは無料化実験の試行区間のようだ。

更に進み東北自動車道、南部道路、東部道路と乗り継ぎ無事に自宅へ到着する。今回も釣果無しで終わってしまった。
これで連敗記録を一つ増やすことになってしまったのだ。まことに残念ではあるが次回又頑張ろう。

鼠ヶ関漁港 1 ・・・鼠ヶ関漁港南防波堤への上り口の写真です。
釣果が無かったので釣り場の紹介です。・・・
鼠ヶ関漁港 2 ・・・上り口の付近と駐車スペースを上から見た写真です。・・・
鼠ヶ関漁港 3 ・・・同じく南防波堤へ向かう通路の写真です。・・・
鼠ヶ関漁港 4 ・・・人気のある地磯も、寒クロの時期ではとても考えられないくらい閑散としていました。・・・
鼠ヶ関漁港 5 ・・・今回の釣り場である、サザエ島を正面にした地磯の写真です。・・・


2010年 7月 9日


11日に予定されている釣り大会の勢いを付けるため、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。
浜には釣り人がほとんど居ない。浜全体で3人くらいしか居ないのだ。防波堤灯台付近に一人と、向かい側の堤防に2人居るだけだ。

早速始める。水温は25.5度もある。すぐに空ハリ状態に陥ってしまった。少しして、やっとチビフグが来た。
ただ、先日と違い少しはオキアミが長持ちしているようだ。チビフグが続く。

水面近くを1匹の中型のダツがゆっくりと泳いでいるのが見える。やがて姿を消した。しばらくしてウキが勢いよく消し込まれた。
上がってきたのはカンパチの子供だ。20センチ強の魚だが引きは結構強い。その後は空ハリとチビフグだ。

その後もう2匹カンパチの子供を釣り上げたが、それ以上大きな魚は来なかった。ここで昼食とする。
釣り人は少し増えたようだが、それでも10人は居ない。向かい側の先端でやっていたサヨリ狙いの人は帰ってしまったようだ。

戻って続ける。またもや空ハリとチビフグだ。3時まで続けたが、残りの2時間を左手角でやってみることにする。
少し波が出てきたようだ。たまにしぶきが掛かる。ここでもチビフグと空ハリだ。少ししてウキが静かに沈んだように見えた。

すかさずアワセる。かなり重い。残念ながら根掛かりだ。なるほど重い訳だ。少し浅くして続ける。
空ハリの時間が長くなってきた。チビフグすら来なくなってしまった。左手の海水浴場側にフカセ釣りの若者が一人入ってきた。

段々ただ単に投げ込むだけになってしまったので、この辺で終了とする。フカセ釣りの若者はまだ頑張っている。
勢いを付けるどころか意気消沈してしまった。


2010年 7月 7日


平日ではあるが長男と2人なのでちょっと遠出をして、今日は石巻市の狐崎浜周辺へ出掛けるんでシュ。
混雑が予想されるので、早朝組の帰る午後を狙い10時半ころに出発する。出発して間もなく車の中で蚊に食われてしまった。

道具を積み込んでいる際に車のドアを開けていたので、その間に入ったようだ。すぐに殺したがかなり縁起が悪い。
途中でオキアミや昼食を買い入れ、12時過ぎに目的地に着く。ところが意に反して駐車している車が1台も無い。

不安が胸をよぎる。もしかして釣れていないのか。荷物を持って釣り場へと向かう。途中の獣道は草が生い茂っている。
人の通った気配は感じられない。更に進み先端部分に着いたが、周囲を見渡しても釣り人は誰も居ない。

この時期は平日でも一人や2人は居るはずなのに一人も居ないのだ。少し拍子抜けだが早速始める。水温は24度ある。
突端近くのサラシの出ている所に長男を入れ、その手前で釣ることにする。まずは岸際から始める。

風は弱いがうねりがあるので、たまに波がはい上がってくる。さお1本半くらいの深さから探ってみる。
20センチくらいのウミタナゴが来た。そして一回り小さなオキタナゴが続く。マキエの下の方にタナゴの群れが確認出来る。

相当の数のタナゴが集まっている。少ししてチビアジも来る。エサが底に着く前に食われてしまっているようだ。
少し遠投してみる。始めはタナゴが来るがすぐに空ハリ状態になってしまう。フグの数は少ないようだが、タナゴの数は半端でない。

マキエの下で真っ黒な塊になっている。釣れてくるタナゴは卵を持っていて、腹はかなり膨れている。
掛かったタナゴは静かに海に戻してやる。遅い昼食をとった後更に続ける。長男は場所を移動したようだ。

少しして多少強い引きを感じたが、上がってきたのはキュウセンだ。その後は又空ハリ状態が続く。
場所を少し陸地側の方へ移動する。しかしここでもタナゴやフグだけだ。釣り人の居ない訳が納得出来た。

以前、手前側にあった養殖棚が撤去されている。そのせいだろうか。6時過ぎまで粘るがついに本命は来ない。
長男もタナゴで苦労したとのことである。残念だが仕方がない。次回又頑張ろう。


2010年 7月 5日


カニエサによる前打ちや落とし込みでの釣果は承知しているが、それでも今日も菖蒲田浜漁港船だまりへ出掛けるんでシュ。
最高気温が30度に近いためか釣り人はほとんど居ない。防波堤灯台側の堤防には誰も居ない。向かい側の堤防に2人居るだけだ。

いつもの場所で早速始める。水温は24度くらいだ。水温計の調子がおかしいので正確な温度は分からない。
毛細管の中のアルコールが途切れて分断しているのだ。後で直しておかないと使い物にならない。風は比較的弱いが向かい風だ。

そして、うねりも少しあるのでしぶきが掛かってくる。すぐにチビフグが来る。その後ハリが無くなる。
今日も苦戦しそうだ。しばらくして数匹のサヨリがウキの周囲を回っている。すぐに居なくなる。空ハリ状態が続く。

表層付近にはほかの魚の姿は見えない。どこもチビフグで一杯だ。本命が近寄ってくるのを期待して、マキエをウキにかぶせる。
しかし一向にその気配は無い。ここで少し休憩し昼食とする。相変わらず、こちら側の堤防には誰も居ない。

向かい側の堤防には4、5人の人が居る。皆腰掛けてやっているようだ。釣れていないのだろうか。
戻って又始めるが、状況に全く変化は無い。引き続き、弱い向かい風が吹いている。東寄りの海風なので涼しくて気持ちが良い。

チビフグ以外の魚は何も来ない。付けエサも全て無くなる。2時を回ったので、気分を変えるため海水浴場側へ移動してみる。
しかしこちらもチビフグの猛攻だ。前の所よりもっとひどく、ハリが持たない。次々に取られてしまうのだ。段々いやになってくる。

持ってきた20本近いハリが全て無くなる。少し早いがこの辺で終了としよう。結局、今日はフグ以外の魚は何も来ない。
やっぱりフカセ釣りは、この時期不利なのだろう。でも、フカセ釣りで頑張るぞ。


2010年 7月 1日


相変わらず条件は悪そうだが、今日も菖蒲田浜漁港船だまりへと出掛けるんでシュ。
浜に向かう前に宮城釣り場ガイドに載っているクロダイポイントのうち、途中の2箇所を見て回ることにする。

1箇所目は宮城海上保安部の船舶係留場所向かいの角で、観光桟橋の反対側の端部分である。
投げ釣りのおじさんが一人釣りをしているが、そのすぐ脇で船舶給水の船員が忙しそうに仕事をしている。

ゆっくり釣りが出来る雰囲気ではない。次に貞山2号ふ頭の付け根付近へ向かう。テロ対策で、ほとんどの場所が立ち入り禁止だ。
まるでテロ対策の名を借りた釣り人排除の感が否めない。岸壁で作業をする人たちにとっては良いことなのだろうが。

かろうじて1箇所だけ入れそうな場所があるが、既に5人くらいの人が入っている。釣りの出来そうなスペースは見当たらない。
仕方がないのでいつもの菖蒲田浜漁港船だまりへ向かう。ここのところ釣果がほとんど無いせいもあって、釣り人は極端に少ない。

左手の角に探り釣りのおじさんが一人居るだけだ。それもあきらめモードだ。せめて最初だけでも気合いを入れて臨むことにする。
早速始める。水温は23.5度ある。海は相変わらずどんよりとしていて、まるでよどんでいるような感じだ。

最近海草ゴミの量が減ってきたような気がする。海草ゴミを避けながら仕掛けを投げ入れる。エサのオキアミがすぐに無くなる。
少ししてチビフグが釣れてくる。本命は近くに寄っていないようだ。たまにハリを取られるが前ほどではない。

テトラのすぐ際でマメアイナメが来る。10センチくらいのかわいいアイナメだ。最近ふ化したばかりのちびっこのようだ。
しばらくして2匹の大型のダツが水面近くを寄り添うように、ゆっくりと泳いでいくのが見える。

そして少し沖の方では大型のオオガイが数匹、これも又水面近くを泳いでいる。平和そのものだと感じる。
波はあるが、風が弱いのでそんなにきついしぶきは掛かってこない。しかしチビフグしか釣れてこない。ここで昼食とする。

防波堤灯台近くにワーム釣りの若者が2人入っている。そして向かい側の堤防にはサヨリ狙いのおじさんたちが数人見える。
見る限りでは釣果は無いようだ。戻って続けるがハリを取られる回数が増えてくる。

しばらくチビフグを釣っているが、付けエサが残るようになってくる。少ししてウキがスッと沈んだので、アワセるとかなり重い。
本命とは引きがちょっと違うような気もするが、そのまま海草の方へ向かっていく。

グイグイ引くのでどうしようもない。そのままハリスを切って逃げていってしまった。姿を確認出来なかったのは非常に残念だ。
その後しばらくして又チビフグが釣れ始めた。何かは分からないが大型の魚が掛かったのだろう。

頑張って続けたがハリを取られる。この場所をあきらめ、先ほど探り釣りのおじさんが帰ったので、そこへ移ることにする。
少しの間付けエサがそのままで戻ってきたが、やがてチビフグが釣れてきた。ここもチビフグか。

しばらくの間チビフグを釣っていたが、時々付けエサが半分ほど残るようになってくる。
その後15分ぐらいは付けエサが残ってきたが、又チビフグが釣れ出した。雰囲気的には何か大型の魚が通過したようだ。

5時過ぎまで粘ったが、結局チビフグ以外の魚は来ない。今日は、ほんの一瞬だけだがチャンスはあったような気がする。



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